イヤホンを洗濯などで水濡れさせてしまった時の対処法7つ
更新日:2020年08月28日
イヤホンを洗濯してしまう事は意外とある
イヤホンを洋服のポケットに入れたまま洗濯機にかけてしまうという失敗を、意外なほど多くの人が経験しています。イヤホンは外出中に音楽を聴く際にたいへん便利な道具ですが、その小ささゆえに、ポケットの中に入れているのを忘れてしまう事が多いです。
しかしイヤホンは、洗濯してしまうと必ず故障するというわけではありません。通常の電気製品と比べて、水による悪影響が少ない部品が多く使われているからです。
イヤホンは意外と水に強い
他のオーディオ機器と比べて、イヤホンは水に強いといえます。イヤホンは、内蔵された磁石で振動板を揺らすことで音を出すという、単純な構造をしているからです。水だけでなく、ある程度の衝撃にも耐えられるようになっています。
通常の電気製品と比べて複雑な構造をしていないため、濡れた状態のままで使用しなければ、引き続き使えるようになる可能性があります。
断線していなければ復活する可能性アリ
洗濯してしまっても、内部が断線していなければイヤホンが復活する可能性はあります。イヤホンの故障原因でもっとも多く、致命的なのが断線です。
洗濯機にイヤホンを入れてしまった際、水没による故障にばかり目が向きますが、洗濯機の中でコードが引っ張られることによる断線も注意しなければいけません。
イヤホンを洗濯してしまった時の対処法7つ
イヤホンを洗濯してしまった際にとるべき対処法を、7つご紹介します。水分を乾燥させるだけでなく、道具を使って修理を試みる方法もあります。
こちらで紹介する方法を実践すればイヤホンが復活する可能性があるので、諦めずに挑戦してみてください。
対処1:まずは水分を取る
イヤホンを洗濯してしまった際に、もっとも大切なのが水分を取り除くことです。まずはタオルや布で表面に付着した水分を丁寧に拭き取りましょう。
イヤホン内部に入り込んだ水分を直接拭くことはできませんが、布に向かってやさしく指で叩けば、スピーカー部分から多少は内部の水を出すことができます。
コード部分も合わせて、全く濡れていないようにみえるまで、水分をなくすようにしてください。
対処2:乾燥させる
水分を完全に拭き取ったように見えても、内部には残っている可能性が高いので、しっかりと乾燥させる必要があります。風通しのいい場所にイヤホンを置いて、3日程度は乾かすようにしてください。
早く乾かそうとして、ドライヤーやストーブなどを使用するのはできません。急激な温度の上昇で内部の機械が耐えられず、故障の原因になるからです。
対処3:乾燥剤を使う
イヤホンをどうしても早く乾燥させたい場合は、乾燥剤を使う方法があります。お菓子の乾燥剤としてもよく使われているシリカゲルを使えば、早ければ1日でイヤホンを乾燥させることが可能です。
シリカゲルは、ネット通販やホームセンターで購入することが可能です。使用法は非常に簡単で、イヤホンと一緒に密閉した容器やジップロックに入れておくだけです。
対処4:動作確認する
洗濯してしまったイヤホンが完全に乾いたら、動作確認をしましょう。右と左両方から音が出ても、音質に問題が発生している場合があるので、注意して聞いてください。
もし、ノイズが入ったり音に違和感を感じる場合は、まだ内部に水分が残っている可能性があります。違和感を感じたら、もう一度改めて乾燥させるようにしましょう。
対処5:接点復活剤を使ってみる
イヤホンを洗濯してしまったあと、水分を完全に取り除くだけでなく、可能であれば接点復活剤を使うことをします。接点復活剤には、異物を取り除く効果があります。
イヤホン内部に異物や洗剤が残っていると、音が聞こえなくなったり、ノイズが入ったりする原因になります。水分を完全に飛ばしてもイヤホンが直らない場合は、諦めずに接点復活剤を試してみましょう。
初回公開日:2018年10月22日
記載されている内容は2018年10月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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