【種類別】もみじの育て方|挿し木/剪定/肥料/苔玉/ミニ盆栽
更新日:2020年02月12日
もみじの種からの育て方はどうするの?
もみじは種からの育て方で増やすことも可能です。もみじを種から育てる方法を実生と呼びます。この育て方では、もみじの種を育てて鉢植えや盆栽にして楽しむことができます。
種まき
もみじの種からの育て方ですが、まず、花の後につくプロペラ型の殻から種を取り出し一晩水につけます。この時に水に浮いたものは発芽しないので取り除きます。その後、種は傷をつけて種まき用の育苗ポットに種をまき、芽がでるまでは水を与え続けます。もみじの種は一般的には1~3ヶ月で発芽します。成長してきて葉が5~6枚になったら別の鉢植えに植えましょう。
もみじの苔玉の育て方は?
苔玉は植物の根元を苔で丸く覆って草木を栽培する育て方です。苔玉はモスボールとも呼ばれ、もみじを鉢植えや盆栽感覚で楽しむことができます。ここでは苔玉の育て方のポイントをご紹介します。
苔玉の育て方のポイントは?
苔玉の育て方では水やりと置き場所、肥料がポイントです。苔は発達した根を持っていないので葉や茎で水分を吸収します。このことから、水分が多すぎると根が傷み枯れてしまいます。
しかし、植えている植物には水が必要なので、霧吹きのような物で葉に水をかけてあげましょう。また鉢植えの中では狭くなってくるので2~3年で植え替えが必要です。苔が裂けてきたり、水をあげても植え付けたもみじの元気がない場合は、植え替えのサインなので見逃さないようにします。
水やり
苔玉の育て方では水やりが重要です。苔玉を枯らす原因は水分不足です。苔に覆われているので、植えているもみじにまで水分が行き届いていない場合があります。
苔玉を持ち上げたときに軽く感じたときが水やりの時期です。バケツなどに水を貯めて苔玉を沈めて水分を与えます。5分ぐらいつけて気泡がでなくなったら引き上げます。苔は乾燥してしまうと水をはじくので、1~2日に1回苔が乾燥していたら霧吹きなどで水を吹きかけます。
肥料
苔自体には肥料は必要ありません。しかし植え込んだもみじには肥料が必要なので、規定より2倍以上に薄めた液体肥料を1~2週間に1回程度与えます。ただ肥料が多すぎると根腐れしてしまうので注意が必要です。
置き場所
苔玉の育て方では置き場所も重要です。屋外の明るい日陰か半日陰に置きますが、夏場の直射日光は避けてください。また湿気が多いと苔にカビが発生して腐って枯れてしまうので、風通しのいい場所に置きます。
もみじのミニ盆栽の育て方は?
もみじは剪定をすることでサイズを調節できるので、盆栽にすることも可能です。種から育てたもみじを使うことで簡単にできます。ここではミニ盆栽の育て方をご紹介します。
盆栽の種類
初回公開日:2018年01月11日
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