【メーカー別】ハイボールの度数の比較・度数の計算方法
更新日:2020年08月28日
意外と知らない、ハイボールの度数とは?
いまや、「飲みやすくおしゃれなお酒」として、すっかり定着した「ハイボール」。そのは衰えることを知りません。その飲みやすさから、ついつい飲みすぎてしまいがちなハイボール。「気づいたらペースを上げすぎた」「思ったより酔ってしまった」という経験があるひとも多いことでしょう。今回は、ハイボールのアルコール度数について、くわしく紹介していきます。
ハイボールの度数はどう計算するの?
そもそも、ハイボールの度数はどのように算出されるのでしょうか。計算式は以下のとおりです。
・ハイボールのアルコール度数=(ウイスキーの量×ウイスキーのアルコール度数)÷(ウイスキーの量+ソーダの量)
たとえば1:4の割合でハイボールをつくるとすると、ウイスキー30mlに対し、ソーダを120ml注ぐことになります。この状態で計算した場合、
・(30ml×40度)÷(30ml+120ml)=8度
となり、できあがるハイボールは8度となります。
なお、今回はアルコール度数を「度」と表記しますが、「%」に置き換えても構いません。どちらも、同じ意味となります。
ウイスキーは、ボトルそのままのアルコール度数を見てしまうと、とても高く感じますが、ハイボールにすることによって、アルコール度数を自由に変えて楽しむことができる、とても便利な楽しみ方のできるお酒、ということになります。
ハイボールの度数を比べてみよう
それでは、ハイボールをつくるのに、適したウイスキーは何なのでしょうか。手に入りやすく、も高い銘柄をご紹介するとともに、アルコール度数を比較してみます。
角瓶(角ハイボール)
サントリーといえば、ハイボールの火付け役として知られています。なかでも、コマーシャルでもおなじみの「サントリー角ハイボール」に使われる「角瓶」ブランドは、サントリーを代表する銘柄のひとつです。
1923年、サントリー創業者の鳥井信治郎氏は、山崎蒸留所を設立し、以降、国産ウイスキーづくりに情熱を注ぎました。スコッチウイスキーを手本に、10年かけてブレンドを研究し尽くした結果、誕生した「角瓶」は、1937年10月8日以降、80年にわたり支持される、国産ウイスキーの定番ともいえる銘柄となりました。「角瓶」には、2種類のラインナップがあります。
角瓶
スタンダードな「角瓶」は、山崎蒸留所と白州蒸留所のバーボン樽原酒をブレンドして作られており、甘い香りとドライな後味が特徴。近年は、ソーダで割ることを想定してつくられているため、とくにハイボールにぴったりの銘柄となっています。
一般に流通している容量は、180ml瓶、450ml瓶、700ml瓶、1.92lペットボトル、2.7lペットボトル、4lペットボトルと、多様な展開があります。アルコール度数は40度です。
白角
「白角」は、白州蒸溜所の原酒を主に使用しています。すっきりとした味わいに、穏やかな香りが加わり、キレ味の良いウイスキーとなっています。こちらはハイボールとしても楽しめますが、飲み方としては、水割りが特に向いています。
容量は、700ml瓶、1.92Lペットボトル、2.7Lペットボトル、4Lペットボトルを展開。アルコール度数は角瓶と同じく、40度です。
ハイボールのつくり方と度数
角ハイボールのつくり方は、グラスに氷を山盛りに入れ、ウイスキーとソーダの比率を1:4でつくる方法です。この場合、度数は8度になります。ソーダを使う場合は、炭酸が強めのものを選ぶと良いでしょう。また、ハイボールにレモンを加えることもです。
ジムビーム
初回公開日:2018年03月09日
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