ウォーターサーバーは必要か|状況別・・評判
更新日:2020年08月28日
ウォーターサーバーが特に必要となる場面をいくつか紹介します。製品の特長は上述のとおりですが、家族構成や年代を視点として考えたとき、便利な使い方が見えてきます。ここでは自分の生活環境と照らし合わせてながら考えてみましょう。
家族構成で考える必要なパターン
ウォーターサーバーは水の消費ノルマがあるメーカーが多く、ある程度の消費を見込まれない人は水が余ってしまうということにもなりかねませんので、家族複数人で共有しながら利用していくことが理想です。
夫婦で朝のコーヒーをミネラルウォーターで淹れてみたり、赤ちゃんのミルクを水道水ではなくミネラルウォーターで作ってみたり、飲み会から帰ってきて小腹がすいたときにカップラーメンがすぐに作れたり、色々と使い道はあります。
単身世帯では多くの水は必要ないかもしれませんが、夫婦又は子供がいる家庭では重宝すること間違いなしです。
年代で考える必要なパターン
年代で考えると非常に幅広く、すべての年代で必要となる場面があります。特に必要性が高い年代をいくつか例を挙げると、子育て世代では赤ちゃんの健康と親の時短のために、子供が思春期の時は子供の水分補給に、子供が独立した後は夫婦の時間を上質のコーヒーやお茶の楽しむために等、それぞれの場面で生活を充実させる一助となります。
この中でも特にウォーターサーバーを多く利用している年代は子育て世代で赤ちゃんがいる年代です。子供が小さいうちは家事をする時間や夫婦の時間がゆっくり取れないことがあり、そんな中でウォーターサーバーがあれば家事の時短に役立ち、高評価を得ています。
ウォーターサーバーがいらないパターン
ウォーターサーバーの魅力を紹介しましたが、すべての人が当てはまるわけではなく、いらないという人も当然います。現在の日本では水道普及率がほぼ100%で、世界でもレベルであり、水質も水道水をそのまま飲める環境にあることは世界レベルでみると、非常に恵まれており、あえてウォーターサーバーのような贅沢品はいらないと考えられます。
一時でも海外の生活を体験したことがあれば水に対する考え方は変わり、日本では海外で普及しているウォーターサーバーはいらないとの考えが自然と生まれます。
ここではウォーターサーバーなんていらないという目線に立って考えてみますので、自分の生活環境と照らし合わせて「やっぱりいらない」と考えるか「やっぱり必要かな」と考えるかの参考としてください。
家族構成で考えるいらないパターン
ウォーターサーバーには使用ノルマがあることは説明しましたが、一人暮らしの人は多くの人はいらないと考えられます。運動をしていて水分補給が多く必要な人は別ですが、平均的な水の摂取量であれば間違いなく水を余してしまい、毎月水のストックが増えていくことになります。
また老夫婦だけの世帯もいらないといえます。年を取れば水分摂取量も落ちてきますので夫婦二人とはいえ、水を余してしまいます。またタンク水の取り換えは各家庭でとなっていますので、十数キログラムの水を持ち上げることができない人はいらない、というよりは無理です。
このようにウォーターサーバーをレンタルしたはいいが、そこまで水は必要としないという家族構成の場合はいらないと判断できます。
年代で考えるいらないパターン
年代で考えるとウォーターサーバーのターゲットは子育て世代である20代夫婦から子供が独り立ちする50代夫婦までがメインです。一言でいえばこの年代以降である60代以降の人はいらないとの判断もできます。
1か月で標準的な水ボトルサイズである12リットルを一つの目安とすると、500ミリリットルのペットボトル換算では24本飲むことになります。水分補給が活発な子供がいない老夫婦の年代では月にペットボトル24本分もの水はいらないと考えるのが妥当です。
非常時の水として活用
ウォーターサーバーは水を目に見える形でストックしておくことができ、消費期限も未開封であれば半年は持ちますので、月々のノルマを上手く利用しサイクルを回していけば非常時の水として保存することもできます。
東日本大震災後、防災意識が高まり非常水としてミネラルウォーターを必要としストックする人が増えてきました。また、会社単位でも防災意識の向上から水や食料品の備蓄に取り組んでいます。
ここでは家庭と会社とで考え方は異なりますが、二つのパターンでウォーターサーバーの活用方法を紹介します。
いる、いらないで迷われている方は防災の面からの考えてみましょう。
家庭の場合
家庭の場合は災害時に必要なインフラとして上水、下水、電気、ガス、灯油が挙げられ、各家庭で必要なインフラはこれらの中から選択しています。
この中で人間が生きえうえでなくてはならないのが水であり、飲み水はもちろん料理やトイレ等の生活用水としても必要となってきます。
水のストックといっても水道水をポリタンクに詰める方法がもっとも簡単ですが、いつ来るかわからない災害ですので、タンク内の水は古くなり、いざというときに飲み水としては使用できなくなってしまいます。災害時にはポリタンクの水はトイレを流す用途に使用しましょう。決して消費期限切れの水を飲んではいけません。
飲み水は真空保存して初めて保存水となりますので、いつ来るかわからない災害のために保存水を購入し消費期限前に無理やり利用するよりは、ウォーターサーバーをレンタルして日常使いをしながら災害への対策も同時に行うことが効率の良い防災対策です。
ウォーターサーバーは自分の生活スタイルから考えるといらないという方は、災害の点から考えてみて必要かいらないかをもう一度考えてみてください。
会社の場合
会社の場合では自分の社員の他に、店舗であればお客や周辺の住民を想定する場合が多く、かなりの数の水をストックする必要があります。普段ミネラルウォーターを取り扱って流通の過程に位置する仕事をしている会社であれば常に大量のストックがあり、業務することが災害対策となっています。
それ以外の会社では大量のミネラルウォーターを飲み水としてストックし、長いもので約5年の消費期限が来たら買い替えるという方式をとっていますが、このやり方は水の置き場所が多く必要となります。
ウォーターサーバーがあれば通常時はお客へのサービスであったり、社員への職場環境向上等の理由で設置し、災害時でもすぐに水を提供でき、さらに水の置き場所も少なくて済みます。ただし、ウォーターサーバー1台だけでは当然ストックとしては足りませんので、複数台用意し、水ボトルをたくさん保管するか、ウォーターサーバーの他に保存水を備蓄するかになります。
初回公開日:2017年09月22日
記載されている内容は2017年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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