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【種類別】みかんの育て方|はるみ/はるか/早生/せとか

更新日:2020年12月22日

家庭菜園でみかんを育ててみませんか。みかんは、種類によって収穫時期が違い、日当たりと水はけの良い温暖な土壌なら初心者でも簡単に育てられます。種類別の育て方や種や、苗からの育て方をご紹介します。みかんの育て方を知って、家庭菜園でたっぷり収穫しましょう。

【種類別】みかんの育て方|はるみ/はるか/早生/せとか

種類別みかんの育て方

はるみの育て方

はるみみかんは、清美とポンカンの交雑種です。糖度が高くて甘みがあり、果肉がつぶつぶして食感がとても良い種類です。サイズは、200gまで育ち1月ごろから出荷されます。

植え付け時期

はるみみかんの植え付け時期は、9月から11月、3月から4月の年2回あります。日当たりがよく、水はけのよい土に植えます。必要に応じて腐葉土などを植え付け、穴に入れて土壌改良する育て方が良いとされます。冬場の最低気温が5度以下になると育成に悪いため、5度以下にならない地域で育てます。

苗木を購入してから収穫までは約3年かかります。少しでも早く収穫をするなら、ある程度度だった状態の苗木を購入する育て方もあります。収穫時期は、1月ごろから3月上旬まで、とても寒い時期に収穫をするので、寒害を防ぐために実に白い袋をかけると良いでしょう。

病気

はるみみかんは、ハモグリガの被害がかいよう病の発生に関わりますから、防除が必要です。苗木は、特に注意が必要で徹底して育てます。他にも、灰色かび病、黒点病などにかかりやすいため、ミカンサビダニやミカンハダニの防除対策をする育て方をします。

肥料

育て方で大切な肥料は、忘れてはいけません。12月から1月の冬季は、油粕などの有機質の肥料を与えると良いでしょう。

はるか

はるかは、日本が原産国の柑橘類です。見た目は、レモンのような黄色で、酸味の無い味は幅広い世代に好まれます。日向夏が進化してはるかが誕生したので、非常に爽やかな香りと小ぶりなサイズが特徴です。

苗の植え付け

地植えの場合、南向きで冬の風が強くあたらない日当たりの良い場所に植えます。水はけの良い土壌使った育て方をします。苗を植え付けつけた時は、水をたっぷり与え、1週間位は水を与えます。

それ以降は、雨が極端に少ない時以外水やりの必要はありません。気温が高くなる夏場は注意して、観察し様子を見ながら育てましょう。

鉢植えの場合は、半日以上日の当たる場所で育てます。日当たりがよく風通しの良い場所に置き、土の表面が乾いたら水を与えます。春になると気温が上昇し始めるので、開花の時の水切れには注意します。このタイミングで水切れをすると、せっかく咲いた花が落下して実になりません。

しかし、あまり気を使い過ぎた育て方で、常に水を与えて肥料も多く与えすぎるとみかんが枯れて失敗します。あまり過保護にならないように育てるのがポイントです。

肥料

はるかみかんの肥料は、春、夏、秋に与えます。2月下旬~3月上旬になると気温が上昇し、大きく成長する時にあわせて与えます。そして、4月中旬に緩効性肥料を与える育て方です。

5月下旬から6月中旬になると即効性肥料を使い、成長期の早い品種の品質を高めるなら夏肥は減らすようにします。

9月上旬になると果実肥大を促進する目的で肥料を与えます。即効性肥料を与え、みかんを大きくします。10月中旬からは、冬支度のために土温が10度になる前に即効性肥料を与えます。

早生

早生みかんは9月ごろから収穫できる品種で、多くの種類が販売されています。鉢植え栽培では満足できる収穫が望めないので、地植えをして育てると良いでしょう。

日当たりのよい環境で、水はけのよい土壌で育てます。根に触れないように堆肥と肥料、苦土石灰をたっぷり入れて苗を植えます。支柱をたててサポートし育てます。

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初回公開日:2017年11月25日

記載されている内容は2017年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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