Search

検索したいワードを入力してください

南向きの家のメリット・デメリット|日当たり・間取り

更新日:2020年03月04日

一般的に南向きの家は、日当たりが良く明るいと人気が高いです。家の向きというのは、陽を取り込める場所がどこにあるかで決められ、マンションの場合で言うとベランダがある方角で判断します。今回は南向きの家のメリット・デメリットについて考えてみましょう。

南向きの家のメリット・デメリット|日当たり・間取り

メリット・南側に庭やリビングを設置することによって、日当たりの良さを活かした住まい作りができるでしょう。冬は暖かく、日中でも明るいので光熱費の節約ができることもメリットでしょう。

デメリット・道路に接した面に車庫や玄関を作るので、狭かったり南北に長い敷地の場合、南側に大きな窓が作れないことがあります。仮に窓がある場合でも、日当たりのよい南向きの道路に面してしまうので、通行人の目が気になりカーテンが開けられなくなる可能性があります。

メリット・南側に窓があると一日を通して日差しが降り注ぐので明るく、お部屋の中に干しても洗濯物が乾きやすいでしょう。

デメリット・戸建ての場合、窓を開けると真向かいに隣のお宅の玄関があったりするので、意外とカーテンを開けて光を入れることができない可能性があります。

南向きが良い部屋は?

不動産では、南向き・日当たり良好が条件の物件は、他の方角よりもお値段が高く設定されています。ここでは、南向きに最適なのは、どの部屋なのかを紹介していきます。

リビング

一般的には、リビングの方角は南向きが良いとされています。太陽は東から昇り、南を通過し、西に沈んでいきます。そのため、南向きに窓があることで、他の方角と比較するとよりたくさんの太陽光を取り入れることができるからです。

一日中明るい陽が差し込むので、電気をつけずに過ごせる時間が長くなり省エネにもつながります。

さらに、風水的にもリビングが南向きになるのは、家族の団結力がアップするため吉とされています。

キッチン

南向きのキッチンは、専業主婦でキッチンにいる時間が多い人には向いています。いつも明るく気持ち良い環境でお料理作りができるでしょう。しかし、夏場は暑くなるので食品などを出しっぱなしにすると、傷みやすいというデメリットもあります。

風水的には、南方位は火をつかさどる場所になるため、こまめに掃除することが開運のポイントになるでしょう。

寝室

夏の暑さが苦手で眠りが浅くなる人もいれば、冬に手足が冷えてよく眠れない人もいます。家族構成をもとにそれぞれが眠りやすい環境を考えて、寝室の位置を決めると良いでしょう。太陽の光が差し込む南側の寝室は、寒がりな人に向いています。

風水的には、南向きにある寝室は、自分の才能を伸ばすためには良い部屋になります。南側の寝室で眠ると美しさや才能が引き出されると言われいます。

南向きの庭・駐車場はありか?

南向きの庭・太陽の光が降り注ぐ南側の庭は気持ちがいいですが、夏場は暑く植物がすぐに弱ってしまうと言う声も聞かれます。ですから、ガーデニングをする人は注意が必要です。しかし人工的に日陰を作ることは可能です。大きくなる木を1本植えて、そこを中心に季節の花や・ハーブなどを植える方法もあります。

南向きの駐車場・南向きで角地ではない限りは、玄関は南側の可能性が高まります。そのため、南道路の場合は南側に駐車スペースを配置することになります。その場合、リビングが暗くなってしまう可能性があるので注意しましょう。

マンションの南向きはよいか?

マンションでは、同じ間取りでも、バルコニーが南に向いている住居が人気があり、値段が高く設定されている傾向があります。南向きのマンションは一年を通して日当たりが良く明るいので、専業主婦や自宅でお仕事をしている人など、在宅時間が長い人におすすめです。バルコニーや室内で観葉植物やハーブなどを育てる場合も、日差しが多い方がすくすく成長します。

ただし、反対に夏は暑くなることが多く冷房をつけることが多くなるため、電気代がかさむ場合があります。また、南に大きな窓があっても開けると隣のマンションだったりする可能性もあります。このように、方位や図面だけではわからないことも多いので、マンションで気になる物件がある場合は、必ずチェックするようにしましょう。

次のページ:南向きの家を選ぶ時のポイント

初回公開日:2018年02月10日

記載されている内容は2018年02月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related