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【種類別】世界のスズメバチの大きさ・性格・危険度・見分け方

更新日:2020年08月28日

蜂に刺され毒が体内に入る事で、アナフィラキシーショックをおこしす事から蜂に対して恐怖を持っている人は多くいます。その反面蜂の生態をよく知る人は、あまり怖いと言う気持ちは無いと言います。蜂の生態を知って危険を回避しましょう。

【種類別】世界のスズメバチの大きさ・性格・危険度・見分け方

春先やスズメバチの活動期になると、人が蜂に刺され最悪死亡事故にまで発展する事がよく報道されます。特に「スズメバチ」に必要に刺されるケースが数多く熊に遭遇する危険よりも蜂に遭遇してけがを負う事の方が多いです。

スズメバチの種類によっても攻撃パターンが違ってきます。スズメバチは、毒を針で刺し相手の体内に入れ短時間で時には死に至らしめる事ができます。また、スズメバチは毒を噴射して仲間を呼ぶ行動も行います噴射された毒が目に入っても吸い込んでもたいへん危険です。

蜂は黒い色を攻撃する傾向にあります、スズメバチの種類別に分けてご紹介します。

スズメバチの中でも、クロスズメバチ属の種類は体の色が黒系統の色をしています。蜂は概ね黄色やオレンジと、黒い色の配色ですがクロスズメバチ属の種類は黒っぽい色合いが特徴です。

クロスズメバチ属の種類はあまり目にする機会がなく、蜂と言えばミツバチも同じですが黄色と黒い模様で自分は危険だとアピールする色になっています。

クロスズメバチの種類は、人間の足下にいる事が多くあまり攻撃性を持っていません低い位置を飛んでいますので見る機会も少ないです。

オレンジなど

スズメバチの中でも「オオスズメバチ」や「キイロスズメバチ」は、黄色やオレンジと黒の色合いが鮮やかな体の色です。最も攻撃的なキイロスズメバチは空中を飛んでいる時にオレンジ色に見えると言われています。

名前のとおりに体全体は黄色が強く、人の周りを飛び交い攻撃する傾向にあります。専門家によっては、スズメバチの種類としてはキイロスズメバチが人を襲う確率が一番高いです。

最強の攻撃力

やはり最強の顎を持ち、気性も荒いオオスズメバチは日本特有の蜂です。巣に近づくことがなくても、餌場で遭遇した一匹のオオスズメバチでも近づくと攻撃してきます。

時に餌の昆虫が少ない時期に、他のスズメバチやミツバチの巣を襲い全滅させてしまいます。人間の皮膚も、かみ切ると言われる強靱な顎で体をかみ切って殺してしまうでしょう。三匹集まったら他の巣を攻撃し、10匹で三万匹のミツバチを壊滅させることができます。

ニホンミツバチの逆襲

オオスズメバチに攻撃されたら、西洋ミツバチはなすすべはなく反撃の方法を持っていません。西洋ミツバチは、オオスズメバチと出会ったのは日本に来てからです。遺伝子の中に対処できる記憶がまだ無いから反撃することができません。ただし、日本ミツバチはただ一つ反撃の方法を持っています。

日本ミツバチは他の蜂よりも、2度だけですが耐えられる温度が高いです。蜂にとって高温は天敵です、集団でオオスズメバチを押さえ込み体温を上げて撃退することができます。スズメバチとミツバチは同じ地域に生まれスズメバチの攻撃に対して弱いミツバチが考えた種を守る智慧と言えます。

北海道にいるスズメバチの種類

冬に女王蜂は冬眠をしますが、寒い地方の北海道にもスズメバチはいます。また、北海道にだけいるスズメバチの種類もいます。「ケブカスズメバチ」体は小さい方で18~24mmキイロスズメバチと同じ攻撃性も高いです。

北海道でのスズメバチに刺される被害は、この蜂に刺される事がいです。1度巣に刺激を与えてしまうと、難度でも攻撃してくる特徴があります。

他に、「オオスズメバチ」「コガタスズメバチ」「ニッポンホオナガスズメバチ」がいます。特に、「ニッポンホオナガスズメバチ」は11~14mm攻撃性はあまりなく威嚇行動も弱いです。

極寒の地の女王蜂の越冬

北海道において、スズメバチの女王蜂は7~10月までが活動期です。女王蜂だけが越冬のために冬眠をします。春を迎えてから再度営巣を行うのですが春を迎えることなくその場で命を落とす女王蜂もいます。スズメバチと言えども、北海道で暮らすということはかなり厳しい環境だと言うことでしょう。

世界のスズメバチの種類

世界で、4属67種のスズメバチの種類があります。スズメバチ属23種、クロスズメバチ属22種、ホオナガスズメバチ属19種、ヤミスズメバチ属3種が生息しています。もともと、スズメバチは、遙か昔ユーラシア大陸と北アメリカ大陸が離れる前のローラシア大陸の頃に、誕生しました。

世界には「ガルーダ」と言う大きなスズメバチがいます。インドネシアのスラウェシ島の南東半島部で、死骸が発見されていますが生きた個体をまだ見た人も確認した人はいません。

中国など

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初回公開日:2017年12月01日

記載されている内容は2017年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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