【男女別】ミニマリストの部屋の特徴・おしゃれポイント
更新日:2020年08月28日
ミニマリストは10着も服を持たない
数年前「フランス人は10着しか服を持たない」という本がベストセラーになりました。たった10着の服で毎日をおしゃれで快適に過ごしているパリジェンヌの生活を描いたその書籍は、たくさんの洋服を持ちながらも何を着て良いか分からず、日々悩んでいる日本の女性にとって、とても興味深いものだったのでしょう。
季節ごとに様々な新作ファッションが雑誌やテレビ、インターネット上で紹介される環境で暮らしていると、「いつも同じ服を着ているのは恥ずかしい」「洋服にはバリエーションが必要だ」と、いつのまにか思い込んでしまいます。クローゼットに入りきらないほどの服を持っているのに、季節が変わったからというだけの理由で服を増やしてしまう私たち。無造作に増やしてしまった服の中には、「正直微妙……」というものも、結構紛れ込んでいるのではないでしょうか。
ミニマリストは、自分のクローゼットから「正直微妙……」と思う洋服は潔く処分してしまいます。そうすることで、自分にとって本当にお気に入りの服、似合う服だけがクローゼットに残り、毎朝「何を着て行こうか」と頭を悩ませる時間を、削減することができるのです。
私服を制服化!
制服があれば、朝、洋服を選ぶ手間が一切かかりません。ミニマリストは、特に職場などで制服が指定されていなくても、自分の私服を制服化している人は多いです。毎日同じ格好をすることに抵抗がある場合は、いくつかのコーディネートをあらかじめ作っておき、ローテーションで回していくようにすれば、洋服のコーディネートに頭を悩ませる時間を少しでも減らすことができるのではないでしょうか。
一人暮らしのミニマリストの部屋にあるもの
寝具一式
持ち物が少ないミニマリストの部屋にも、置かないわけにはいかない家財道具が、いくつかはあります。そのうちの1つが寝具です。布団もなしに床に転がって眠るというわけにもいきませんから、当然、布団やマットレスなどは、ミニマリストの部屋にも置いてあります。
中には布団を使わず寝袋を使うという強者もいますが、寝袋も一つの寝具ですから、やはり寝具はミニマリストが部屋に置いている数少ない家財道具の1つと考えて良いでしょう。
最小限の食器や調理器具
部屋で一切自炊をしないという人であれば、ミニマリストかそうでないかにかかわらず、食器や調理器具をほとんど持っていないということもあります。逆にがっつり自炊をする場合は、ミニマリストであっても家調理器具や食器を持っていることもあります。
ミニマリストが持つ食器は大抵が一人分です。一人暮らしであるにも関わらず、来客用としてたくさんの食器を持っている人もいますが、実際、平日の朝から晩まで働いている一人暮らしの部屋で、そんなにたくさんの人と飲み食いする機会など、それほどありません。来客があるときは自分の部屋ではなく外食と割り切ってしまえば、たくさんの食器や調理器具を持つ必要はなくなります。
最小限の衣服
部屋の持ち物を極限にまで減らしたミニマリストとはいえ、おしゃれを捨ててしまったわけではありません。むしろ、自分に似合うものを吟味に吟味を重ねて厳選した、数少ないラインナップを着回すミニマリストは、「たくさんの洋服を持ちながらも着るものがない」「何を着て良いか分からない」と悩んでいるような人たちより、よほどおしゃれかもしれません。
もちろん、それほどファッションにこだわりはなく、着心地の良いものや、汎用性の高いデザインの洋服を最小限に揃えているミニマリストもいます。ファッションに関しては、ミニマリストにも様々なタイプがいます。
電子書籍端末
電子書籍が登場するまでは、本好きにとって、本が最も部屋中で場所を取るアイテムでした。人によっては数千冊の本を所有し、本棚に収まりきらないものが部屋の床に溢れている、ということも会ったことでしょう。けれど、そんな状況も、電子書籍の登場によって一変しました。
たったひとつの小さな端末から、何百何千何万という本にアクセス出来るようになったのです。部屋から大量の本が姿を消した代わりに、ミニマリストの部屋には電子書籍を閲覧するための端末が置かれるようになりました。
サイフやスマホ、鍵
持ち物が少ないミニマリストは、外出時の荷物も割と少なめであることが多いですが、そんなミニマリスとであっても、サイフやスマホなどの最小必要減の小物は携帯しています。特に、スマホやタブレットは、ミニマリストにとって複数の役割を果たす重要なものです。
本来の電話やメール、ネットといった用途の他にも、時にカメラとなったり、支払をするためのクレジットカードになったり、音楽プレーヤーになったり、ボイスレコーダーになったり、本になったり、ドラマや映画の再生機器になったりもします。
サイフは、割と小ぶりで薄いタイプのものを使っている人が多いようです。「なるべく身軽でいたい」と考えるミニマリストですから、よほどこだわりがあって「どうしてもこのサイフでなくてはダメ!」というものがなければ、わざわざ重くて嵩張るタイプのサイフは選びません。また、札入れと小銭入れを分けてふたつ携帯するというようなこともありません。
ミニマリストはとにかく持ち物を減らしたいわけですから、人によっては、部屋の鍵も、わざわざキーホルダーを付けてサイフと別々に持ち歩く、なんてことはせず、キーケースを兼ねたサイフなどを使って、すべて一体化させて携帯していることもあります。
男性・女性別のミニマリストの部屋の特徴
男性ミニマリストの部屋の特徴
かつては男性は、女性に比べて、それほど身なりやおしゃれについて気にすることはありませんでした。また、きちんと自炊が出来ない人も多く、世間的にもそれが当然と見るような向きもありました。そういった時代の男性ミニマリストの部屋は、洋服の数も少なく、調理器具や食器などもありませんでした。ミニマリストというより、ほぼ修行僧のようなイメージです。
しかし現在では「家事は女性がするもの」「男子厨房に立ち入るべからず」、といった前時代的な考え方を持つ人が少なくなり、ミニマリストを名乗る男性の中にも、家事能力が高く、綺麗好きで、おしゃれな人が増えてきました。そういうミニマリスト男性の場合、部屋にあるものの数は、女性のミニマリストのそれに近くなってきています。
女性ミニマリストの部屋の特徴
初回公開日:2017年09月18日
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