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銘柄別の泡盛の飲み方|古酒/初心者向け/カクテル

更新日:2020年08月28日

南国の沖縄諸島のお酒「泡盛」は琉球王朝時代から島民に愛飲された、沖縄の英知と歴史が育んだ沖縄の宝です。泡盛はどんなお酒でしょうか。泡盛の美味しい飲み方やお勧めの銘柄や飲み方、泡盛を使ったカクテルやお料理を紹介していきます。

銘柄別の泡盛の飲み方|古酒/初心者向け/カクテル

ハイビスカス

「あかばな〜」と沖縄の方言で呼ばれる沖縄の県花、ハイビスカスの赤さを表現した鮮やな赤い色が綺麗なカクテルです。泡盛、すももジュース、りんごリキュールを使いシェイクしてカクテルグラスで飲みます。黄金の花と同じく女性にする飲み方です。

パイナップルドール

沖縄の特産品パイナップルをふんだんに使ったカクテルです。泡盛、ホワイトキュラソー、パイナップルジュース、レモンジュース、黒糖シロップを使いパイナップルを飾ります。ときにはパイナップルをくり抜いてグラスに見立てて中に泡盛を入れる演出もあります。グループでパイナップル丸ごとカクテルにみんなでストローを立てて飲むのが楽しい飲み方です。

泡盛に合うおつまみ

泡盛に合うおつまみはやはり沖縄料理でしょう。沖縄では泡盛は調味料としても幅広く使われています。泡盛をスパイスの一つとして使った料理は泡盛との相性は言わずもがなでぴったり合います。日本の南端の沖縄の郷土料理をぜひ泡盛と一緒に試してみましょう。

豆腐よう

沖縄の「島豆腐」を泡盛に漬け込んだ豆腐ようは泡盛との相性は抜群です。チーズのような味わいがあります。小さなナイフで豆腐ようを少しづつ切って舐め物のようにつまみとしていただけます。泡盛を飲みながら豆腐ようを少し舐めるように口に含む、お酒好きな方にはやめられない味となるでしょう。

ゴーヤチャンプルー

最近はすっかりおなじみの料理となった「ゴーヤ・チャンプルー」ゴーヤの苦味と豆腐と卵の柔らかさと旨味が絶妙に溶け合った食感は泡盛にぴったり合います。「チャンプルー」は沖縄の方言です。ごたまぜ、という意味があります。ゴーヤがなくてもあなたなりの「チャンプルー」を作ってみましょう。そして泡盛を飲みましょう。

人参しりしり

千切りにした人参をごま油で炒めて卵を絡めた沖縄料理です。人参の甘みとごま油の香りが泡盛によく合います。仕上げにしそやパセリで緑の色味と香りを添えると人参の色との対比が美しくパーティのテーブルに彩りを添えるおつまみです。

お刺身

海に囲まれた沖縄県は海の幸に恵まれています。お刺身は泡盛にもよく合います。好きな魚を刺身にしてわさびや醤油、ポン酢やシークワーサーを使って食べましょう。シークワーサーやウコンを添えたお刺身は泡盛の旨味を二倍楽しめるおつまみになるでしょう。

泡盛はジュゴンの祈り

泡盛は「沖縄の宝」です。その宝、泡盛は人間の知恵と工夫によって創造され、島民たちに愛飲されてその技術は保護されてきました。沖縄は海に囲まれた自然豊かな土地です。その自然な中にひっそりと生息するジュゴンは沖縄の自然が人間の力を借りずに守ってきたもう一つの宝です。

ジュゴンはかつては地中海にも生息していたと言われる哺乳動物です。その生息域は年々減少して絶滅種として危惧されています。現在は台湾海域ではすでにジュゴンは絶滅し、唯一沖縄県の海域でその生息が確認されているのです。近年になり2000年10月10日、国際自然保護連合 (IUCN) 総会で「沖縄のジュゴンとノグチゲラとヤンバルクイナの保護」の決議が採択されています。

沖縄の美しい海と波の間で、ジュゴンたちは必死になって自分たちの生命を守り続けています。「沖縄の宝」泡盛は沖縄の自然が守る世界の宝「ジュゴン」の祈りです。沖縄の自然を守るために、泡盛を飲んでジュゴンと沖縄県を応援しましょう。

初回公開日:2017年10月10日

記載されている内容は2017年10月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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