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秋田の日本酒|酒造別/銘柄別・

更新日:2020年08月28日

秋田は東北の米どころでもあり、日本酒の有名な地域でもあります。米・水・技術も取りそろっていることにより、味わい深い日本酒を作るのにも最適といわれています。昨今の日本酒ブームでもがある蔵元が、秋田に多いのをご存知ですか?秋田の日本酒をご紹介します。

秋田の日本酒|酒造別/銘柄別・

小玉醸造株式会社【天功】

【天功】は、モンドセレクションで通算8度の金賞受賞だけでなく、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2009 金賞・トロフィーなども受賞しています。秋田県潟上市にある「小玉醸造株式会社」が出している純米大吟醸酒です。その特徴は、リンゴのような甘い香りで、酸味と甘みが感じられる日本酒です。穏やかでスッとした味わいといえるでしょう。

最近では、ANAファーストクラスで出されている日本酒でもあり、知名度がグッとあがってきている日本酒です。

齋彌酒造店【雪の茅舎】

秋田を代表する日本酒のひとつともいえるのが【雪の茅舎】でしょう。秋田県由利本荘にある「齋彌酒造店」が出している日本酒です。この蔵は、研究を重ね、酵母の自家培養も行っている、こだわりをもった蔵です。

雪の茅舎シリーズは、上質なお酒として取り扱われることが多く、すっきりした清楚な味わいといえます。冷向きのお酒が多いですが、「山廃純米」は適度な酸味があり、常温でも熱燗でも楽しめます。

トータルコーディネートが高い日本酒でもあり、料理にも合わせやすい日本酒です。ピチピチという表現よりも、艶っぽい味わともいえるでしょう。全国新酒鑑評会では、12回の金賞受賞をしており、秋田県では第1位という、素晴らしい実績を残しています。

木村酒造【福小町】

甘みと旨味がまろやかに広がりつつも、癖のない味わいの【福小町】は、秋田県湯沢市にある「木村酒造」が出している日本酒です。平成28酒造年度の全国新酒鑑評会では、五年連続「金賞」受賞を達成しています。濃醇タイプと、やわらかな芳醇タイプの日本酒を得意としている蔵です。

【福小町】は、食前酒や食後にも好まれる味わいです。やや甘い感じで飲みやすく、バランスのとれた親しみやすい日本酒です。

機械などは一切使わず、人の手で作っており、人のぬくもりを感じられる日本酒といってもいいでしょう。手が届かないマドンナ的存在ではなく、みんなに愛されるキャラクターのような存在感の日本酒というところでしょう。

秋田の日本酒5

5位 株式会社 北鹿【北秋田】

秋田県大館市にある株式会社 北鹿の【北秋田】は、コンビニでもパック酒やカップ酒としても売られており、秋田では知られている銘柄でもあります。

辛口でスッキリしており、コスパがよく、こちらも普段使いに親しまれるお酒といえます。また、コンビニやスーパーでも手に入りやすいおいしいお酒という手軽さが、みんなに親しまれているともいえるでしょう。

北秋田のお酒は鍋料理や濃い味の料理とも相性がよく、飲み飽きがしない日本酒です。秋田料理にも合うため、秋田料理のお店では置いてある可能性が高い日本酒です。

4位 栗林酒造店【春霞】

秋田県仙北郡にある合名会社 栗林酒造店の【春霞】は、地元の仕込み水を使っており、水質は軟水。地下水からくみ上げています。またお米は、契約栽培の酒米、美山錦・美郷錦・酒こまちの3種類から作っており、日本酒の大事な水と米にこだわっている蔵であるといえるでしょう。

春霞の特徴は、上品な旨みと深みが上手く調和されたお酒といえます。すっきりとした味わいなので、食中酒としてもよく、揚げ物とも合いやすいお酒です。

舌の上に酸が残り、とろっとした味わいを感じられるので、飲み疲れないお酒なのがです。誰でも受け入れやすいお酒なので、飲みすぎ注意なお酒でもあります。

3位 秋田酒類製造株式会社【高清水】

秋田県秋田市にある秋田酒類製造株式会社の【高清水】は、辛口ですが、幅広い味わいを出しており、秋田の日本酒といったらここという人も多いくらい秋田県では知名度があります。

毎日飲んでも飽きない普通酒を造り続けており、スーパーなどでも販売しており、わりと手に入りやすい日本酒です。上品な旨味とふくよかな香りで、親しまれている日本酒といえます。

100名を超える社員もおり、大きな酒造でもあります。また米を見極めるため、精米工場まであり、自社で精米しているのがこだわりです。派手さはないけれど、親しみやすい日本酒といえるでしょう。

2位 福禄寿酒造株式会社【一白水成 】(いっぱくすいせい)

秋田県秋田郡にある福禄寿酒造の【一白水成】にです。こちらの蔵は、ひとつひとつ丁寧に手造りで造ることを基本としており、一般的には機械に任せるところを、手作りで行います。長いの蔵の経験から、しっかりと丁寧な手作業が自慢です。

味わいとしては、後味がきれいで爽やかなので、料理を選ばない日本酒だといえます。バランスがよく、果実味を感じつつも、ボリュームのある味わいで、お酒の旨味が感じられる一品です。派手なお酒ではないですが、ついつい手が伸びてしまうお酒です。

また、お酒を届ける際も、きちんと5度以下で貯蔵して運んでいるため、管理には気を使っている蔵といえるでしょう。

1位 新政酒造株式会社【ナンバー6】

上品な味わいでシュワ感が感じられる【ナンバー6】。酒造別の秋田の日本酒でも紹介した、秋田県秋田市の「新政酒造株式会社」が出している日本酒です。

6号酵母で作られたナンバー6は、青りんごを感じさせるとフルーティな味わいで、非常に飲みやすく、ファンが多い日本酒です。スッキリとした飲み口で、食前酒向きな日本酒ではありますが、飽きがこず、ずっと飲んでいられるお酒です。

6度以下でしか品質が保持できないため、長期保存はできないお酒です。発泡感もあるお酒なので、ピチピチ感も感じることができ、活きの良さが感じられます。ナンバー6を飲んでから日本酒を好きになったという人も多く、日本酒の概念を覆すお酒ともいえるでしょう。

秋田県の日本酒 辛口編

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初回公開日:2017年11月20日

記載されている内容は2017年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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