正しい掛け布団の選び方|季節/カバー/ベッド/アレルギー
更新日:2020年08月28日
掛け布団の選び方を知っていますか?
癒しの時間は寝る時間だと答える人も多いですが、皆さんは寝具はどのように選んでいますか。特に、掛け布団に気を配っている人は少ないのではないでしょうか。今回の記事では、掛け布団の選び方をお伝えします。敷布団やマットレスにこだわるだけでなく、掛け布団もしっかり選ぶことでより心地良い時間を過ごせるようにしましょう。
季節別掛け布団の選び方
夏の掛け布団の選び方
暑い夏場はタオルケットなどで済ませてしまう方も多いですが、クーラーなどをつけていると寒く感じるのではないでしょうか。
実は、夏こそ羽毛布団がだということをご存知でしょうか。羽毛布団には、体から出る湿気を吸って排出してくれる効果があります。綿布団だと熱がこもって不快な時も羽毛布団なら快適に眠ることができます。
夏場に羽毛布団は暑いと思い避ける人が多いですが、布団売り場に行くと夏用の薄い羽毛布団が売られています。選び方のポイントは、薄手のものやウォッシャブルのものなど、夏場にぴったりな機能を備えているかどうかです。体を冷やさない適度な厚さと、汗をかく時期ならではの機能性に注目して選ぶといいでしょう。
冬の掛け布団の選び方
冬場は、ほとんどの人が羽毛布団を使っていることでしょう。これから買い換えるという人には、選び方のポイントとして水鳥の種類とダウンパワーに注目することをします。
水鳥の種類による選び方
まず、水鳥の種類ですが大きく分けてグースとダックの2種類がいます。さらに、羽の大きな親鳥かどうかの区別、最高級種であるアイダーダックが加わり高級な順に以下のようになります。
・アイダーダック
・マザーグース
・グース
・マザーダック
・ダック
アイダーダック以外のグースとダックには、羽毛の色の違いでホワイト・シルバーの区別があります。これらは、色の違いのみで品質に差はなく、選び方においては好みだけで判断して大丈夫です。布団の柄との相性などで選び方を決めると良いでしょう。
ダウンパワーによる選び方
ダウンパワーとは、羽毛布団の品質を数値化したものです。羽毛の体積を元に算出される数値です。cm3/gという単位で示され、日本で販売が許可されているのは300cm3/g以上のもののみです。
真冬に使う布団の選び方としては、ダウンパワー400cm3/gを基準として考えると良いでしょう。羽毛の量が少なすぎると保温性が足りず、多すぎると重くて肩が凝ることもあります。一般的に、高級羽毛布団と呼ばれるのはダウンパワー400cm3/g以上ですので、これを基準にしながら寝る部屋の温度や自分の好みと照らし合わせながら選び方を決めていきましょう。
初回公開日:2017年10月23日
記載されている内容は2017年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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