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ミニトマトの育て方|ミニトマトの種まきや栽培のコツ・品種を4つ紹介

更新日:2020年08月28日

ミニトマトの育て方、種まきの方法をご存じでしょうか?実はミニトマトは収穫も多く、放任で育てられるので栽培は簡単です。鉢植えやプランターで気軽に栽培を始められますので、場所もとりません。今回はミニトマトの育て方についてご紹介していきます。

ミニトマトの育て方|ミニトマトの種まきや栽培のコツ・品種を4つ紹介

初心者がミニトマトの栽培を成功させるコツ3:追肥は適切な量と回数で行う

ミニトマトは、肥料の量やタイミングを間違えてしまうと過剰に反応をおこしてしまいます。追肥を行うタイミングとして、第一果房が膨らみ始めた段階で一回目の追肥を行い、株の周りにまき土と軽く混ぜましょう。

追肥を早い段階でしてしまうと、花が落ちやすくなります。花が落ちると着花しませんので注意してください。

その後は3週間に1度のタイミングで追肥を繰り返します。ポイントとしては、株元から少々離れた箇所にまくことをします。

ミニトマトの病気と対策4つ

作物を栽培するときに、どうしても発生してしまう病気はどう対策すればいいのか気になるかと思います。

ミニトマトの病気として主に、「青枯病」「モザイク病」「尻腐れ病」「苗立枯病」の4つがあげられます。

4つの病気の対策をしっかりとし、毎日の観察を行うようにしましょう。

ミニトマトの病気と対策1:青枯病

青枯病の発症時期は、6~10月がメインとされています。高温期を好み、どこの土の中にもいる細菌です。土の温度が20度以上の高温で水が多くなると発症します。

対策は、プランターの底に石をはき、水はけをよくしましょう。連作だと土の状態が悪くなり細菌の繁殖を助長してしまいます。ミニトマトを栽培する際は、連作はさけましょう。

また、使用した道具の消毒も毎回行うことをします。

ミニトマトの病気と対策2:モザイク病

ウイルス由来のモザイク病は、「花」「茎」「葉」の部分に淡い黄色の班が現れます。一度モザイク病に感染してしまうと解決方法がなく、また感染力も非常に高いため株ごと抜くことになります。

対策として、アブラムシが近寄ることを徹底し、マルチシートで覆いましょう。栽培で使用した道具類は毎回しっかりと消毒をし、モザイク病に感染した株は速やかに抜き処分しましょう。

ミニトマトの病気と対策3:尻腐れ病

「尻腐れ病」とは、実のお尻の部分が黒く変色し腐った状態が特徴の病気です。カルシウム不足からくる病気であり、二が土石炭を混ぜてあげることで改善でき防ぐことができます。

ただし、苦石炭はあげすぎると酸性からアルカリ性へと土が変わるので追肥する際は、規定を守りましょう。

尻腐れ病は、苦石炭で改善も対策もできるので栽培をする際は、さきに準備しておくことをします。

ミニトマトの病気と対策4:苗立枯病

「苗立枯病」は2種類の菌がおり、「ピシウム菌」「リゾクトニア菌」です。この2種類の菌により発症する「苗立枯病」は、症状として茎の部分が茶色く変色をし、最終的に茎が弱り倒れ枯れてしまいます。


対策として、過度な加湿をしないことと清潔な土を使用しましょう。また、壌土の消毒には「クロールピクリン」が利用できます。

一度、「苗立枯病」が発症した土の再利用は控えるようにしましょう。

ミニトマトの栽培で発生する害虫と駆除方法4つ

ミニトマトの害虫発生時期は、主に4~8月を言われています。症状として、「葉に白色の筋がある」「葉が黄色くなって元気がない」「葉の裏に白い虫がいる」「穴があく」「なにかにかじられた跡がある」など害虫による跡があります。

実がつく前や、実がなったあとに害虫被害にあわないためにも、しっかりと対策をしていきましょう。

ミニトマトの栽培で発生する害虫と駆除方法1:オオタバコガ

「オオタバコガ」の発生時期は、6~8月がメインです。主に、茎・果実・蕾・葉に小さな穴をあけます。ミニトマトの実の中に侵入する場合もあります。

対策として、防虫ネットをトンネル掛けをし、成虫の侵入を防止しましょう。「オオタバコガ」の産卵を確認できた場合は葉または花を摘み、畑の外で処分します。

駆除剤として、「プレバソンフロアブル」がです。

ミニトマトの栽培で発生する害虫と駆除方法2:コナジラミ類

「コナジラミ類」の発症時期も、コナジラミ類と一緒で6~8月です。特徴として、葉の裏の小さい虫が群生します。乾燥した時期に、大量発生をし、発生箇所を揺すると飛び散ります。

対策として、シルバー色のマルチシートを敷くことで太陽光を嫌うコナジラミを予防できます。また、防虫ネットをトンネル掛けをし、株元の泥跳ねに気を付けましょう。

ミニトマトの栽培で発生する害虫と駆除方法3:マメハモグリバエ

ハエの幼虫である、「マメハモグリバエ」は葉肉に産卵します。葉を食べる「マメハモグリバエ」は、葉に1~2mmの白い筋が残ります。被害が少ない場合は、対応の仕方で大丈夫ですが、被害が大きくなると最終的に枯れてしまいます。


対策として、防虫用ネットをかけマメハモグリバエの成虫が飛来しないように防止しましょう。黄色に反応する習性を利用し、黄色い粘着トラップを仕掛ける方法もあります。

見つけた場合は、手やピンセットで駆除するのをします。

次のページ:ミニトマトの栽培にガーデニンググッズ

初回公開日:2017年12月08日

記載されている内容は2017年12月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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