【地域別】夏至の食べ物と風習の由来|北海道/九州/東北
更新日:2020年08月28日
夏至の食べ物、いろいろ紹介してまいりましたが、関西地域ではタコを食べるのが習慣となっていました。地域ごとに食べるものが決まっている地域があるので、一概には言えませんが、夏至にタコを食べる地域は比較的多くなっています。やはり、手に入れやすく調理をしやすいことから夏至に食べるものとしてはがあります。
海外の夏至祭
日本で夏至があるのは有名ですが、海外でも夏至にちなんで行われているお祭りがあるのはご存知でしょうか。ヨーロッパの地域では、日本と同じように夏至にちなんで食べる食べ物があり、以下で少し紹介していきます。
スウェーデン
スウェーデンでは「夏至が最も重要な日で、この時期に合わせて夏休みをとる人もいる」というくらい、夏至は大事な日となっています。そのため、食べるものも決まっていて、ニシンの酢漬け、サーモン・スペアリブやいちごなどを食べる習慣があり、食事の合間には踊ったりして楽しむという習慣があるといわれます。
ノルウェー
ノルウェーでも決まって食べるものがあります。夏至の日には、たき火がたかれその周りでホットドッグやプルソと呼ばれるソーセージを食べるのが習慣となっています。大きめのソーセージで、一度食べていただきたい食べ物でもあります。
また、ヴォスという地域では、「子供たちが模擬結婚式を挙げて豊穣を祈る」という行事が行われていて、豊穣を祈るという点では、日本の夏至の日のお祭りと似ている点があるのではないのでしょうか。
夏至を意識してみよう
さて、夏至の食べ物を多くの地域、また海外に分けて紹介してきましたが、普段わからないようなことを知っていただけたでしょうか。地域ごとに特徴があるのは上記の記事を見ていただけるといいのですが、どの地域も共通しているのは、夏を乗り越えるようにするため・豊作を祈願するためという意味を込めて特別な食べ物が用意されていることが多いです。
ぜひこの機会に、みなさんの地域で夏至に食べるものはあるのか・ないのか、少しでも興味をもって地域への理解を深めてみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2017年10月25日
記載されている内容は2017年10月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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