芋の種類と名前・肉じゃが/フライドポテトなど使える芋の種類
更新日:2020年02月11日
芋の種類と名前の一覧を紹介!
暑い季節も終わりを迎えようとしています。そうなると待ち遠しい、食欲の秋が訪れます。たくさんの種類の食材が楽しめる時期ですので、調理をするのもきっと楽しいはずです。豪華な食材を使った料理も美味しいですが、秋にとれる食材の代表である芋を使ってみるのもおすすめです。
種類が豊富にある芋についての知識を深めてみませんか?
もしかすると、これまで思いもしなかったレシピに出会える可能性があります。
今回は芋について紹介いたします。
じゃがいもだけで800種以上の豊富な芋たち
「芋」というと、じゃがいもやサツマイモくらいで、あとは同じという認識を持たれている方も少なくないでしょう。しかし、日本古来から親しまれている芋は、特別な感情を注いでいる人も多いです。
そのため農家の方や専門機関による芋の品種改良も盛んで、じゃがいもだけで800種類を超えているのが現状です。同じ「じゃがいも」でも品種ごとに特徴や味わいが変わってくるので、ある程度の知識を持っておくべきでしょう。
大きくわけると芋は7種類
現在芋は大きく分類すると7種類あると考えられています。代表的なじゃがいもやサツマイモを始めとして、里芋、山芋、こんにゃく芋という種類が存在しています。この5種類以外に、普段だと聞き慣れませんが菊芋とアピオスという2種類を含めた合計7種類がメジャーだとされています。
同じ芋の種類であっても、食感や適した料理は当然異なってきます。この機会に種類の違いと特性を覚えて、料理に活かしてみるのもポイントが高いです。
名産地の1つ鹿児島にある芋の種類は何?
鹿児島の古い呼び名である「薩摩」をつけているサツマイモという種類があることから、鹿児島の芋に関する歴史は古くから始まっています。現在では通常の食材として以外にも、焼酎の原料としても有名になっているので知らない人の方が少ないかも知れません。
そもそも琉球王国が存在した時代に、種子島の島主が唐の芋を琉球王国経由で手に入れて育て始めたことがキッカケになっています。県外では薩摩の芋としてサツマイモと呼ぶのが普通ですが、鹿児島の人は唐からきた歴史から唐芋(からいも)と呼ぶ人も珍しくありません。
焼き芋や蒸し芋にも使える安納紅
鹿児島はサツマイモの名産地だけあって、扱っている種類は豊富にあります。そのため調理するレシピに合わせてサツマイモを使い分けるのが一般的です。天ぷらを作るのであればベニサツマ、変わりどころとしてサラダに用いる種子島ゴールドという種類もあります。
オーソドックスな使い方をするのなら、ベニハルカや安納紅を用いるのが一般的です。種類はこれに留まらずベニハヤトやコガネセンガンと続き、他にも後をたたないのが鹿児島の沢山ある芋の種類です。
実は芋の産地!沖縄で採れる芋の品種
前述したように、沖縄は古くから中国から芋を取り寄せていました。そのため、芋に対する造形は名産地として知られている鹿児島に負けず劣らずの経験と知識があります。
普通の総菜に用いられるだけではなく、タルトやアイスクリームの材料として用いられることも多いです。沖縄というとゴーヤやパパイヤ、島らっきょうも連想しますが、沖縄の紅芋も負けず劣らずの人気が高いメジャーな食材となっています。
スーパーで見かける小さい芋の種類は何?
スーパーに出かけるとお馴染みのように、小ぶりで形の良いじゃがいもを目にすることも多いでしょう。スーパーでみかけるじゃがいもで多いのは、男爵やメイクイーンが代表格です。ホクホクした食感で、土の風味が強い男爵系の芋は、じゃがバターにも適していて男性的な魅力があります。
それに対してツルンとした食感があり、カレーや肉じゃがにも適した粘りと水分があるメイクイーンを、女性的と捉える人もいます。購入する時には区別しておくことがポイントで、レシピによっては差は大きくなるでしょう。
初回公開日:2017年08月31日
記載されている内容は2017年08月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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