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【場所別】落花生の収穫時期の目安と育て方|家庭菜園

更新日:2018年01月12日

千葉県の名産、落花生。家庭菜園で作るのは難しそうに見えますが、実は育て方はそれほど難しくありません。本当に難しいのは収穫時期の目安を知ることです。土の中で実が成る落花生は、収穫時期のタイミングがわかりにくいので、逃さないようにするのがコツです。

【場所別】落花生の収穫時期の目安と育て方|家庭菜園

大阪

大阪での落花生の栽培は、植え付け時期が4月下旬から7月中旬で、収穫時期は10月上旬から11月中旬になります。大阪の周辺には落花生を収穫する観光農園もいくつかあり、サツマイモ掘りと同じ時期に落花生掘りも行っており、家族連れで賑わいます。

九州

落花生は、明治時代に国がアメリカから種を輸入して、広く栽培されるようになりました。しかし、九州では、それとは別に今の沖縄である琉球から伝わり、鹿児島県を中心に特産物となっていきました。

日本の南に位置する九州では、温暖な気候のため収穫時期も本州よりも早くなっており、7月下旬から8月中旬となっています。九州での落花生の栽培品種は炒って食べるとおいしい「中手豊」と茹でて食べるとおいしい「郷の香」です。

落花生の収穫時期と育て方

落花生はマメ科の植物です。インゲンや枝豆のように地上で実が成るのではなく、花が落ちた部分からツルが伸びて地中に潜り込み、実が成ります。そのため「落花生」と呼ばれるようになりました。

落花生は、ポイントをつかめば家庭菜園でも簡単に栽培することができます。採れたての実を茹でて食べると、まるで栗のようなほっこりとした味が楽しめます。

種から育てる

畑やプランターに落花生の種を直播きにする場合には、1箇所に3粒ほどの種を蒔きます。1㎝くらいの深さに蒔きます。落花生の種はしっかりしているので、種と土を密着させるために、軽く土を押し込んでやります。

種から芽が出てきたら、本葉が2~3枚になってから元気な苗を1本残して後は間引きしてやります。苗と苗の間が30~50cmくらいになるようにしましょう。

苗から植えると収穫率もアップ

落花生は他の野菜に比べると発芽率が悪く、種から育てるのが難しい植物です。家庭菜園で落花生を育てるなら、苗を購入したほうが確実に収穫できます。また、落花生の種は鳥の大好物です。蒔いたはずの種が発芽しないと思ったら、鳥に食べられていたというケースもあります。

苗を選ぶときに気を付けることは、本葉の枚数です。本葉が多ければ多いほど元気があってよさそうに思えますが、本葉の多い苗は根付きが悪いので、本葉の枚数は2枚のものを選ぶようにしましょう。

プランターで育てる場合

落花生は、プランターでも栽培することができます。その場合、注意したいのがプランターのサイズです。サイズはできるだけ大型で、深さが60㎝以上あるものを用意しましょう。落花生は地中に実が成るので、プランターが浅いとよく育ちません。土は、市販の培養土を使います。

水やり

落花生は、苗が根付くまではたっぷりと水を与えるようにしましょう。苗が根付いたかどうかは、葉が急に大きくなるのですぐにわかります。根が根付いたら、花が咲くまではできるだけ1回の水の量を少なめにします。落花生は乾燥に強い性質なので、あまり水を必要としません。

また、豆類は自分で養分を補う力があるので、肥料は少な目でも心配ありません。花が咲き始めるころに、化成肥料を1株当たり5gほど与えておけば十分です。

家庭菜園での落花生の収穫時期

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初回公開日:2018年01月12日

記載されている内容は2018年01月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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