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【ケース別】老後に必要な生活費|夫婦/一人暮らし別・ゆとりある金額と節約術

更新日:2020年08月28日

老後生活費はどの程度必要となるのものなのでしょうか。年金で、私達の生活は満たされるのか不安な時代です。老後生活費のために節約する姿勢もとても大事です。そのためにストレスも溜めたくはありません。他の人たちは、どのようにこの問題と向きあっているのでしょうか。

【ケース別】老後に必要な生活費|夫婦/一人暮らし別・ゆとりある金額と節約術

老後生活費のことばかり考えてしまうと、もっとそれ以上を要求してしまい、なかなかゆとりが生まれてきません。老後ゆとりのある生活を過ごすために、どの程度生活費が必要かというのは、一言で語ることができません。

一般的には老後生活費は、年金受給額(=国民年金+厚生年金)+10万円/月程度あれば、この10万円というお金が、老後生活費にゆとりを作り出してくれます。ですから、 65歳から20年分の老後生活費は最低限あらかじめ準備しておきたいです。

この場合では、10万円×12ヵ月×20年=2,400万円という老後生活費を、あらかじめ用意しておく構えが必要です。

老後生活費に対してもっと言えば、 20年という期間が段々と現代社会にあてはまらなくなり、女性の平均寿命のことなど考えると、 30年程度は見込む必要があります。

この場合、DINKS夫婦を例としましたが、DINKS夫婦は、2人分の収入が確保でき、 子供さんの教育費を考慮する必要も考える必要がないため、 夫婦の生活水準自体が高く、老後なかなか生活費のレベルを落とすことができない問題点があります。

退職金がある

老後生活費について考えるとき、今まで仕事をして来た会社の退職金は決して無視できないお金です。退職金の概念が、プラスαの部分を上手く補ってくれれば問題は起こらないはずです。

ただし、このDINKS夫婦のケースにおいても、退職金プラスαのお金を用意するモチベーションが必要となって来ます。それは、長く生きていれば、人生において何が起こるか判らないためです。交通事故を起こして、莫大なお金を支払いしなければならない可能性もあり、若い時ならまだ対応能力があるものの、老後にはそのような体力がないため、そのためにもいつもプラスαの意識を持ち構える必要があります。

介護が必要になったりした場合に子どもを頼ることができないケースもあるでしょう。外部の助けが必要なときも、必然的にお金は必要です。ですから現役時代に多少余裕がある人たちは、その余裕を、老後将来に対してあと回しにする姿勢を持ちたいです。

老後生活費 一人暮らしの場合

一人暮らしだから、安く生活費を済ますことができる訳ではなく、一人暮らしの場合でも、毎月、13万円程度の出費がある家が多いです。

内訳は、
・食費=30,000円
・住居費=15,000円
・光熱費=10,000円
・交通費・通信費=20,000円
・交際費=15,000円
・医療費=8,000円
・教養娯楽費=25,000円です。

ここから、一人暮らしの方々が、節約できる部分は、交際費=15,000円、教養娯楽費=25,000円でしょうか。ただし、切り詰める姿勢を持つことで、認知症になってしまうリスクも高めてしまうことになりますので、健康的な生活をするためにも、お金を使うことに意味があります。旅行やレジャーをできるゆとりが、老後の生活を充実させてくれます。

老後生活費の節約術

お金は、当然使えばなくなってしまいます。しかし、お金は、使わなければ1円も減らずそのままです。とにかく、老後生活費に対して、節約する姿勢は大事です。老後生活費に不安を抱えているのなら、今から生活費節約する意識を持ってみましょう。いまを見据えることで、老後のことまでしっかりと見えてきます。

老後生活費の不安に押しつぶされないために

老後生活費で多くの人たちが不安を抱えている理由は、自分自身が仕事をしていないから、お金を使用すれば、間違いなく減ってしまうことです。

少子高齢化が進む今、老後貧乏、定年貧乏、老後破産など、常に不安に煽られるような、過剰な広告・報道が溢れていることにも問題はあります。暗い未来を不安に思っていても何もいいことはありません。一歩ずつできることからはじめてみればいいのではないでしょうか。

明るい老後を送るために、生活費だけでなく、いつまでも健康的な身体が必要であり、前向きな態度が必要です。

物を減らすと大幅に節約できる

現代社会に生きている人たちが、物に満たされて、ものをなかなか減らせない人たちが多くいます。「いつか使うかも」という呪縛にとらわれてしまっているため、これが節約に支障をきたしている場合が多くあります。

なぜ、ものが少なくなれば、節約に有効的なのでしょうか。現代社会に生きる人たちは、物に満たされ過ぎてしまい、それが原因となりストレスが起こっているとも言われています。身の回りのガラクタが、あなたの部屋を狭くして、視界を遮り、あなたを病気へともたらしてしまっている可能性があります。

物が増えて、広いスペース空間へと引越しが必要となりり、引越し代、家賃にお金がかかることになります。

物が増えるということは、ものを買い続けることなので、物をためない精神によって、無駄遣いをしない気持ちも自ずと生まれて来ます。

必要ないものは売る

必要ない物を売れば、その分お金を貯めることができます。いらいない物をフリマや、オークション、リサイクルショップなどに売って、お金に変えている人は多くいますが、そのような人たちは、前向きに、明るく生きているようにみえます。

冷蔵庫の電気代を節約しよう

冷蔵庫に消費期限が切れてしまったものが眠っていないか、まずはチェックしてみましょう。無駄使いをしないために、数字でいちいちチェックしている人達もいますが、もっと気楽にできる簡単なモチベーションで、節約に成功している人もいます。 

生活習慣として、まとめ買いで100円弱安くなっているものを買っていないでしょうか。実際に、まとめ買いの価格が安いとしても、上手く消費期限までに食べきれないのなら、無駄使いです。

とりあえず買うという意識が、知らず知らず養われているのなら訂正しましょう。

電気代を節約する方法

冷蔵庫は1年中休みなく電気代がかかるもので、年間25,000円がかかります。ここの部分をどうしようもないものとしてあきらめている人が結構多いです。実は、冷蔵庫の詰めこみ過ぎは電気代がかさむ原因です。

冷蔵庫に食品を詰め込みすぎてしまうと、庫内の冷気の循環が悪くなってしまい、余計に電気代がかかってしまいます。 冷蔵庫の中の見通しが悪いから、欲しいものを探すのに時間がかかり過ぎてしまい、開閉時間が長くなってその分電気代が嵩むことになります。

一つの方法ではささいな節約しかできないとしても、温度設定の調節、 設置方法の見直し(冷蔵庫が壁や棚などにくっつきすぎていたり、冷蔵庫と壁や棚の隙間にものが置かれていたりしてスペースがない状態は、冷蔵庫の放熱がうまくできず余計な電気代がかかってしまいます)、 扉の開閉時間・開閉回数、 電気料金プランの見直しによって、かなり大きな違いが出てくるはずです。それをはじめるのは、老後ではなく今からです。

冷蔵庫の整理方法

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初回公開日:2017年11月10日

記載されている内容は2017年11月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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