食べることができる花の種類13選|食べ方4つ
更新日:2022年04月11日
紅茶やジャムとして有名なハイビスカスも食べられる花としてです。しかし、私たちのよく知っているハワイに咲いているようなハイビスカスと、食べられるハイビスカスには違いがあります。
食べられるハイビスカスは「ローゼル種」という物で、ハビスカスティーやジャムに使用されているのは、花が枯れた後の実の部分です。ハイビスカスティーは、クレオパトラが愛した飲み物としても有名です。
Aカロチンを含んだ食べられる花
Aカロチンは、βカロチンと同じカロチノイドの仲間です。ニンジンやかぼちゃ、のりに多く含まれており、ビタミンAやβカロチンよりも高い栄養素を持っています。普段の食生活の中で積極的に摂取しようとあまり意識しないAカロチンですが、Aカロチンを含んだ食べられる花には、どのような花があるのでしょうか。
花1:カレンジュラ
カレンジュラは別名「キンセンカ」とも呼ばれています。カレンジュラは鮮やかな黄色がとてもかわいい花で、カクテルに浮かべたり、お菓子に混ぜ込んだりするのがです。柑橘系の甘い香りが特徴で、マリーゴールドとよく似ていますが、違う花です。
リンゴに含まれるAカロチンは100g当たり約18mgですが、カレンジュラには100g当たり約9400gのAカロチンが含まれています。カレンジュラには、ビタミンAもパセリより豊富に含まれています。
花2:ナスタチウム
ナスタチウムは葉が丸く蓮の葉に似ていることから「金蓮花」とも呼ばれています。オレンジや黄色の花にはピリッとした辛味があり、サラダのアクセントになります。
ナスタチウムには、Aカロチンが約1900mg含まれています。私たちが普段口にする野菜は果物にはAカロチンがそこまで多くは含まれていないので、この数値は食べられる花ならではといえます。
ビタミンCを多く含んだ食べられる花
ビタミンCは私たちの食生活の中で欠かせない栄養です。タバコやストレスなど、ビタミンCを体内から奪う物はたくさんありますし、ビタミン不足は体調管理に深刻な影響を与えます。最近ではサプリメントでも手軽にビタミンCを補給できますが、ビタミンCを多く含んだ食べられる花には、どのような種類があるのでしょうか。
花1:カーネーション
カーネーションには100g当たり約78mgのビタミンCが含まれています。他にも食物繊維や糖質が多く含まれおり、便秘の改善に効果があります。見た目も華やかで女性に嬉しい効果がたくさんあるのが、カーネーションの特徴ではないでしょうか。
花2:スナップドラゴン
スナップドラゴンとは、金魚草のことを指します。金魚がひらひらと泳いでいるような花びらが特徴で、カラーバリエーションも豊富です。
スナップドラゴンは熱に強いので、炒め物にもできる珍しい花です。100g当たり250mgのビタミンCが含まれています。食べられる花の中でもスナップドラゴンはビタミンCが豊富です。
花3:バラ
バラには栄養がたくさん含まれています。植物性女性ホルモンのエストロゲン、アントシアニン、ポリフェノール、ビタミンC、ビタミンAなどです。バラに含まれるビタミンCは、レモンの17倍と言われています。
花4:パンジー
バンジーも食べられる花の中でも栄養素が高いです。ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB1、カリウムなどが含まれています。花もカラフルなので目にも楽しい花です。パンジーには100gあたり130mgのビタミンCが含まれています。
食べられる花の食べ方
初回公開日:2018年10月22日
記載されている内容は2018年10月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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