冷蔵庫のアース線の取り付け方・必要なのか|延長コード/外し方
更新日:2020年03月02日
冷蔵庫のアース線の取り付け方
冷蔵庫などの家電を設置するには、アース線を取り付ける必要があります。アース線は、同店を防に安全に電化製品を使用するために必要なものになります。ですが、このアース線が取り付けられていない冷蔵庫の場合にはどのように設置すれば良いのでしょうか。
また、冷蔵庫を設置する場合には、延長コードを使用しなければコンセントが届かない場合やご自分で設置しなければならない場合もあります。今回はそういった場合の対処方法について説明していきましょう。
アース線とは
電化製品は安全に使用できるよう、さまざまな工夫がされていますが、アース線というものについてはご存じでしょうか。
これは、冷蔵庫のほかにも洗濯機やエアコンなど、多くの家電に取り付けられているものです。ただし、アース線は初めから取り付けられているものではないため、例えば冷蔵庫などの家電を新たに購入した際には、ご自分で取り付ける必要があります。
アースを取り付けるにはコンセントを確認
アース線は洗濯機や冷蔵庫など、漏電を防ぐために水が使われる場所に多く設置されています。具体的な場所はどこになるかというと、まずコンセントの差し込み口を見てみましょう。コンセントの差し込み口に黄色や緑色の線が付いている場合がありますが、これがアース線となります。
冷蔵庫のアース線は必要なのか
電化製品を購入すると、説明書が付いて来ますが、説明書には「アース線が取り付けられていたくても特別問題はない」と書かれていることがほとんどです。ですが、先ほどもお話ししたとおり、アース線とは電気をにがし、万が一漏電してしまった場合に備えて、感電を防ぐために取り付けられているものです。
水を使う洗濯機はもちろんですが、冷蔵庫もジュースや水、お茶などを入れていますので、もしもそれらを落してしまった時に、コンセントに触れてしまうと感電の危険性があります。また、冷蔵庫はキッチンに設置することが多い家電です。
キッチンは水場でもありますので、感電の危険がないとは言い切れません。そのため、たとえ冷蔵庫であっても万が一に備えてアース線を取り付けておいた方がよいでしょう。
アース線は取り付ける義務がある
アース線は、水気のある場所には必ず取り付ける必要があり、これは法律でも定められています。一般家庭においては、お風呂場や洗面台の近く、またはキッチンがそれに当ります。
冷蔵庫は水場の近く、ということのほかにも、野菜など水気を多く含む食材から水分が飛び散ったりする可能性があるため、冷蔵庫には必ずアース線を取り付けなければいけません。
アースを取り付ける場所
アースは安全に電化製品を使用するために取り付けられます。アースの主な役割としては、漏電した時に別の場所へと電気を逃がすことにより、関連を防ぐために用いられます。
そのため、アース線を取り付けるのであれば、水気の多い場所や湿気のある場所に設置されているコンセント、または家電を設置する場所に取り付けましょう。漏電を起こしてしまうと、感電のほか、飛び散った火花が火事の原因となる場合もあります。
アース線がいらない理由
冷蔵庫のような大型家電のほとんどには初めからアース線が取り付けられています。ですが、新たに冷蔵庫を購入した時に、「アース線が付いていなかった」、ということはないでしょうか。これは、その冷蔵庫が絶縁対策を施されているためです。
今迄の冷蔵庫には必ずアース線が取り付けられていましたが、最新式の冷蔵庫には、アース線がつけられていないものも多くあります。ただし、これは冷蔵庫の場合に限り、洗濯機などそのほかの家電の場合には、アース線の取り付けが必要であってもアース線が付いていないものもあります。
洗濯機やエアコンを購入する時には、アース線がないと設置してもらえない場合もありますので注意しましょう。
冷蔵庫のアース線の延長コード
冷蔵庫を設置する場合に、コンセントから離れた場所にしか冷蔵庫おく場所がないこともあります。そういった場合には延長コードが必要になります。
ですが、冷蔵庫を設置する場合には、基本的に延長コードを使ってはいけません。冷蔵庫に延長コードを使っても良いかについては、特に法律上で定められているわけではありません。
ですが、冷蔵庫を安全に使用するためにも、なるべく延長コードは使用しないよう心がけましょう。それでは、冷蔵庫を設置する際に延長コードを使用すると、どういった危険があるのでしょうか。また、どういった場合であれば冷蔵庫にも延長コードを用いても良いのでしょうか。
延長コードを使用する危険性について
なぜ冷蔵庫に延長コードを使用してはいけないかというと、延長コードを用いることにより火災の危険性が高まるためです。これは、延長コードを使用することにより、電気容量がオーバーし、火災の原因となることが多いためです。延長コードには電気容量についての制限があり、企画以上の電化製品を延長コードでつなぐことにより、発火してしまうことがあります。
また、冷蔵庫以外の電子レンジやどうしたなどを延長コードにつないだりと、タコ足配線にすることにより、火災の原因となる場合もあります。そのほか、冷蔵庫は一度設置するとなかなか移動することはありません。
そのため、はじめに延長コードがねじれたまま設置してしまうと、そのまま使用し続けることにより、延長コードに負荷がかかり発火の原因となる場合も考えられます。
漏電や転倒の危険性
初回公開日:2018年05月10日
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