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エアコンの寿命年数は何年なのか|賃貸/配管/ダイキン

更新日:2020年08月28日

エアコンを1年を通して使うことも多い昨今、エアコンは何年使えるのか気にしながら使っているという人も少なくありません。どのような使い方をすると寿命は短くなってしまうのか、また寿命を延ばすために心がけたいことについて詳しくご紹介します。

エアコンの寿命年数は何年なのか|賃貸/配管/ダイキン

エアコンの寿命年数は何年なのか

夏には冷房、冬には暖房と一年中活躍してくれるエアコンですが、生活に密着した白物家電であり、使っている間に寿命を迎えます。ただし家庭によっては暑い時や寒い時にしか使わないという家や、夏は毎日使っているという家もありますので、その使い方でも寿命も変わってきます。

さらに使う場所やメーカーによっても、どれだけ使い続けられるか違いがあります。メーカーごとにエアコンの寿命はどう設定されているのか、また寿命でなくても買い替えが必要となる場合の判断の仕方について、詳しくご紹介します。

20年

新築の家などの場合、老朽化の目安として、20年があげられます。家を新築した時にエアコンを同時につけることがほとんどですから、エアコンも20年ぐらいは持ちそうと考える人が多いのではないでしょうか。

確かに昔のエアコンをそのまま使い続けているという人もいますが、エアコンを標準的に使用した際にその性能が保持できる期間として、10年というのが目安になっています。

同時にエアコンが故障した際の修理部品をメーカーが保有する期間も9年から10年と定められているので、10年以上エアコンが使用できる状態であっても、万が一故障した場合は適切な修理を受けられないということになります。

もちろん10年を超えて、20年、それ以上でも故障しなければ使い続けることは可能ですが、万が一故障やエアコンによる何らかの事故が起きても、10年を過ぎると保証の対象外となるということは覚えておきましょう。

メーカーの寿命

エアコンを製造しているメーカーごとに、その寿命の目安となる耐用年数が決まっています。最新の家電はエアコンも含め、設計上の寿命が明記されています。これはあくまでもそれぞれのメーカーで耐久実験を行った上で算出されている寿命です。

エアコンの部品は本体だけでなく室外機や本体とつないでいるホースなど、細かく分かれていますので、環境によっては一部分の破損や寿命が早くなることも考えられます。

一般的にメーカーではエアコンだけでなく冷蔵庫や扇風機、ストーブなどの家電の使用耐久年数、つまり寿命は10年を一区切りと考えているところがほとんどです。

これは修理の際に必要となる部品の補給できる期間が10年ということから出る数字ですが、確実に10年の部品保持ができるわけではないので、メーカーによっては部品製造打ち切りや修理ができない家電をHPなどで公開しており、それを確認する必要があります。

状況別エアコンの寿命年数

エアコンを一軒に一台どころか、各部屋につけるという家も最近では多くなっています。特に赤ちゃんやお年寄りのいる家では、温度管理や空調管理をするために、窓を閉め切ってエアコンをメインで使うことも多く、一方ではある程度の気温にならないとエアコンを使わない、と体調管理のために使用を制限しているという家もあります。

私たちの生活になくてはならないものとなっているエアコンですが、使われている環境によっても、その寿命には違いがあります。環境別のエアコンの寿命について、詳しくご紹介します。

賃貸

賃貸の場合、入居した際にすでにエアコンがついている場合と、エアコンのホース穴などの設置はされているが、本体はつけられていない場合とがあります。そのため、入居した際に新しくエアコンを購入して設置すれば、そのエアコンは10年は寿命があり、使い続けられるということになります。

一方入居した際にすでにエアコンがある場合、寿命がいくらかは本体を確認してみないと分かりません。そしてもし製造年数などから寿命がもうすぐだと分かっても、勝手に取り外したり新しいエアコンに買い替えることも、賃貸の場合はできません。

エアコンの管理や交換は、大家が判断するため、入居してすぐに使ったエアコンが壊れたといった場合には対応してもらえる可能性がありますが、大分経ってからの交渉は難しいことがほとんどです。またエアコンクリーニングをするかどうかも大家の判断となるため汚れていて寿命が短くなってしまっていることもあります。

建売住宅

新築の家を建売で購入した場合、エアコンはついている場合とついていない場合とがあります。どちらにしろ新品を購入して設置することになりますので、そこから約10年は寿命があるということになります。

ただし家のエアコンを設置する場所によっては、エアコンをそれほど稼働させなくても大丈夫な部屋と、1年のほとんどを使用することになる部屋とに分かれます。

そうなるとやはり稼働させている時間が長いエアコンの方が、寿命は短くなりますし、壊れる可能性も高くなります。さらに広い部屋と狭い部屋では、適したエアコンの大きさが変わりますので、その点でも寿命には違いが出てくるといえます。

会社など

会社ではエアコンなどの家電は、帳簿上毎年その価値が下がっていくため、一般の家庭とは寿命についての認識や考え方が変わります。

さらにエアコンのタイプも、天井にはめ込むタイプや、壁に設置するタイプでも業務用は一般家庭で使われるものとは大きさや稼働のパワーなどが違いますので、その点も寿命に違いがあります。会社で使われるエアコンも、部品修理の点などからメーカーの対応できる期間として、耐用年数とされる寿命は10年が目安です。

ただし会社で一般家庭用のエアコンを設置する場合、稼働させる時間や日数が多くなりますので、寿命は5、6年を目安とします。

使い方による寿命の違い

エアコンには多くの部品が使われており、使用する度に摩耗していきます。そのため暑い時期は空気を冷やすためにエアコンはフル稼働になりますし、寒い時期も温度を上げるためにフル稼働をすることになりますので、それだけ本体は古くなっていきます。

もちろん1年や2年ですぐに寿命に差が出るというわけではありませんが、毎日エアコンを使っている場合と、月に数回しかつけないといった使い方では、部品の摩耗具合も変わってきます。

そのため長期間使い続けていると、その使う頻度によっては、部品が故障したりすることもあり、この場合は部品の交換ができれば使い続けることも可能です。ただしメーカーによっては部品の保存期間が終わっていることもあり、その場合は修理はできませんので壊れたその時点で寿命ということになります。

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初回公開日:2018年04月10日

記載されている内容は2018年04月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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