観葉植物「アボカド」の育て方・枯れる原因|水やり/土/虫
更新日:2020年02月14日
待ちに待った発芽なのに、日に日に葉の色が茶色に変色していく様子が現れたときは要注意です。原因は種を土の中に埋めるときの種の洗浄力が不十分だったからです。
種の周りにこびりついている果肉をそのままにして土の中に埋めると、水を腐敗させて発芽を抑制させてしまいます。そして、腐敗した水を吸った種が発芽するときには毒が侵食しているので当然枯れてしまいます。種を埋めるときは流水で種の周りの果肉を十分に洗い落としてから埋めるようにしてください。
アボカドを越冬させるにはどうすればいいの?
観葉植物の大半はマイナス5度くらいまでの室温であれば越冬できるものもありますが、観葉植物としてのアボカドの場合は0度から5度までの室温であれば大丈夫です。木が1mになる幼木は冷感にあてないように室内でも段ボールで囲むかビニールをすっぽりかけて寒さから予防しましょう。
葉が枯れてきたら寒さに負けてしまったという知らせなので、窓際から離し、部屋の中心に置くなどの寒さ対策が必要となります。
種からアボカドを観葉植物に栽培する方法
アボカドの種は実は水耕栽培ができます。観葉植物としてのアボカドの根の張り方も観察できて瓶ごと壁にかければ素敵なインテリアにもなります。それでは観葉植物としてのアボカドの水耕栽培の方法をご紹介していきます。
水耕栽培の方法
観葉植物としてアボカドの水耕栽培をするときの注意点は、アボカドの「上」と「下」を見分けるところから始まります。
まず、アボカドを手に取ります。そうすると、少し尖っているほうと、丸くなっているほうが確認できます。少し尖っているほうからは芽が出ませんが、丸くなっているほうからは芽が出ますので、丸くなっているほうを下にして水耕栽培をしたい瓶の中にアボカドの種を入れます。
水は種の3分の1から半分くらいまで入れてください。爪楊枝を種の上から斜め差しします。差した爪楊枝が瓶のふちに引っかかることで、種が安定します。水は腐りやすいので夏場は朝と夕とこまめに変え、それ以外は一日一回を目途に変えるとよいでしょう。
自宅でできる観葉植物「アボカド」に挑戦しよう
いかがでしたでしょうか。今回は観葉植物としてのアボカドの育て方についてお伝えしてきました。観葉植物にアボカドという発想はなかなかありませんが、自宅でアボカドをインテリアとして育ててみることで生活に潤いが生じ、きっと毎日が楽しくなるはずです。この種から芽が出るのか、本当に実がなるのかわくわくしながら毎日を過ごすことができるでしょう。
そして、実がなった時はその喜びは数倍にも感じることでしょう。ぜひ、あなたも自宅で観葉植物としてアボカドの栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2018年04月13日
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