【種類別】世界のスズメバチの大きさ・性格・危険度・見分け方

中国でも韓国でも、「ツマアカスズメバチ」によるミツバチや人への被害が毎年確認されています。人口が多いから被害者の数も日本や他の国の人数よりも多く、駆除する事もスズメバチに対しても国土も広さが災いしています。

中国では、「ツマアカスズメバチ」だけではありません。中国の別の種類のスズメバチによる被害もかなり甚大で、日本の「オオスズメバチ」と同じ種類のスズメバチがおり毎年スズメバチに刺された事による死亡事故がおきています。

外来種　ツマアカスズメバチ

日本にいる在来種だけでも、スズメバチは七種類がいました。対馬に2012年頃に定着してしまったのが、中国から入って来たスズメバチである「ツマアカスズメバチ」です。他の日本の在来種に比べて、生息圏の拡大スピードが非常に速くミツバチを主食にしているので養蜂業者に取っては驚異です。

原産はインドネシアのジャワ島で、人や物の往来から日本にも入ったと言われています。攻撃性も強く非常に凶暴なスズメバチで、ヨーロッパやアジア全域で被害が出ました。対馬の養蜂業者に、甚大な被害がでていますし人への攻撃性も強く被害がでています。

ツマアカスズメバチの駆除方法は

対馬の養蜂業者にとって、「ツマアカスズメバチ」はミツバチを主食として巣に戻ってきたミツバチを待ち伏せして一匹ずつ殺していきます。「ツマアカスズメバチ」は、最後にはミツバチを全滅させてしまいます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

対馬では駆除方法として、誘導材入りのペットボトルを対馬市の市内各地に仕掛けました。2400個の仕掛けを行い、7,000～12,000匹の女王蜂を駆除し「ツマアカスズメバチ」が五分の一に減少したと報告されています。繁殖率が高い外来種は生態系を壊しかねません、人の手で基に戻さなければいけない事でもあります。

スズメバチの知識をきちんと持って危険を回避しましょう

Group of People Reading Book Sitting ...

日本にいるスズメバチの種類は、世界には22種類しかいないのに全部で8種類と多く存在しています。スズメバチの性質や習性を上手く利用して、活動期の野山へ行くときは慎重に行動してください。

スズメバチの種類にもよりますけれども、ひつこいくらいに攻撃する種類もいます。蜂に刺されたときは、速やかに毒を洗い流し病院へ行ってください間違った対処法はしません。

黒い色に対して蜂は攻撃をします、黒い部分を弱点の一つと認識している事から黒をめがけて攻撃する傾向があります。野山や蜂が飛んでいる場所は避けるようにして、黒い服装は蜂の攻撃を招きますから避けてください。

香水も時として、警報フェロモンの成分と同じ成分が含まれている事から攻撃されやすくなります。スズメバチの習性などの知識を持って危険を回避してください。