ミニトマトの育て方|ミニトマトの種まきや栽培のコツ・品種を4つ紹介
更新日:2020年08月28日
土を乾かさないようにする
水のやりすぎも、逆に加湿が原因で病気を誘発することになりますが、土が乾ききってる状態だと葉が枯れてしまったりなど育成不良になるので1日2回を目途に水やりをしましょう。
水のやり方としては鉢、プランターの上からかけるのではなく株元にあげます。高温や加湿が続く天気の時は鉢またはプランター全体にまんべんなく水がいきわたるようにかけましょう。
乾燥は厳禁
上記で述べた通り、ミニトマトは室内の栽培も可能であり、ベランダがない方も室内での栽培をしているかもたくさんいます。
しかし、栽培時期が4~6月となっておりちょうど外の温度も高くなり梅雨にも入る時期ですので室内でエアコンをいれる機会が増えます。
そのため、鉢またはプランターに直接エアコンの風があたり土が乾燥することがありますのでカラカラに土が乾燥しまわないように気を付けましょう。
ミニトマトを育てるときの注意点3つ
ミニトマトを育てるときの注意点を3つ紹介していきます。ミニトマトは、水分管理が難しいことや、病気にかかりやすかったり、また虫がつきやすいため、栽培するうえで管理や観察が必要です。
初めてミニトマトを育てるかたも、一度育ててみたけれど失敗したかたもこれから紹介する注意点に気を付けていただき、おいしいミニトマトを育てましょう。
ミニトマトを育てるときの注意点1:脇芽かき作業
主茎とは一番太い茎になります。その主茎以外から生えている枝は全て脇芽です。
脇芽が伸び始めたら、それぞれの節から出てくるものは太いもの1本だけを残して、細い脇芽は全て手で摘み取っていきます。この作業が脇芽かき作業となります。
主茎だけにすることで早く実をつけることができるといわれています。日々観察をし、脇芽が生えてきたら取り除くようにしましょう。
ミニトマトを育てるときの注意点2:受粉作業
ミニトマトの受粉方法として綿棒を使うことがあります。ミニトマトの花に綿棒を入れ、弱い力で優しく円を描くように少し動かし花粉を雌しべにつけます。
また、綿棒以外にも指で軽くはじくことで受粉は可能です。強くはじいてしまうと花が落ちてしまうので注意しましょう。
受粉後、約1週間ほどで実がつきます。たくさんの実をつけるためにも非常に大事な作業になるので必ず行いましょう。
ミニトマトを育てるときの注意点3:追肥のタイミング
追肥は、作物の実を大きくするうえで大事なポイントです。追肥のタイミングとしては、3段目の花が咲いたころが目安となります。
実が付き始めたことに1度だけ株元に化成肥料をあたえるか、園芸溶液体肥料を規定の倍率で薄めて1週間に1回与えるなどして追肥を行いましょう。
追肥のタイミングを間違えると、つるボケといい、葉だけ成長をし実がなかなかつかない状態となります。
ミニトマトが弱ってしまったときの対処方法3つ
作物は、人間のように話すことができないので、気が付いたら弱っていることも多々あります。作物を育てるうえで毎日観察し続けることは非常に大切ですが、手順通りに育てても枯れてしまったり、失敗してしまうのが作物です。
なんらかの原因で弱ってしまったミニトマトの対処法を紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
ミニトマトが弱ってしまったときの対処方法1:水をやる
水分不足から、葉が枯れてしまうことがあります。葉が枯れてしまった場合は、まずは水をあげましょう。枯れている状態にもよりますが、葉が元気がない場合は、水をあげることで回復する可能性が高いです。
しかし、水をあげるときに高い位置からかけると、葉に泥が跳ねてしまいそこから病気になる可能性もありますので株元から水をあげるようにしましょう。
ミニトマトが弱ってしまったときの対処方法2:遮光をし回復を待つ
ミニトマトを今まで置いていた場所から、別の場所へ移した場合、環境の変化から弱ってしまうことがあります。
半日光から直射日光のあたる場所へ移った場合、今までの日光の強さが変わり葉がしおれてしまうことがあり、その場合は一旦遮光ネットで日差しを調節します。
ミニトマトの回復具合を観察しながら、ミニトマトを新しい保管場所を慣らすことで回復を待ちましょう。
ミニトマトが弱ってしまったときの対処方法3:追肥をやめる
初回公開日:2017年12月08日
記載されている内容は2017年12月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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