スキレットの手入れの方法|簡単/最初/ih・メーカー別の手入れ
更新日:2020年08月28日
スキレット・長持ちさせるお手入れ方法
スキレットとは?
スキレットとは厚手の鉄製フライパンのことです。鉄という素材やコンパクトなサイズの料理グッズで調理したまま食卓に出せて、お洒落な雰囲気がです。今ではニトリやダイソーでも販売されているので、ご存知の方も多いことでしょう。
鉄製だと、「重くてお手入れが面倒くさいのでは?」と思う方もいるかもしれませんね。ここでは、様々なメーカーのスキレットやお手入れ方法について、詳しくご紹介していきます。
スキレットの意外と簡単なお手入れ方法
鉄製と聞くと「使いにくい」というイメージを持たれる方もいらっしゃるでしょうが、ポイントさえ押さえてしまえば、何も難しくありません。「ぐりとぐら」の絵本に出てきた「カステラ」のようなシンプルなケーキを焼けます。熱の伝導や蓄熱がいいので、中心までふっくら焼けて失敗要らずなのです。お手入れや使用時のポイントとしては、
①はじめて使う時のシーズニング
②料理中のコツ
③使ったあとのお手入れのひと手間
これだけ気をつければ大丈夫です。ブランチやおもてなしでスキレットを使えば、食卓も映えて会話もはずむことでしょう。お手入れもそれほど複雑ではなく、慣れてしまえば使うのが楽しくなりそうです。
使い始めはどうする?
鋳鉄製スキレットと聞くと、焦げ付きや汚れ落とし、お手入れが不安に感じられますが、慣れてしまえば大丈夫です。可愛らしいサイズやフォルムは、ホームパーティーや今、話題の「インスタ映え」も魅力です。テフロン加工のフライパンのようにはいかない部分もありますが、熱の通りがよく、コンロでもオーブンでも使えるのは魅力的です。
心配な方はクッキングシートなどを敷くのもよいでしょうが、はじめに油をなじませておけば特に問題はありません。以下でスキレットのお手入れ方法など詳しくご案内していきますが、使い始めは「シーズニング」を忘れずにしましょう。
鋳鉄製ってどういうもの?お手入れのポイントは
鉄器とは鉄で作られた器物のことです。鉄を加工方法は色々ですが、鋳鉄は鋳造のように、溶かした金属を型に流し込み、その型どおりのものを作ります。完成したものは鋳物とよばれています。
実は、南部鉄器も鋳造によってつくられた鉄から作られた鋳物です。スキレットの、あの可愛らしいたたずまいや洋風のイメージが、実はこんなところで日本の伝統産業品とつながっていた、といってもよいのではないでしょうか。お手入れ面では、どんな面に注意が必要なのか、以下で見ていきましょう。
スキレットをお手入れしながら鉄分補給?
南部鉄器と言えば、鉄瓶で沸かしたお湯でお茶を入れたら鉄分補給ができる、と聞いたことはないでしょうか。ということは、スキレットでも鉄分の補給ができるということになります。特に女性は鉄分がどうしても不足しがちですから、調理もできて鉄分も取れるなら、スキレットはより心強い味方になりそうです。では、どういった調理方法やお手入れなら、効果的なのでしょうか?
鉄分が多く取れるスキレットでの調理方法
スキレットでも料理の鉄分量が変化するのなら、もっと積極的にスキレットを使っていきたいものです。鉄は安価で耐熱性に富み、長い期間使用しても傷みにくいという特徴があるのです。何より、鍋を使って料理をすることで鍋から自然に鉄が溶け出して、栄養素となってくれるなんて、素晴らしいですね!
調理方法は加熱時間が長いほど、鉄分はより多く溶け出します。なので煮込み料理はです。例えばシチューのように、煮汁ごと食べられるものがよいでしょう。他には、「酸性の調味料」を使うのも効果的です。
鉄器は、酸味のある調味料を使うことで鉄がより多く溶け出します。酢やケチャップなどを活用しましょう。使用後は長時間、水に浸したりすると錆が出る心配があるので、お手入れでキレイにしたら火にかけて、しっかり水気を飛ばします。
鉄分が取れる調理方法とそうでない方法
残念ながら、どんな調理方法がや料理でも、鉄が溶け出すわけではありません。油を大量に使用する揚げ物では、鉄は溶け出さないのでご注意ください。またお手入れ面では防サビ加工済みの鉄鍋なども、鉄は溶け出さないので気をつけましょう。下の画像のようなキッチングッズを活用するのもひとつの手ですね。
鉄たまごは知っていますか?
初回公開日:2017年10月07日
記載されている内容は2017年10月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。