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冬の除湿機はコンプレッサーかデシカントか?・おすすめの選び方

初回公開日:2017年12月08日

更新日:2020年02月10日

記載されている内容は2017年12月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

除湿機は様々な種類があり、大きさ以外にも機能が多彩で初めて買うときには迷ってしまいます。さらに使う部屋や用途に合わせた除湿機を選ぶ必要があります。そこで今回は、除湿機を選ぶ際のポイントと、重視すべきポイントについて詳しくご紹介します。

冬の除湿機はコンプレッサーかデシカントか?・おすすめの選び方

なぜ冬に除湿機が必要なの?

乾燥しやすい冬は、エアコンやストーブなどの使用でもさらに空気が乾燥してしまうため、加湿が必要だと考えがちですが、外気温と室温の差があると、エアコンやストーブを切った後に温度が下がると一気に結露の原因となります。

朝起きた時に、窓に結露ができているようなら部屋の中の湿度はかなり高くなっています。結露は窓のサッシを傷め、カビの原因となるだけでなく、目に見えなくとも壁の中にもカビが生える原因となってしまいます。

さらに冬は気温が低く、洗濯物が乾きにくいことから部屋干しの機会が増えることも、結露の原因となります。上手に湿度をコントロールするためにも、除湿機の導入を考えましょう。

冬の除湿機はコンプレッサーかデシカントどちらを選ぶべき?

除湿機を買う時に気になるのは、どれぐらい湿気を取ってくれるのか、そのパワーではないでしょうか。また1年を通して部屋干しをするお家の場合、冬だけでなく梅雨時期などもしっかり稼働してくれる除湿機を選びたいところです。

除湿機には大きく分けて、コンプレッサー式、デシカント(ゼオライト)式、その両方を兼ね備えたハイブリッド式があります。値段にも関わってきますが、ハイブリッド型は大型のものが多いため、決まった部屋で除湿機を使うのであれば、コンプレッサー式、もしくはデシカント式のどちらかとなります。

詳しくは後で説明しますが、それぞれの仕組みからコンプレッサー式は室温25度以上で除湿の力がより発揮され、デシカント式は低温でもしっかり除湿するため、冬場だけの使用ならデシカント式がおすすめです。

除湿機の除湿能力は部屋の大きさによっても変わる?

除湿機の除湿能力は、どれだけの水を除去できるかというところで判断します。商品説明のところで、1日あたりの除湿量についての表示がありますので、それを参考にしましょう。

この時に注意して欲しいのは、除湿機を木造住宅で使った場合と、鉄筋住宅で使った場合とでは、能力にも大きな差が出るということです。例えば1日あたり10Lの除湿量のある除湿機の場合、それだけの除湿ができるのは鉄筋住宅では20畳ほどですが、木造住宅では10畳ほどにあたります。

また除湿量が多くても、部屋干しの洗濯物の量が多いと、十分にその機能を発揮できないこともあるため、家の構造や大きさだけでなく、どのような環境で使うのかも考えた上で選ぶ必要があります。

除湿機のコンプレッサーとデシカントの違いと機能

除湿機の2タイプ、コンプレッサー式とデシカント式のそれぞれの特徴を、構造やメリットデメリットから詳しくご紹介します。

エアコンと同じ仕組みで除湿するコンプレッサー式

コンプレッサー式の除湿機の仕組みは、エアコンの除湿と同じく、部屋の空気を吸い込んで冷媒で冷やし、湿気を水滴にします。湿気をなくした空気はそのまま部屋に戻る仕組みです。夏のように気温が高いほど除湿する力が強くなるため、梅雨時期から夏向けの除湿機といえます。

逆に冬は除湿があまりできないことに加え、消費電力もかかってしまいます。またコンプレッサーが付いているため、比較的大型になりやすく、また稼働音も大きいといったデメリットがあります。

ゼオライトを使って除湿するデシカント式

ゼオライトという乾燥剤を使って除湿をするデシカント式は、吸い込んだ空気をヒーターで温めることで水滴にして除湿します。冬場でも除湿をすることが可能で、年間通して使うことができますが、ヒーターを使うため排出する空気が暖められ、室温が3度から高いものは8度近く上がるというデメリットがあります。

コンプレッサーがないので小型のサイズも多く、稼働音は比較的小さめですが、消費する電力が大きく、コンプレッサー式の除湿機より2倍から3倍となってしまいます。

コンプレッサー式とデシカント式それぞれの寿命は?

