パッションフルーツの育て方|種/苗/鉢植え/プランター
更新日:2020年08月28日
パッションフルーツの種からの育て方とは?
パッションフルーツの種まきは、5月から9月に行うのがベストです。パッションフルーツの種には半透明のゼリーのようなものが付いており、その中には発芽を抑制する物質が含まれています。しっかり洗い流してから植えるのが育て方のポイントです。
肥料分のない土に植え、発芽を待ちます。パッションフルーツの種は発芽に時間がかかります。1週間から2ヶ月程度かかるので、水やりを欠かさず発芽を待ちましょう。
パッションフルーツの苗からの育て方とは?
種を発芽させる育て方の他にも、パッションフルーツには苗を植えるという育て方があります。市場に出回っている苗の挿し木は、1年から2年程の物で、初から夏にかけて出回ります。
できるだけ大きく、丈夫そうな苗を選ぶのが育て方のポイントです。早いものだとその年に花が咲くようになります。パッションフルーツは南国の植物のため、寒さや霜に弱いです。寒さで痛まないように、日当たりが良く、水はけも良い場所を選ぶと育て方が楽になります。
植え付けをする時は深めに穴を掘り、腐葉土や化学肥料を混ぜた土を使用するのですが、パッションフルーツの苗の根に、肥料が直接当たらないように注意しましょう。
鉢植え、プランターでの育て方とは?
パッションフルーツは、鉢植えやプランターで育てることができます。育て方のポイントとしては、パッションフルーツは根張りが強い植物なので、大きめの鉢植えやプランターを選ぶのが重要です。
鹿沼土や赤玉、腐葉土を混ぜた土を使用し、底石を入れたりと、とにかく水はけのよい環境を作るのが育て方のポイントです。鉢植えやプランターの底から水が溢れる程、たっぷりと水やりをしましょう。
剪定は必要?
パッションフルーツの育て方として、剪定は必要なのでしょうか。パッションフルーツはツルを伸ばして成長していく植物なので、伸びすぎたツルや、幹から直接枝分かれしたようなツルは、剪定することによってたくさん実がなるようになります。
花は側枝にしかつかないので、収穫が終わるまでは剪定は控えた方が良いですが、一度実がなった枝には花芽はつかないので、剪定した方が育て方としても良いでしょう。
摘心とは?
摘心とは花や野菜の育て方で、側枝の発育を促すために、心芽である茎の頂点部分を除去する方法です。剪定の方法の一つとして活用されています。摘心をすることによって、実の成りが良くなります。
パッションフルーツは、子ヅルや孫ヅルに果実がなるので、摘心を行うことによってたくさん実がなるようになるでしょう。摘心を行うことによって苗自体も大きく育つようになるため、育て方の方法として知っておいて損は無いでしょう。
肥料は必要?
植え付けの時期に緩効性肥料などを混ぜ合わせた後は、できるだけ株を充実させる事に専念しましょう。育成し始めの時期は、液肥や窒素肥料がですが、与えすぎると花芽が付きにくくなるので注意が必要です。
4月から10月までの間は、緩効性化成肥料や有機肥料を月に1回使用すると良いでしょう。ある程度育ち、花芽もついてきたら、リン酸肥料に切り替えるのが上手な育て方です。
挿し木で増やせる?
パッションフルーツは、挿し木をすることによって株を増やすことができます。茎を1から2節程度に切り、葉を半分に切り落とした後で水に吸わせます。そして挿し木用の用土に挿せば挿し木の完成です。
パッションフルーツの発根は25度ですので、暖かい場所に置きましょう。温度は必要ですが、直射日光は避けた方が良いでしょう。水やりを忘れず、風通しの良い場所に置くのが育て方のポイントです。
季節別で見たパッションフルーツの育て方とは?
初回公開日:2018年01月09日
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