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2019年03月19日

コンセントの電圧の測定方法・低い時・降下した時の対策方法

どのお宅にもあるコンセントですが、電圧が少しずつ違っているのをご存知でしょうか。日本の家庭で使われている電気は交流100Vのはずですが、使用環境によって電圧が少しずつ違っています。そこでここでは、家庭用のコンセントの電圧を測定する方法について解説します。

コンセントの電圧の測定方法・低い時・降下した時の対策方法

コンセントの電圧の測定方法

電力会社から家庭に送られているのは、交流の電気です。電気には交流と直流とがあり、乾電池で発生するのが電圧が一定の直流で、コンセントに来ている交流は50Hzまたは60Hzで電圧が変化する電気です。

通常、交流の電圧とは、変動するピークの電圧のことではなく、実効値が用いられます。そのため、100Vの交流の場合、ピーク電圧が100Vではなく、実効値が100Vということです。

テスターで家庭用の電圧を計る場合は、交流の実効値を測定します。テスターには、交流を測定する機能が付いているので、切り替えが必要な機種では交流測定に切り替えてから測定してください。

コンセントの電圧の測定の仕方

家庭用のコンセントの電圧を測定するには、テスターが必要です。このテスターは、電気工事の担当者なら必ず持っている測定器で、大抵の機種では電圧のほか、電流や抵抗値なども測定できます。

そして、テスターには赤と黒の2本のリード線が繋がっており、リード線の先に付いた電極で測定します。直流電圧のようにプラスとマイナスの極性がある場合は、赤のリード線をマイナスに接続しますが、交流電圧を測定する場合は、リード線の色は関係ありません。

そして、家庭用のコンセントの電圧を測定する場合は、交流の電圧を測定するモードに切り替えて、電極をコンセントの穴に差し込んで電圧を確認します。

コンセントの電圧の測定時の注意

コンセントの電圧の測定方法・低い時・降下した時の対策方法

テスターの機種によっては、最大電圧を設定するタイプもあります。家庭用のコンセントには、100Vを少しだけ超える電圧が来ています。最大電圧を100Vより低い電圧に設定してしまうとヒューズが切れることがあるので注意してください。

また、家庭用のコンセントにきている100Vの電気は、感電すると死にいたることもあります。感電しないようにぬれた手で、素手で電極を触るのは絶対にいけません。ゴムの手袋をしながら測定するなど、感電しないように注意する必要があります。

さらに、測定している際は、リード線の先に付いた電極同士が接触しないように注意してください。

コンセントの電圧が低い時・降下したときの対策方法

家庭用のコンセントは、外の電柱から屋内に引き込まれ、ブレーカーが設置された配電盤に入ります。そして、そこから家の中の各コンセントに繋がっています。

電気には、配線途中に電気を使用する機器があると、それによって電圧が下がる性質があります。そのため、配電盤には100Vの電圧が来ていたとしても、その配電盤から最も遠い場所にあるコンセントでは、その途中で電気が使われることで、電圧が下がってしまいます。

電力会社が供給する家庭用の電圧は、95Vから107とされています。もし、コンセントの電圧を測定して、90Vより低い場合は、家電製品の動作にも影響がでる可能性があります。電気の使い方を見直してください。

電圧が低い時・降下する原因とは

先ほど説明したとおり、あるコンセントで電気を使うと、その先にあるコンセントでは電圧が下がってしまいます。そのため、大抵の家庭では、配電盤から複数の系統に分かれて電気が供給されており、家全体では電圧がそれほど下がらないようになっています。

ただし、電力消費量の大きな家電製品が複数台繋がったコンセントでは、電圧が下がっていることがあります。このような場合は、別の系統のコンセントにつなぎなおすと、負荷が分散され電圧低下を防げます。

また、特にチェックしてほしいのはたこ足配線です。壁のコンセントからテーブルタップをいくつも使って多くの家電製品を動かしていると、それが原因で電圧が下がってしまいます。

電気を多めに使う機器を別の部屋に設置したり、別のコンセントから電気を引くなどして、たこ足配線にはしないでください。

国別のコンセントの電圧

日本の家庭用のコンセントの電圧は100Vですが、これは国によって違っています。そのため、日本で使っている家電製品の多くは、そのままでは外国のコンセントでは使用できません。また、多くの国では、日本とは違ったコンセントを利用しています。

