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日本酒の種類一覧と味の違い|酵母/米/資格/清酒/大吟醸

更新日:2020年08月28日

近年、継続して日本酒ブームが起きています。日本のみならず世界中で日本酒のがアップし、このブームはしばらく続きそうな様子ですが、一言で「日本酒」といっても本当に多くの種類があります。ここでそんな日本酒について紹介しましょう。

日本酒の種類一覧と味の違い|酵母/米/資格/清酒/大吟醸

日本酒の資格で一番有名な資格が「唎酒師」です。日本酒の知識だけでなく、日本酒を提供する者としての提供方法やおもてなしの方などが問われ、さらにテイスティングの試験に合格のうえ取得できる資格です。日本酒とその楽しみ方を提供できるプロの位置づけで、酒販店や飲食店などで働く方に多く取得されています。

また、最近は海外に日本酒を広めるべく、認定試験が全て日本語以外の外国語で行われる「国際唎酒師」という資格も登場しました。諸外国における日本酒市場の実態や文化や風習の違いを踏まえた国際的な視点が問われるようになりました。

2. 酒匠(さかしょう)

酒匠は、唎酒師の上位資格として位置付けられています。日本酒だけでなく焼酎の知識も必要とされており、特にテイスティングに特化した資格です。原料・製法別やタイプ別のテイスティングなどの専用カリキュラムを通じて、プロのテイスターとしての能力を身につけたうえで取得します。

3. 日本酒検定

日本酒の消費者が、「日本酒をもっと楽しむことができる」ことを目的に実施されている試験です。唎酒師や酒匠のようにテイスティングの試験はなく、日本酒の雑学についての知識が問われます。20歳以上であればどなたでも受験ができるほか、10級から1級まであり、4級までは無料でインターネット受験が可能なのも、「日本酒を楽しむため」という目的に沿った試験です。

4. 酒造技能士

日本酒を飲む側でなく「造り手」側のプロ資格で、日本酒の製造に必要な知識と技術を持っていることを表す資格です。これは国家資格で、受験には原則として実務経験が必要です。清酒製造に必要な技能・知識が問われ、筆記試験に加えて酒造りの各工程の実技試験もあります。

この資格が必須ではありませんが、酒蔵の最高責任者である杜氏の方は酒造りのスキルの証明としてこの資格を取得している方がいのも特徴です。

日本酒の種類 味・香り

「日本酒」と一言で言っても、その種類は何千種類にもなると言われています。原材料で大きく分けると8種類に分類ができることは冒頭で紹介しましたが、このほかにも日本酒を見分ける方法が味や香りです。同じ酒質でも、製造する蔵元によって日本酒の味・香りが異なります。たくさんの銘柄・種類はありますが、味と香りでみると主に4つに大きく分類することが可能です。

薫酒(くんしゅ)

甘い果実やお花のようなフルーティな華やかな香りが特徴の日本酒です。「大吟醸」の種類に分類される日本酒はこの香りを持つものが多いです。

爽酒(そうしゅ)

日本酒の中でも、もっとも軽やかな香りで飲み口もすっきりとした種類です。本醸造酒や普通酒に多く、淡麗で辛口な味わいです。

醇酒(じゅんしゅ)

お米の旨みやコクを感じることができ、純米造りの日本酒に多くなります。どっしりとした飲み口が特徴です。

熟酒(じゅくしゅ)

古酒や熟成酒に多く、ドライフルーツやスパイスのような香りと、とろりとした飲み口が特徴です。

日本酒の種類 その他

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初回公開日:2017年12月01日

記載されている内容は2017年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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