水道水を飲む方法・健康に良いのか・デメリット|沸騰させる
更新日:2020年08月28日
水道水を飲む方法には何があるのか
暑い日や運動をした後など、喉が渇いたら水分補給したくなるのは自然なことです。そんな時、ジュースやミネラルウォーターなどがあれば良いのですが、いつも冷蔵庫に常備しているとは限りません。そのため、すぐに用意ができる水道水を飲む方も多いのではないでしょうか。
しかし、中には、水道水を飲むことに抵抗のある方もいます。それでも、飲み物が必要な時に水道水しかない場合は、飲み方を工夫するしかないでしょう。この項目では、水道水を飲む方法について、5つに絞ってご紹介します。
沸騰させる
水道水を飲む前にヤカンやフライパンなどで、沸騰させましょう。沸騰させた後も火はしばらくつけっぱなしにしてください。すくなくとも5分以上は待ってから火を消した方が、塩素はほとんど抜けるので、美味しい水道水に近付けることができます。既に水道水は沸騰している状態なので、吹きこぼれないように見ていた方が良いでしょう。
そして火を消した後、冷蔵庫に入れて冷やせば、いつでも美味しい水を飲むことができます。
注意点
気を付けておくべき点としては、早めに全て飲むことです。水道水に含まれている塩素には、殺菌や消毒の効果があります。しかし、沸騰させたことで塩素が抜けているため、その効果が薄れ、空気中の雑菌などが繁殖しやすくなっています。したがって、その前に飲み切ってしまうことが大切です。
水をかき回す
水道水を飲む前に、ペットボトルで水をかき回しましょう。入れる水道水の量は、3分の2くらいで、ふたを閉めたらシェイクします。その後、他のペットボトルに水道水を移し、再びシェイクしてください。ポイントは、ペットボトル内に空気が多く入っていることです。こうした作業をすることで、塩素がなくなっていきます。
この方法は、ペットボトルのシェイクや移し替え作業で、若干手間がかかるのが難点です。自宅にジューサーがあるなら、そちらを使えば、数分間かき回すだけで美味しい水ができます。
レモンを入れる
水道水をすぐに飲みたい時は、レモン汁を入れてください。水を飲む前に、数滴たらすだけなので簡単です。レモン汁には、ビタミンCがたくさん入っており、塩素を除去してくれます。水道水の量が多ければ、レモンをスライスしたものをそのまま入れると同じ効果が得られます。
しかし、ある程度浸したら取り出しておかないと、苦味が出てしまうので注意しましょう。他にも、お茶の葉を何枚か入れることでも、同様の効果が期待できます。この方法だと少しだけレモンの味がついてしまうので、水の味だけを求めている人には向かない方法と言えるでしょう。
水を汲み置きする
水道水を飲む前に、あらかじめ汲み置きをしておくことをします。やり方は、水道水を鍋やペットボトルなどに入れ、一晩置いておくだけです。こうすることで、塩素のにおいを抜き、美味しく飲むことができます。また、美味しいと感じられる水道水の温度は、10~15℃くらいが丁度良いです。
ただ、汲み置きをする際、水道水が空気に触れる形で保存していたら、すぐに塩素が抜けてしまいます。そして、雑菌の繁殖につながりやすくなるため、必ずふたができるものに入れてください。
木炭や竹炭をつけ置きする
水道水を飲む前に、竹炭や木炭をつけ置きしておきましょう。竹炭・木それぞれに炭飲料水用のものが販売されているので、指示された分量を水道水に入れ、一晩置きます。炭はビタミンCと同じく塩素を除去してくれるだけでなく、消臭効果もあります。
竹炭も木炭も軽いので、ただ入れるだけではすぐに浮いてきてしまいます。そのため、水道水に入れる際は、なにか重しになるものも一緒に入れるのがです。
水道水を飲むのは健康に良いのか
引っ越しをする時の条件は、人によってさまざまですが、中には水道水の味を基準の1つとしている方もいます。水道水が美味しいかは、地域によって違い、かなりまずい水道水だった場合、健康に良くないと考えている人は多いです。その一方で、特に気にせず、水道水をたくさん飲む人も一定数います。
水道水は健康に良いのか、悪いのかについては、味よりも気になる問題と言えるでしょう。この項目では、水道水を飲むのは健康に良いのかについてご説明します。
そのまま
水道水をそのまま飲むのは健康に良いと言えるのか、不安におもう方もいらっしゃることでしょう。水道水は、法律で決められている水質基準がとても厳しく、日々のメンテナンスを徹底的にしているため、そのまま飲んでも安全な水と言えます。また、浄水処理技術の発達により、放射性物質の除去もしているので、安心して飲むことができます。
水道水を飲むデメリットとは
水道水の味や健康への影響を気にしない人は、飲むことによるデメリットを知らない可能性が考えられます。そのため、飲んですぐに悪影響が出なければ、問題ないと判断します。しかし、水道水のデメリットを知らない状態で飲み続け、後で悔やむのは誰しも避けたいことなのではないでしょうか。
水道水を飲むか否かの判断はひとまず置いて、ご自身の身体や味にどんなデメリットが生まれるのかについては、知っておく必要があります。この項目では、水道水を飲むデメリットについてご紹介します。
初回公開日:2018年03月02日
記載されている内容は2018年03月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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