賃貸の食洗機はビルトインがか・許可は必要か|シンク下
更新日:2020年08月28日
卓上タイプの食洗機の場合には、設置スペースによってある程度容量が決まってきてしまいます。しかしながら、容量の大きいものと小さいもので迷うことがあったら、ぜひ容量とスペースのバランスを考えて選んでください。
例えば、家族4人の場合、4~6人用の大きい食洗機を購入すれば1回あたりに洗える容量が多く、時間とお水の節約が可能です。逆に2~3人用の小さな食洗機を購入すればキッチンの作業スペースは広くなりますが、1回あたりに洗える容量が少なくなり、大きい食洗機を使用するよりも回数を重ねなくてはいけません。
賃貸にお住まいの方が食洗機を導入する場合には「スペースを取るか、節水や時間の手間を考えるか」が重要になってきます。
賃貸で食洗機を導入する場合に管理人の許可はいる?
では、賃貸にお住まいの方が食洗機を導入する場合、事前にお住まいの賃貸物件を管理する方の許可を取る必要があるのでしょうか。ビルトインタイプ・卓上タイプそれぞれの場合をみていきましょう。
ビルトインタイプを導入する場合
ビルトインタイプの食洗機を賃貸に導入する場合、シンク下のキャビネットを取り外し、食洗機を設置する必要があります。また、給水管・排水管・電源工事が必要なため、導入する際には必ず、不動産屋さん経由でお住まいの賃貸物件を管理する方の許可を取りましょう。
そして残念ですが賃貸の場合には、ビルトインタイプの導入許可が下りることはまずないと考えておいた方が良いでしょう。なぜなら、原状回復が難しいからです。
食洗機を設置したまま引っ越しするとしても、次にその賃貸物件を借りる方が使用するとは限りませんし、維持費などもかかるのでお住まいの賃貸物件を管理する方にとってみればあまりメリットはありません。また、導入側も引っ越しをする場合、取り外しが大掛かりなのであまりはできません。
卓上タイプを導入する場合
卓上タイプの食洗機を賃貸に導入する場合、工事は「分岐水栓の取り付け、給水・排水ホースの取り付け、コンセントを差す」の3つのみです。後からトラブルになってしまうのは避けたいので、導入する場合には不動産屋さん経由でお住まいの賃貸物件を管理する方の許可を取りましょう。
卓上タイプの場合には原状回復可能なので、話をすれば許可が下りることがほとんどです。
賃貸の場合は食洗機をどこに置いたらいいの?
ビルトインタイプの場合にはシンク下の引き出しをつぶして食洗機を設置することになりますが、一方、卓上タイプの食洗機はどこに置けばよいのでしょうか。設置場所をみていきましょう。
キッチンの正面におく
ひとつめはキッチンの正面におき、手前に作業スペースを確保する置き方です。一人暮らし用の賃貸物件ですとなかなか難しいですが、家族向けの物件であれば吊り戸棚の下に置くなどして手前のスペースを確保することが可能です。
シンク横にタテ置きする
2つめはキッチンのシンクの横にタテ置きする置き方です。この置き方なら、一人暮らし用の賃貸物件などキッチンが狭いお宅でも設置できます。また、シンクに近いところに置けるので、複数回食洗機を回す時にはシンク内に食器を置いておけるので使いやすくもあります。
市販の棚やワゴンを使用する
そもそも賃貸物件の場合はキッチンスペースが狭いことも多く、食洗機を置くスペースが確保できないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな場合にはシンク上に食洗機をのせることができなくても。市販の棚やワゴンなど、隙間収納を利用してシンク横に食洗機を設置することも可能です。
カウンターや出窓に置く
また、同様にシンク横に置くスペースがない場合に、置き台を使用して出窓に設置することも可能です。また、最近の家族向け賃貸物件はキッチンカウンターがある場合が多いので、カウンターの端に食洗機を設置することも可能です。
狭い賃貸に食洗機
初回公開日:2018年04月24日
記載されている内容は2018年04月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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