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冷蔵庫の買い替えのときの中身・引き取りはあるか・買い替えどき

更新日:2020年08月28日

今の冷蔵庫を何年使っていますか。暮らしに欠かせない冷蔵庫ですが、買い替えタイミングについては意外と知られていません。突然の故障にパニックになる人もいます。そこで今回は、買い替えの注意点・古い冷蔵庫の引き取りや故障前に買い替えるメリットについて紹介します。

冷蔵庫の買い替えのときの中身・引き取りはあるか・買い替えどき

自分で指定引取場所へ持ち込む

リサイクル料金を郵便局で支払って、自分で最寄りの指定引取場所へ持ち込むということも可能です。この場合、「収集運搬料」はかかりません。時間があり少しでも安くしたい方向けです。下記サイトで最寄りの指定引取場所は検索できます。

また、郵便局では「家電リサイクル料金」の他、振込手数料がかかります(窓口130円、ATM80円)。「指定引取場所」は業者の大型トラックの出入りも多いので、混みあっていることもあります。事前に電話連絡してから行きましょう。

冷蔵庫の買い替えで電気代は安くなるのか?

家電の進歩は近年めざましいです。特に省エネ技術は格段に進歩しています。「古い冷蔵庫を使用し続けること=電気代が高くこと」といえます。

冷蔵庫が家庭の電気使用量に占める割合は14.2%にのぼります。家庭における電気機器の中で第1位になります。1年365日ずっと稼働している冷蔵庫の電気代が節約できれば、家計にも大きな効果があるでしょう。

10年前の冷蔵庫との比較

10年間の省エネの進化をみてみましょう。500Lクラスのパナソニック冷蔵庫を例に2017年9月発売モデルと2007年前のモデルで比較してみました。10年間の省エネ技術の進化がわかります。上表によると1年間の電気代の差は7,992円になります。10年間で79,920円です。

また、最新の冷蔵庫は野菜室の鮮度や使い勝手も格段にアップしています。まだまだ壊れずに使えているからと、10年前の冷蔵庫を大事にしている人も多いでしょう。しかし、家族構成に変化があったという人などは、省エネ効果を狙って買い換えても良いでしょう。

製造年・型式容量(定格内面積)年間消費電力年間電気代(1kwh27円換算)
2017年製   NR-F503HPX500L274 kWh/年7,398円
2007年製   NR-F502TM495L570 kWh/年15,390円

サイズを大きくしても電気代は安くなる

大型の冷蔵庫の方が消費電力が大きく電気も高いとおもっていませんか。しかし、その考えは間違いです。2017年製モデルのパナソニック500L大型冷蔵庫と370L中型冷蔵庫を比較してみました。何と、500Lサイズの方が年間電気代は2,332円安くなります。10年間で23,320円です。

小さい冷蔵庫だから電気代が安いということはありません。むしろ逆です。ほとんどの冷蔵庫が、ミニ冷蔵庫より大型冷蔵庫の方が電気代が安くなります。食材が多くなければ小さい冷蔵庫でも十分という方もいるでしょうが、電気代を気にしてサイズを小さくする必要はありません。

製造年・型式容量(定格内面積)年間消費電力年間電気代(1kwh27円換算)
2017年製   NR-F503HPX500L274 kWh/年7398円
2017年製   NR-C37FM365L360 kWh/年9720円

電気代比較サイトも利用してみよう

環境省が提供している「省エネ製品買い替えナビゲーションしんきゅうさん」というサイトがあります。「しんきゅうさん」では今使用している冷蔵庫の型番を入力することで、「年間消費電力量」や電気代を見ることができます。

もし、型番がわからなくても年式とサイズを入れるだけで、おおよその消費電力量や電気代を表示してくれます。

購入検討している商品との電気代の比較も簡単にできます。新しい冷蔵庫へ買い替えることで、どれだけ省エネになるのか比較することができます。一度サイトを見てみてはどうでしょうか。

10年経過したら買い替え検討してみましょう

「まだ壊れてないのに買い替えはもったいない」と思う方も多いでしょうが、冷蔵庫の買い替えで大きな節電効果を得られることは間違いありません。購入から10年経過した場合、一度冷蔵庫の買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

故障前なら「次はどのサイズにするのか。色は。ドアの数は。」など余裕をもちながら、ゆっくりと家族で相談することもできます。冷蔵庫は10年周期での買い物です。事前に買い替え希望の機種を調べおき、買い替えを後悔のないものにしましょう。

初回公開日:2018年02月22日

記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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