除湿機を選ぶ際、気になるのはどれぐらい使い続けることができるのかという点です。コンプレッサー式の場合は、コンプレッサーが稼働しなくなれば寿命ですし、デシカント式の場合も、使用されている除湿剤には寿命があるため、繰り返し使っていれば除湿できなくなります。

稼働する時間や使用している場所によっても、除湿機の寿命は変わりますが、おおよそ5年程度で寿命となることが多く、もった場合でも10年程度で不具合が出ることがほとんどです。コンプレッサーや除湿剤の交換で寿命を延ばすことは可能ですが、部品があるかどうかを修理時に確認する必要があります。

あなたにぴったりなおすすめの除湿機の選び方

きちんと除湿もできるのはもちろんですが、対応できる広さやパワーなど、家に合わせた機能などもしっかりチェックして選びたい除湿機について、優先したいポイントからおすすめの除湿機を詳しくご紹介します。

静か

除湿機を寝室で使う場合には、できるだけ稼働音の小さいものを選ぶのが望ましいのですが、コンプレッサー式は大型のタイプが多いことから、静かさで選ぶならデシカント式がおすすめです。

ただしコンプレッサー式でも静音のものが増えてきていますし、部屋の湿度にあわせてデシカント式とコンプレッサー式を切り替えるハイブリッド型の除湿機を選ぶという方法もあります。

コロナ

衣類乾燥除湿機など、バリエーション豊かな除湿機を出しており、人気の高いメーカーであるコロナは、除湿能力が高い点でも評価されています。

コンプレッサー式の除湿機を展開していますが、コンパクトなスマートタイプもあり、部屋に合わせて選べること、比較的安価で購入しやすいこと、また家電製品メーカーとして信頼度も高く、初めて除湿機を購入するならコロナのシリーズから選ぶという方法もあります。

湿度

夏の湿度の高さと、冬の乾燥、どちらも常に気をつけたいものですが、小まめにそれに合わせて切り替えるのも大変です。こういった場合には、除湿機と加湿器、空気清浄機の機能が一つになったタイプがおすすめです。

ただしサイズが大きく、さらにあまり種類がないので価格が高いのがネックです。季節の湿度に合わせるなら、コンプレッサー式とデシカント式の利点を合わせたハイブリッド式が年中使用することができるため、トータル的には電気代もお得になります。

夏の湿気を取り除くためには、大容量でパワフルな除湿機を選ぶ必要があります。夏に強いコンプレッサー式の除湿機であれば、夏は比較的電気代もかからず、湿気が減るため便利です。

ただしコンプレッサー式は、冷風を出すと同時に温風も出るため、部屋を冷やすことには向いていません。

人気

除湿機はどの電機メーカーからも販売されているため、機能や値段ではそれほど大きな差はありません。そこで人気の高いものを選ぶという方法もあります。

部屋の除湿だけでなく、押入れやクローゼット、また玄関など比較的狭い場所に除湿機を導入するといった場合もありますし、リビングの場合は大きさだけでなく静音性やデザインも重視して、人気の除湿機の口コミなども参考にして候補をあげ、実際に電気店で大きさなどを確認するといいでしょう。

安い

除湿機は湿度のセンサーや、洗濯物をしっかり乾かすための温風機能など、多彩な機能が付いているものはそれだけ価格が高くなります。コンプレッサー式は大型の物が多いため、価格は高い傾向にあります。

価格が安い除湿機を選びたいなら、なるべく機能がシンプルで、ボタンも少ないシンプルなものを選びましょう。デシカント式の除湿機は比較的安価ですが、熱を持つことから短期間で故障するといった当たり外れもあるため、長期間使えないと割り切ることも必要になります。

コンパクト

押入れやクローゼットなど、比較的狭い場所で使う場合や、あちこち別の場所に持ち運びたい場合には、コンパクトな除湿機がおすすめです。女性が持ち運べる軽いタイプもあります。

デメリットとしては、除湿した水をためるタンクが小さく、すぐに水がたまるためすぐに捨てる必要があることが挙げられます。この場合は自動で除湿をストップする機能が付いているものを選び、水浸しにならないような除湿機を選ぶようにしましょう。

除湿機は除湿機は稼働している間は音が出ますので、全くの無音というわけではありません。そのため音が気になる人の場合は、空気清浄機や加湿器よりも音が大きく感じられます。特にコンプレッサー式は音が大きくなります。

小型の除湿機でも、商品によっては稼働音が大きいものもありますので、パンフレットに載っているデシベルで判断するといいでしょう。通常耳で聞いてうるさく感じる音の大きさは、車のエンジン音などで60デシベル前後です。夜間で気にならない音の大きさは45デシベル以下なので、それを基準に選んでみましょう。

除湿機を上手に使って部屋を快適に

除湿機は大きさも機能もバリエーション豊かです。気密性が高くなったことで、結露の問題も増えてきています。さらに移動のしやすさや、手入れのしやすさなど、長く使い続けることも考慮しながら、自分の家にぴったりな除湿機を手に入れましょう。

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