シール剥がし・家のモノでシール剥がし・注意点
更新日:2020年08月28日
訂正シールとは、出版物などに訂正が発生した場合、訂正箇所に正しく印刷した紙を貼り付ける際に使用するシールです。元の印刷物の紙がフィルムのかかった光沢紙の場合、シールも違和感がないようにフィルムつき光沢紙を採用することができますし、マット紙ならマット紙のシールを選択可能です。
下の文字が透けないように、シールの裏側が灰色の素材でできています。また、訂正という用途の性質上、シール自体の粘着力も通常より高めてあるため、綺麗にシール剥がしをすることはとても難しいのです。
封緘(ふうかん)シール
封緘シールとは、商品の箱やケースの蓋、袋の口など、中身が出ないようにし封をするシールです。商品の中身のみをとり出して、持ち去る盗難を防止する役割があります。透明のものから、高級感のあるものまで様々で、用途によっては包装紙を留めるためのただのシールとしても使われています。剥がすことが前提なので、シール剥がしは比較的簡単なタイプが多いです。
耐寒性シール
耐寒性シールは、冷凍食品を運ぶための発泡スチロール箱に貼られるラベルシール、寒い地域で使われる看板のステッカー、冷凍室などで使われる機械の表示シールなど、-20℃までの多様なシーンで活躍します。
一般のシールでは凍って劣化してしまうところを、耐寒性シールを使えば零下20度までの環境で高い耐久性を示します。寒い地域で機械のラベルが読めないと、大問題につながります。シールは耐寒性のものを選ぶ方が良いでしょう。
耐熱性シール
耐熱性シールは、オーブンや発熱機器に貼付するラベルなどに利用されます。また、直射日光が強い屋外での使用にも、高い耐久性を誇ります。通常の紙シールでは熱によって劣化したり、最悪の場合高温に耐えきれず焼けてしまう恐れがありますが、特殊な加工が施された耐熱性シールを使用することで、もしもの事故を防ぐことにつながります。たかがシールと思われがちですが、製品や環境に合った加工を施すことが必要です。
耐水性シール
耐水性シールは屋外での使用に適しています。フィルム素材の上からラミネート加工まで施されるものが多く、耐水性のみならず、故意に破こうと思ってもなかなか破けないほどの耐久性を誇ります。
屋外で使用する機械や製品に貼ったり、水で塗れやすいガーデニング製品に貼り付けます。水で濡れてもインクが滲まないので、洗剤のラベル、シャンプーリンスのラベルなど水回りのラベルにもよく使われます。
弱粘着シール
弱粘着シールはとても優秀です。ガラス製品や貴金属製品、ステンレス製品やプレゼントの箱など、シール剥がしの際にシールや糊の跡が残って欲しくないすべてのものに貼り付けることができます。剥がれやすい粘着糊を使用しているため、シール剥がしの悩みとは無縁のシールです。
間違って貼ってしまったときにも簡単に貼り直すことが可能です。ただし、簡単に剥がれやすいことは時に欠点にもなるので、高級品や贈答品など、どうしても汚れを残したくない製品に特に使われることが多いシールです。
透明シール
透明シールは、商品が透明なガラスや透明なケース、かつ、中の素材(商品内容物)がカラフルで、その色や模様を生かしたいときによく使われます。たとえば美しい色彩のジャムやフルーツソースの瓶に、一般紙のシールを貼り付けてしまっては製品の色が見えなくなってもったいないので、透明シールを貼り付けることで素材の色を生かしてブランド名や商品名を入れることができます。
また、色や模様など、美しい石鹸が入った透明ケースや、海岸の砂粒や貝殻を詰めた瓶、ドライフラワーやビーズを詰めた瓶など、中身をそのままパッケージとして使用したいシーンで大変有効なシールです。別の用途では、包装紙の美しさを損なわないために透明シールをテープ代わりに使う場合もあります。
シール剥がしとしては紙は残らないので、粘着剤のべたべただけどうにかすればよさそうです。
市販のシール剥がしの種類ってどれくらいあるの?
シール剥がしと言えば、家にあるものでどうにかしてみようと思うのが一般的ですが、実は市販のシール剥がしを使うことで、もっと簡単に確実にシール剥がしをすることができます。どんな種類があるのか詳しく見てみましょう。
スプレータイプのもの
スプレータイプのメリットは、液垂れしないことです。狙った場所にピンポイントに噴射できるので、使いやすくてです。
ロックタイト強力粘着剤はがし ヘンケルジャパン
初回公開日:2017年10月12日
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