雑草の名前を調べる方法・特徴別の雑草の名前|庭/道端
更新日:2020年08月28日
庭「カタバミ」
庭に多くみられる多年草で、春から夏に発生します。中さ10~30cmのほふく根が枝分かれして、草取りをしても根が切れやすく、完全に除草するのは難しい種類です。繁殖力はとても強く、葉は複葉で長い葉柄の先にハート形の葉が三枚ついています。
春から秋にかけて、黄色い小花を咲かせ果実を付けます。果実は熟成すると破裂して、中から多くの種を弾き飛ばします。
葉の色が緑色のものをカタバミと呼び、紫色の葉を持つ種類を赤カタバミと呼びます。
道端「オランダミミナグサ」
道端なので見られるオランダミミナグサは、ヨーロッパ原産の雑草です。秋になると生えてきて、幼苗の葉は縁の広い楕円形をしています。葉はとても柔らかく、表裏に細かい白い毛が密生しています。
成長すると枝分かれをして、10~30cmの高さになります。茎は緑色か赤色になり、全体にけが密生しています。
茎を触るとベタベタとした感じで、3~5月ごろになると白花を咲かせます。
6月になると花は枯れて実を付けます。黄色い色の種子をもった果実が実り、5~10個の種をまき散らします。
雑草には名前がある
普段、雑草とひとくくりにして呼びますが、雑草には一種類ずつ名前がありました。雑草は海外から来た外来種が多く、どれも繁殖力がとても強かったです。ご紹介した雑草は、身近に見られる種類を厳選しました。
よく見かける雑草の名前を覚えて、庭に生えている雑草を観察してみましょう。
初回公開日:2018年01月10日
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