冷蔵庫の買い替えのときの中身・引き取りはあるか・買い替えどき
更新日:2020年08月28日
配達時に古い冷蔵庫の引き取りができるためには「家電リサイクル券」が必要です。家電リサイクル券は、リサイクル料金を販売店(小売業者)経由で支払う場合と、郵便局経由で支払う場合があります。家電量販店では、このリサイクル券の発行手続きを店舗で行うことが多いです。当日、配達員に「家電リサイクル券」を渡し適切に処理してもらいましょう。
また、次のことも配達時間前にしておきましょう
・冷蔵庫の中を空にする。
・冷蔵庫の搬入通路を確認し、物を置かないようにする。
・冷蔵庫の周りをできる限り雑巾がけをしたり、掃除をする。
・キッチンマットや玄関マットを移動させておく。
・搬出時の水漏れに備え雑巾を用意しておく。
冷蔵庫の買い替えどきの判断方法って知ってる?
冷蔵庫は寿命の長い電気製品です。買い替えのタイミングが難しい商品といえるでしょう。そのため「壊れてから買い替えよう」と考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ故障してからの買い替えでは時間的余裕もなく、冷蔵庫の機種など制限が多くなります。本来、どのタイミングで買い替えを検討するのが良いのでしょうか。
10年以上経過している
長年使用してきた冷蔵庫は色々な箇所が傷んできます。冷蔵庫にはドアのゴムパッキンのような消耗品もあります。「最近冷えが悪いな」と思ったらドアのゴムパッキンが弱っているケースが多いです。また、冷蔵庫の扉は経年劣化により必ず歪みがでます。
「パッキンが弱る→そこから冷気が外に漏れる→コンプレッサーに負荷がかかる→電気代が上がる・故障のリスクが高くなる」この流れになったら、買い替えを考えても良いでしょう。
冷蔵庫の一般的な寿命は10年~12年といわれます。 10年も使えば内部の部品は大きく劣化しています。PL法(製造物責任法)で定めれれている製造打ち切り後のメーカーの冷蔵庫の部品保有義務は9年です。このことからも、購入から10年経てば買い替えを検討しても良いころでしょう。
異音がする・音が大きくなる
コンプレッサーの寿命が近い場合に現れる症状の一つです。コンプレッサーとは冷気を生み出す圧縮機のことで、冷蔵庫の心臓部となる部分です。
気温の高い夏場は庫内の温度を一定に保つため無理に出力をあげようとして、コンプレッサーへの負荷が強まります。すると、『ブーン』という音がものすごく大きくなります。コンプレッサーへの負荷が大きくなるとコンプレッサーの機能低下を引き起こし、故障率が上がります。
もし、コンプレッサーを交換するならは一般的に約5万円の修理費がかかります。「コンプレッサーの故障=冷蔵庫の買い替え時期」といえます。
仕様(サイズ)が合わなくなった
3人家族から子供が増えて5人家族になるなど家族構成が変われば、適した冷蔵庫のサイズは変わります。3人家族で300Lサイズの冷蔵庫を使用していたのなら、より大きなサイズに買い替えた方が良いでしょう。
容量が大きめの冷蔵庫を選ぶと安い時に買い貯めもできます。省エネ性能も高く、使い勝手が自分に合う機種に出会ったなら買い替えを検討すべきでしょう。
冷蔵庫の買い替えのときの電源について
「古い冷蔵庫の電源をいつ抜けばいいのか」これも冷蔵庫到着までに悩むことの一つです。昔は「前日にはコンセントを抜いておき、当日の朝には皿にたまった水を捨てる事が必要」とされていたようですが、今はさしたままでOKです。
事前にコンセントを抜いておくと冷却器の霜が融けて水になります。溜まった水はが冷蔵庫回収時に漏れることがあります。販売店からの指示がない限りは、電源は入れたままにしておきましょう。
新しい冷蔵庫はすぐに電源を入れてもOK
冷蔵庫は配達時、直立で運搬してきたなら設置後すぐに電源を入れて問題はありません。もし、配送時の振動が激しかったり斜めにした場合は、設置して1,2時間してから電源を入れるようにしましょう。
ただし、横にして運搬した場合はオイルが冷却システムに流れ込む可能性があり、故障の原因となる場合がありますので、直立にして1日たってから電源を入れてください。
冷蔵庫の買い替えのときの処分方法とは?
冷蔵庫は「家電リサイクル法」が適用される家電製品です。冷蔵庫以外にもエアコンやテレビ・洗濯機が当てはまり粗大ごみとして処分することができません。
処分方法として、「買い替えたお店にリサイクルを依頼する」か「自分でリサイクル処理場に持ち込む」かのどちらかになります。
買い替えたお店に依頼する
新しい冷蔵庫を購入するときに一緒に古い冷蔵庫のリサイクルを申し込むことがです。しかし、配達時とは別の日に回収をお願いする場合、収集運搬料が高くなるケースが多いので注意してください。
販売店によりやり方は異なりますが、家電量販店などではこのリサイクル券の発行手続きを、店舗で行うことが多いです。ネット通販の場合は、回収日までに郵便局でリサイクル料金を支払い当日までにリサイクル券の用意をしておく必要があるケースもあります。どちらにせよ、事前申し込みが必要になります。
初回公開日:2018年02月22日
記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。