【男女別】ミニマリストの部屋の特徴・おしゃれポイント
更新日:2020年08月28日
「ミニマリストの部屋」に定義はある?
一言で「ミニマリストの部屋」と言っても、実際は、年齢や性別、ライフスタイル、好みや考え方によって、部屋の特徴は様々です。ここでは、そうした様々なタイプのミニマリストの部屋の特徴や、ミニマリストとして生活する上でのメリット、注意点などについてご紹介していきます。
ミニマリストに興味がある方、ミニマリストになってみたいと思っている方、もしくは、既にミニマリストを目指していろいろやっているけれど、どこかしっくり来ない。という方にとって、ご参考になれば幸いです。
そもそもミニマリストの定義ってなに?
部屋の物が何個以下ならミニマリストの部屋と言える?
では、部屋の中の物が何個以下ならミニマリストを名乗っても良いのでしょうか?100個以下?200個以下?実はそれは、人それぞれです。部屋に物がいくつ以上あるならミニマリストを名乗ってはいけない、などという決まりはありません。なぜなら、「これが自分の部屋にとっての最小限だ」と感じる物の数は、人によって違うからです。
もし、自分自身の最小限が100個だったとしても、1000個の物を持った人に対して「あなたはまだミニマリストではない」などと批判するのはナンセンスです。
ミニマリズムは、自由に快適に暮らすための一つの方法に過ぎません。「部屋に物を増やしてはいけない」という考えに縛られて不自由になってしまっては、本末転倒です。部屋にある物が少なければ優秀なミニマリスト、ということでもありません。自分にとってのミニマルを見極め、最も自由でいられる状態を優先することが大切です。
ミニマリストの部屋の特徴
ミニマリストの部屋はとにかく清潔
ミニマリストの部屋は清潔であることが多いです。物が少ないため、散らかりようがないからです。掃除の手間は、物が増えれば増えるほど増していきます。家具が多ければ掃除機がけの時に移動させなければならないものも多く、拭き掃除をしなくてはならない場所も増えます。
「そろそろ掃除をしなくてはならない」と思っていても、その手間を思うと面倒になってつい後回しにしてしまう……、という経験は、誰にもあるでしょう。しかも、掃除と掃除の間隔が空けば空くほど、汚れもひどくなるので、一度にかかる掃除の手間は多くなってしまいます。
一方、ミニマリストの部屋は掃除にかかる手間がとても少ないため、掃除に取り掛かるまでのハードルも、とても低いです。すると掃除の頻度も自然と上がり、1回あたりにかかる掃除の手間はますます少なくなります。楽に清潔な環境を保てるというのは、ミニマリストとして暮らす上での大きなメリットと言えるでしょう。
ミニマリストの部屋にはカーテンがない?
著書「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」で有名なミニマリスト・佐々木典士氏は、部屋にカーテンをつけていないそうです。あえてカーテンを使わず、部屋に射し込んできた朝日で目を覚ます、という生活をしているのだとか。言われてみれば確かに「光目覚まし時計」や「光を浴びて体内時計を整える」という健康法は、世の中に定着しています。
「朝日で目を覚ますことができるように」と、あえて部屋にカーテンを開けたまま就寝する人も、実際に割といます。また、結露がひどい部屋などでは、カーテンやカーテンに面した壁に、カビが繁殖してしまうこともあります。そう考えると、最初から部屋にカーテンを付けないという選択にも、一定のメリットがあります。
ただ、カーテンの役割は遮光だけではありません。遮音・断熱・花粉対策・防犯・プライバシーを守るなど、多岐に渡ります。当然のことながら、それが自分の部屋にとってカーテンが必要なものだと判断するのであれば、捨てる必要はまったくありません。物を残すか捨てるかの選択は、あくまで自分自身にとってそれが必要かどうかです。
ミニマリストの部屋は大きな家具がない?
ミニマリストと呼ばれる人々の部屋には、大型の家具が少ないという特徴があります。人によってはベッドやソファー、テーブルといった、ごくスタンダードな家具さえ置いていないということも。そういう人たちは、椅子やテーブルも、折りたたみ式の小さく軽量なものを使っているようです。
部屋に大型の家具がないということのメリットは、なんといっても、身軽であるということ、そして、地震発生時、家具によって死んだり大怪我を負うリスクが激減するということではないでしょうか。
日本の周辺には、約2000もの活断層があります。また、世界における日本の陸地面積はわずか0.25%にすぎないにも関わらず、世界中で起こるマグニチュード6.0以上の大地震の20%が日本付近で発生しています。日本に住んでいる以上、地震のリスクは常に考えておく必要があるでしょう。
もし、災害が原因でこれまで住んでいた部屋に住めなくなったら、否が応にも持ち物を最小限にしなくてはならなくなります。けれど、自分にとって最小限必要なものを見極めるのは、意外と簡単ではありません。日頃から自分にとって最低限必要なものは何かを理解しているミニマリストは、災害時も素早く次の行動をとることができます。
ミニマリストはいつでも引っ越しできる
通常、引っ越しというのは誰にとっても大仕事です。引っ越しの前から何日もかけて準備し、引っ越しが終われば、また何日もかけて荷解き。それでなくても住環境が変化することは人間にとって大きなストレスをもたらすものです。その上、大荷物を纏めたり荷解きしたりする重労働をしなくてはならないのですから、引っ越しがきっかけで、うつ病になってしまう人がいるという話にもうなずけます。
しかし、ミニマリストにとっては、引越しはとても簡単なものです。前出のミニマリスト佐々木典士氏は、実際、電気や洗濯機を外すといった大がかりな作業を含めて、30分で引っ越しを終えたことがあるといいます。
一人暮らしの学生や単身赴任の会社員など、数年で今住んでいる部屋を引っ越すことが決まっている人は、ミニマルな生活を心がけておくことで、引っ越しの際、作業がかなり楽になるでしょう。
ミニマリストの部屋をシンプルにしてくれる強い味方はこれ!
ミニマリストの部屋から本棚をなくしてくれたのは電子書籍
ミニマリストが愛用しているもののひとつに、Amazon kindleなどの電子書籍用端末があります。片手に収まるたった1つの端末から、数百、数千、数万という書籍にアクセスすることが可能な電子書籍は、部屋に置く物を最小限に抑えたいミニマリストにとって、もはや必需品です。
また、紙の本であれば、外出時に何冊も持ち歩くことはできませんが、電子書籍であれば、自宅以外の場所でも、何冊でも本を読めるというメリットもあります。移動中の新幹線の中で漫画を10冊読破するとか、出張先や旅行先でお気に入りの小説をシリーズで読むといったことも可能です。
一台で何役もこなすPCやスマホはミニマリストの必需品
初回公開日:2017年09月18日
記載されている内容は2017年09月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。