スキレットの手入れの方法|簡単/最初/ih・メーカー別の手入れ
更新日:2020年08月28日
はじめは焦げ付きやすい?
ル・クルーゼといえば代名詞的存在なのが「ココット・ロンド」。両側に取っ手のついたたたずまいに、親しみや可愛らしさを抱く方も多いでしょう。油がなじむまでこそ、多少焦げ付きやすさを感じることもあるようです。
ですが、なじんでしまえば問題なく使え、お手入れもそれほど苦労しなかったという声も多いです。IHにも対応可能ですし、フライパン感覚で使えるので両手鍋タイプよりも活躍の度合いが高い、というユーザーの声も多数です。
ニトリのスキレットとお手入れ
476円という価格にまず驚きですが、「ニトスキ」という相性で呼ばれ、好んで使うファンの方も多いようです。一時期は品薄状態だったそうですが、今は店頭で購入可能なようです。ただし、ニトリのスキレットにはシーズニングがされていません。購入時に商品に塗られている錆び止めは、シーズニング用ではないので、必ずお手入れを。
ちなみに「シーズニング」とは、フライパン全体に油をなじませ、油の膜をつくり錆びを防止する作業のことです。 調理とシーズニング、といったお手入れを繰り返す行うことにより油が細部まで馴染み錆びにくくなっていくのです。ニトリのスキレットを購入した際には、
① まずは最初に塗られている錆び止めを洗剤を使用し洗い、水気を取る。
② 食用油・オリーブオイル(食塩を使用していない油)を全体に薄く塗り、弱火で5分ほど加熱する。
という手順が必要にはなってきますが、500円というリーズナブルプライスは魅力的ですね。スキレットを使ってみたい人の入門編としては最適かもしれません。
100均のスキレットとお手入れ
ダイソー、セリアなど多くの100均ショップでも販売されていますが(100円ではない場合が多いようです)、基本的にサイズが小さめです。また「コストを抑えに抑えた安価な商品」である、ということを肝に命じて使う必要があります。お手入れ面で心配になる方もいらっしゃることでしょう。
100均のスキレットはロッジ等の老舗メーカーと比べると、おもちゃのように感じられるかもしれません。しっかりとスキレットの特製を活かした調理をして楽しみたい人は、本物を最初から購入するのがよいのではないでしょうか。また、100均のスキレットの添え書きには、使い始めは「食器用洗剤で水洗いしてください」との注意書きしかないようですので、シーズニングはご自宅でお手入れするのがよいでしょう。
ダイソーの「200スキ」
ダイソーではもともと、100円のスキレットが扱われていたようですが、今は200円で販売されていることから「200スキ」と言われてのようです。
皆さんネットでも様々な使い方や調理方法を公開されていますが、200スキは、実は角形です。スキレット円型が一般的な印象ですが、その形ならではの活用がされています。形が違うだけで、お手入れ方法は通常のものと同じです。
お皿のようにも使えるスキレット
お手入れ面ではダイソーの200スキも、ニトリのスキレット同様にご自身でのお手入れが必要とはなります。ですが皆さん朝食のおかずを複数まとめて調理後に、そのまま食卓に出したり、その形を活かして「ホットサンド」を作る方もいるようです。
お皿としても使えるのは、忙しい朝には重宝します。ですがくれぐれも、間違って取っ手を触ってしまったり、誤って落とさぬように、お手入れとともにご用心を。
熱を均一に伝え、蓄熱性にたけている
素材や調理面での魅力、メーカーごとのメリットも見えてきたスキレットですが、くれぐれも、間違って取っ手を触ってしまったりしないようにご用心ください。スキレットは熱を均一に伝えられて、蓄熱性も高いことから、取っ手まで熱くなってしまいます。誤ってにぎってしまったら、やけどの危険性も非常に高いです。調理、お手入れの際にはくれぐれも気を付けましょう。
スキレットのアクセサリーやインテリア
調理用としてはもちろん、フェイクフラワーやハロウィンのなどの季節のオーナメントと組み合わせて、インテリアでスキレットを楽しんでいる人たちもいます。確かに、そのどっしりとした素材感や可愛くて親しみのあるフォルムにサイズ感は、飾っておくだけでも素敵ですね。100均のスキレットなどプチプラで、お手入れなしのものは、あえてインテリアに使うのもよいでしょう。
スキレットのアクセサリーというと「スキレットカバー(=持ち手のカバー)」や「グローブ」ですが、カバーは革製やシリコーン製があります。Amazonでも購入可能ですので、気になる方はこちらも是非チェックしてみてくださいね。
コールマンのスキレット
初回公開日:2017年10月07日
記載されている内容は2017年10月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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