そのため、海外旅行では、行った先のコンセントの電圧でも使える家電製品や、電圧を変更するためのアダプタが必要になります。

もちろん、外国のコンセントもテスターを使って電圧を測定できますが、国によっては200Vを超える電圧が使われています。測定範囲を200Vにして測定してしまうと、テスターのフューズが切れて使えなくなることもあるので注意してください。

日本

日本のコンセントは100Vです。これは、世界でも低い電圧で、他の国はもっと高い電圧の国がほとんどです。テスターを使って日本のコンセントの電圧を測定する場合は、レンジを交流200Vにセットします。

タイ

タイで使われてるコンセントの電圧は220Vです。しかも、コンセントも日本と同じタイプのものもあります。そのため、日本から持ち込んだスマホの充電器や家電製品をコンセントに繋いでしまうと壊れることもあるので注意してください。

また、スマホの充電器には、100Vから240Vまで対応したものがあります。こういった製品ならタイでも利用できます。また、コンセントの形が合わない場合は、100円ショップなどでもアダプタが買えるので、購入して持って行ってください。

なお、タイのコンセントの電圧をテスターで測定する場合は、レンジを交流の500Vに設定して測定してください。日本のように交流の200Vに設定すると、テスターのフューズが切れて使えなくなることもあります。

香港

タイと同じように香港のコンセントの電圧も220Vです。コンセントの形状も日本のもとは全く違うでの、ホテルなどで使う場合は、アダプタが必要です。

香港のコンセントの電圧をテスターで測定する場合は、タイと同じように交流の500Vにセットしてください。

コンセントの電圧のテスター

家庭用のコンセントの電圧を測定するなら、ホームセンターなどで販売されているテスターで測定できます。安価な針が動くアナログタイプや、持ちやすいデジタル表示タイプなど、いろいろなタイプが販売されています。

そのほとんどで、交流電圧の測定が可能であり、測定を範囲が200Vまで、または500Vまで切り替えできるので、家庭用のコンセントの電圧測定が可能です。

おすすめのテスター:AstroAI テスター デジタルマルチメーター

こちらはアマゾンで人気のデジタル表示のテスターです。中央のダイヤルを切り替えることで、交流の200Vまでの測定と500Vまでの測定や、導通テスターなどにも使えます。また、周囲が柔らかい素材に覆われているので、落としたりしても安心です。

機能としてもサイズとしても良好です。わざわざリミッターを気にせず図れるのとバックライト派地味に使える。柔らかいプラスチックカバーで落下による衝撃から守ることができる。内蔵スタンドなので、最大120°で固定でき、両手が作業にとても便利です。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2D62FA0Z6GP... |

コンセントの電圧を変更する方法

エアコンやIH調理器具など、電力消費の大きな家電製品の中には200V用の機種も販売されています。既にあるエアコンやIH調理器具が100V用の場合は、コンセントの電圧変更が必要です。

とはいえ、コンセントの電圧の変更は簡単ではありません。まず、配電盤で200Vが使えるように切り替え工事が必要です。

なお、電力会社から一般家庭に引き込まれている電線は、そのままでも200Vに切り替えできます。ただし、大きな消費電力の家電製品を使うのなら、契約容量の変更が必要になることもあります。

また、配電盤からコンセントまでの配線経路の見直しが必要な場合もあります。安全のため、エアコンなど消費電力の大きな家電製品を使う場合は、配電盤から直接引くことが推奨されています。

そして、最後に200Vのコンセントに変更します。なお、こういった工事は、電気工事の資格が必要なので、工務店などに依頼してください。

コンセントの電圧を測定するには

コンセントに流れている電気の電圧は、テスターを使えば簡単に測定できます。しかし、家庭用のコンセントで感電してしまうと、最悪死に至るケースもあります。

そのため、コンセント工事には、電気資格を持った人しかできません。測定する場合は、感電しないように注意が必要です。テスターでコンセントの電圧を測定する場合は、安全に注意して行いましょう。

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