【種類別】みかんの育て方|はるみ/はるか/早生/せとか
更新日:2020年12月22日
肥料
カルシウム、リン酸出実の付きを良くして、窒素肥料で葉を茂らせます。6月の追肥の他に、みかんが多く実った場合は、8月末に肥料を与えます。温暖な地域は、10月中旬から11月にも肥料必要でしょう。
元肥を与えるタイミングは年末あたりのお好みで与え、鶏糞などの安価なものでかまいません。
せとか
幻の果実と言われるせとかみかん、自宅で育ててたっぷり食べられると幸せです。せとかみかんの育て方も、日当たりの良い水はけの良い土壌を好みます。苗を植えた時はたっぷりのお水を与えます。鉢植えより地植えの方が育ちやすく水やりの管理がらくです。
肥料
せとかみかんは温州ミカンよりも樹勢が弱いため、他の柑橘類より20%多めの肥料を与える育て方をします。肥料が少ないと毎年収穫できなくなるので、適度な量を与える必用があります。
なつみ
なつみみかんは、山口県の大島で誕生した品種です。5~6月に収穫するみかんで、花の香りが良いのが特徴です。温州みかんより糖度と酸味が強くとてもおいしいみかんです。
家庭菜園の入門苗としてもがあり、3~4月ごろに植え付けをする育て方です。日当たりを好み、水はけの良い場所に植えてあげると良いでしょう。関東から南では、露地栽培でも十分育成でき、株周りに敷き藁やバークチップを覆ってあげると元気に育てられます。
水はけの良い肥沃な土を好み、花が咲き始めるまでは肥料は控えめにします。みかんの土を使って育てるととても手軽に成長させられます。
みかんの種からの育て方
種まき
みかんを種から栽培すると果実がなりにくいのが特徴です。みかんの種は20度以上で発芽し4~5月、10月が発芽のチャンスです。種からみかんを育てると、実が収穫できるまで10年以上かかります。甘いみかんが育って種を収穫しても同じ味にはなりませんから、増やすには接ぎ木が一般的です。
肥料
みかんの種は、鉢植えでも地植えでも育てられます。3月、6月、10月に有機肥料か即効性のある液体肥料を与える育て方です。鉢植えの場合は、6月と9月ごろに化学肥料を与えると良いでしょう。地植えの場合は、3月は有機肥料にして残り2回はどちらでもかまいません。
消毒
みかんは大きな被害になるような病害はありませんが、害虫は茎葉に付着するタイプのカイガラムシや、葉肉の部分を蛇行状に食害するハモグリバエが付きやすいです。見つけた時は、消毒をして早めに処置しましょう。
みかんの苗木からの育て方
みかんは収穫まで長期なので、苗木から大きくする育て方がとても便利でしょう。ホームセンターなどで苗木を購入して、3月から4月にみかんの苗木を鉢や地面に植える育て方です。鉢に植えられて売られている苗は、次の植え替えまでそのまま育ててもかまいません。
ホームセンターなどで販売されている苗木は、接木苗が多いので植えつける前に、接いでいる所よりも40cm上あたりの所を切り詰めるとバランスよく育ちます。
初回公開日:2017年11月25日
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