エアコンの匂いの原因と対策|原因・自分で掃除・業者に依頼
更新日:2020年08月28日
エアコンの室外機を洗浄しなくても室内への衛生面の影響はないのですが、汚れてしまうと熱交換器の能力が低下してしまいます。そのため、熱を空中に放出しづらくなり運転に負荷がかかり、電力を多く使ってしまうことになります。
汚れの防止と冷房能力向上のために、日よけを上につける場合がありますがとても効果的です。室外機は汚れを防止することよりも、掃除の方を重視します。熱交換器のフィンが詰まったら、歯ブラシとか掃除機などで清掃します。
屋外利用が考慮されているため、電装系も防水されていますが、上からの雨などには強いのですが横から強くは水を当てない方がいいです。簡単に水洗いしても大丈夫です。
タバコ臭い
タバコはナス科の一年草で、亜熱帯性の植物です。喫煙の起源はマヤ文明にさかのぼり、アメリカ先住民の間に喫煙の習慣がありました。それがヨーロッパに渡り広まっていきました。
しかし、健康面では毒性が強くヨーロッパなどでは宣伝規制などが行われています。独特の臭いにおいが喫煙時にあります。また煙にタールが含まれていてそれがヤニとして付着し汚れと臭いのもとになります。
タバコの煙の汚れと臭い
喫煙しない人にとって、臭いも含めとても気になるタバコの煙ですが、タバコの煙には化学物質が4,000種類ほど含まれていて臭いのもとになっています。しかもそのうちの約200種類は致死性有害化学物質になっています。また、発がん物質も60種類ほど含まれています。
習慣性を持たせるものとしてはニコチンが知られていますし、煙の中のタールが壁などの汚れと臭いの大きな原因となります。もちろんエアコンの汚れと臭いのもとになっています。
タバコと汚れ
たばこに含まれるタールはヤニとして肺に入りますが、すべてが吸われるわけではないので、室内では壁などに付着していきます。もちろんエアコンは空気を大量に吸いますのでエアコン内にも蓄積して、タバコ臭いにおいの原因になります。
タバコのヤニ汚れの落とし方を調べました。タバコのヤニは煙から少しずつ付着していき固まります、白いところは黄ばんでしまいタバコの臭いがしてきます。タバコのヤニは油性のタールが主成分ですので、お湯で落としやすくさらにアルカリ性の方が溶かしやすいです。ですからお湯に重曹を溶かしたものを使って落とすことができます。
ヤニが気になるところに重曹のお湯を吹き付けて、雑巾などでこすって落としていき、最後に水拭きと乾拭きで仕上げます。他にもアルカリ性でしたらセスキ炭酸ソーダというものがあり、アルカリ性が重曹より強いので、頑固なタバコのヤニと臭いはこちらの方が落とせます。また、漂白系洗剤や家庭用洗剤もタバコのヤニ汚れと臭いを落とすのに使えます。
タバコの煙汚れと臭いの防止法・下準備
タバコ煙のヤニ汚れと臭いは落ちにくいですから、ヤニ汚れと臭いが付かないように防ぐ方法を調べました。当然タバコを室内で吸わないことが汚れと臭い対策に一番良い方法ですので、室外で吸ってもらいます。
もし煙草を室内で吸うのであれば、密閉空間ではなく窓を開けて空気を流通させるか、窓の外に向かって煙を出してもらいます。室内にタバコの臭いがないように外に煙を出してもらいます。
空気清浄機を使用することも、タバコのヤニが付着し臭いがするのを防げます。空気清浄機のそばでタバコを吸うようにしてもらえば、空気清浄機のフィルターにヤニを吸着させることができ、室内にタバコのヤニが付着し臭いが付くのを防ぐことができます。タバコの臭いの防止にはとても役立ちます。
カビの臭い
室内のカビの臭いやエアコンからの風のカビの臭いは我慢できないです。カビの臭いの原因や臭いの防止法などを調べました。
カビとは
カビはただの汚れではなく、微生物の一種の真菌というグループに属する糸状菌です。キノコや酵母もこの仲間ですが、微生物全体の約36%を占めています。種類で言うと3万種以上あります。
嫌われ者のカビですが、人間に必要なカビもあり、食品や調味料、医薬品に使用されるなど生活に役立つカビもあります。日本の伝統的な食物である、清酒、焼酎、醤油、漬物、納豆はカビが無ければ作れません。海外でもヨーグルトやチーズ、ワインなどがつくられてきて、今では独特の臭いのある馴染みのある食物となっています。
退治したいカビもありますが、未知のものが多くすべて対策することは不可能です。住居の中で繁殖する中で、確実に有害と分かっているカビのその対策を行います。家の中に特によくあるカビでは、黒カビがあります、嫌なカビの一つですし落ちにくいことも知られています。
カビの原因
カビの糸状菌は無数に空中に漂い、またそこいら中に存在しています。原因である糸状菌をなくすことは不可能ですので、繁殖を抑えることしかありません。
カビの繁殖
カビはどんな場所でも、温度・湿度・酸素・栄養(有機物)の条件が整えば、胞子が発芽して菌糸を伸ばし、菌糸体へと成長します。菌糸体はやがてコロニー(集落)を作り、私たちの肉眼で見えるようになります。
ただ、カビは空中の水分を吸収できず、付着したところの水分を利用しますので、湿気のあるところを乾燥させることで繁殖が防げます。繁殖を防いでカビの臭いを抑えましょう。
初回公開日:2017年11月07日
記載されている内容は2017年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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