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水筒の茶渋の取り方・物|蓋/底/重曹/クエン酸

更新日:2020年08月28日

毎日のようにステンレス製の水筒をお使いになっているとお茶類やコーヒーの茶渋などの汚れが気になる方も多いでしょう。洗剤で洗うだけでは茶渋のような付着した汚れは落ちません。今回はステンレス製水筒の内部の汚れの落とし方を詳しくご紹介していきます。

水筒の茶渋の取り方・物|蓋/底/重曹/クエン酸

ステンレス水筒の特徴

仕事や学校に出かける時に自宅から飲み物を持っていくマイボトル派は、多くの方はステンレス製の水筒ボトルをお使いのことでしょう。内部の温度をキープしやすく、多少重いけれども、おいしいお茶やコーヒーがいただけます。

自分の好きな味でほっとできる

コンビニエンスストアでペットボトルを買うのも便利です。けれども毎日ですと出費がかさんだり、飲みたいものが売っていない場合もあります。また、買ってから時間がたつと冷めてしまったり、逆に冷たいものが生ぬるくなってしまうこともあります。

水筒ボトルなら捨てるという容器の処理も必要なく、エコロジーの観点からもいいということも理由のひとつで水筒をお使いの方も多いでしょう。なにより、自分の好きな味と快適に感じられる温度で、ちょっと疲れた身体とアタマを休ませて、リラックスできます。こんな些細な違いが、次におこなうタスクをやる気にさせたり、元気回復につながったりします。

ステンレス製水筒の構造は

多くの方が内部がステンレス製の水筒ボトルをお使いになっているでしょう。熱いものをそのまま熱く、冷たいものは、きりっと冷たいままで飲める理由は、水筒ボトルの構造にあります。

内筒と外筒との間は真空状態になっており、熱が伝わりにくく逃げにくい構造になっています。また、内側に貼ってあるステンレス鏡面の性質によっても、熱が内側だけで反射するようになっており、二重に熱が逃げない工夫がされています。

ステンレス水筒の内測につく茶渋の正体とは

ステンレス製の水筒にお茶類やコーヒーなどを入れて頻繁に使うと、茶渋がついてしまい、茶色系の色が汚れている感を余計に醸し出します。また、中栓やパッキンに付着するのも気になります。もとが白っぽいものだったりするといかにも茶渋で汚れている感じがいなめません。茶渋は曲者で簡単にすすいだだけでは取れません。

実はこの茶渋は「ステイン」とよばれる物質で、色がついた飲み物には多かれ少なかれ含まれており、このステインが水筒類などのステンレス製ボトルやコーヒーカップ、湯のみなどに付着します。ステイン自体は有害ではありませんが、必要ない物質が食器やその他の容器に溜まっていくのは不衛生でもあり、見た目もよくありません。

毎日のように使う水筒ボトルは当然、使うごとに目にはいります。茶渋のない、すっきりキレイな見た目で使いたいです。

ステンレス水筒の茶渋取りにもの

普段の水筒のお手入れは、台所用中性洗剤を柄付きのスポンジなどを使い、内筒の底面までよく洗い、よく乾燥させるのがポイントです。中性洗剤は、アリカリ性の汚れと水垢などが取れる酸性の力を融合した中間的な洗剤で使用範囲が広く、肌に比較的、優しいのも特徴です。

けれども、この中性洗剤だけでは茶渋などの着色汚れなどはしっかり落ちません。日々のお手入れはこれでOKですが、茶渋汚れを落とすには以下のものが役立ちますので時々、チューンナップしてください。

頑固な茶渋を取る方法その1 重曹

昨今は重曹の使い勝手の良さが見直されています。手軽にさまざまなものをキレイに掃除をすることができます。重曹には磨き粉としての働きのほかに消臭剤にもなる働きがあります。

ステンレス水筒についた茶渋やコーヒーのステインなどを取りのぞくには重曹の粉をステンレス部分に振りかけてこすって汚れを落とすのはよくありません。重曹の粒子がステンレスを傷つける可能性があり、下手をすると腐食してしまうこともあります。

重曹は水溶性であり、ソフトな研磨作用がありますので、水に溶かして使えばステンレスを傷つけずに茶渋類を取り除くことができます。

*重曹でのクリーンアップ方法

①沸かしたての熱湯を水筒ボトル8~9分目まで注ぐ。
②小さじ1程度の重曹を入れる。
③水筒の蓋をして軽く振り、そのまま5分~1時間以内の範囲で放置する。
④中身を捨て、スポンジで軽く洗う。

ひどい汚れの場合は重曹量を小さじ3~5杯まで増やして大丈夫です。こまめに中身を捨て、工程を繰り返してもOKです。

基本のやり方でやってみて、重曹の量や放置時間などを調整してください。1時間以上放置すると内部が錆びる可能性もありますので注意してください。また、重曹をお湯に溶かすと泡だってあふれることもありますので、お湯はギリギリまで入れないように覚えておきましょう。

お湯の温度は熱いほうが汚れを落とす反応が早く出ますが、水筒を振ったりしますので、やけどなどに注意してください。恐いようでしたら60度程度のお湯でも大丈夫です。なかなか茶渋が落ちない時は重曹と同量のクエン酸を加えると良いでしょう。

頑固な茶渋を取る方法その2 クエン酸

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初回公開日:2018年03月12日

記載されている内容は2018年03月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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