ベランダとバルコニーの違い|目的別の選び方・構造
更新日:2020年08月28日
目隠し
ベランダのパネル部分は目隠しにもなります。格子が細かいものや、すりガラス調になっていたりするものはその要素が高いです。現在、デザイン性の高いものも多くなっています。風通しが良いのに視線を遮る構造になっているものもあり、選べる種類も増えてきました。ベランダでもバルコニーどちらを選んでも良いでしょう。
インテリア
ウッドデッキ調のベランダも出てきて、インテリアとしての外観も楽しめるようになってきています。機能性も高まっていますが、床材も木目調のものやタイルなど選べる種類も多くなりました。ベランダとバルコニーのどちらを選んでも見た目的にはさほど影響がありません。
物干し
ベランダを物干しに使う方は多いでしょう。屋根があれば雨が吹き込まない限り、少量の雨であれば洗濯物を干すことが可能です。また屋根がなくても、天気が良ければスペースを有効活用し物干しとして使用できます。しかし、突然の雨でも対応できる屋根付きのベランダの方が物干し場としてはです。
サンルーム
サンルームは雨や花粉などの心配なく洗濯物が干せる、ひなたぼっこができるなどの利点があります。しかし、高温になるので換気などが重要になります。ベランダやバルコニーとは違うものですが、天気に左右されずリラックスできる空間が得られ、戸建ての方にはです。
庭
庭への移動を考えた際、戸建ての場合はテラスなどがあると便利です。テラスは2階以上にあるベランダやバルコニーとはまた別になります。こちらも、屋根のない場所になりますが、足下はコンクリートなどが多い構造になっています。庭を眺めながらバーベキューなどはこちらで行うことも多いでしょう。
収納
収納として使用するのは、ベランダ、バルコニー共にあまりは出来ません。雨ざらしになってしまうため、保存には向かないからです。しかし、タイヤなどの多少濡れても平気なものはビニール袋などをかぶせて収納可能です。本格的に収納をベランダなどに求めるならば、サンルーフの方が良いでしょう。
また、マンションやアパートにお住まいの方の場合、消防法で避難経路として使用されるベランダやバルコニーにはものを置かないよう決められています。避難する時に邪魔になるようなものは置かないように気をつけましょう。
緑化
マンションやアパート住まいの方の中でベランダ農業、ベランダ菜園が流行ってきていますが、ベランダを植物の栽培場所にしている方も多くいます。多くの土を使用しなくても栽培できるような野菜をプランターで作ったり、また観葉植物を栽培したりと様々です。ベランダ、バルコニー共に緑化には最適です。
ただし注意が必要なのは、マンションやアパートはベランダが避難経路になっている場合が多くあり、そこは共有空間となっていることがあります。避難する時に邪魔になるようなものは置いてはいけないと消防法で決められています。足の踏み場もないといったことがないように気をつけましょう。
ベランダとバルコニーの構造
建材
ベランダやバルコニーに使用される建材は、アルミ製のものがほとんどです。アルミは錆が表面で止まり奥まで進行しないため、建材に適していると言われます。
マット
ウッドデッキパネルや人工芝、樹脂製マットなど様々な種類があります。通販でもすぐに手に入れることが出来るので、ベランダやバルコニーの模様替えも業者を介さずとも簡単にすることが出来ます。少し気分を変えてみたい方にです。
初回公開日:2017年10月11日
記載されている内容は2017年10月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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