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【種類別】もみじの育て方|挿し木/剪定/肥料/苔玉/ミニ盆栽

更新日:2020年02月12日

もみじは秋になると紅葉する落葉樹です。もみじは季節を感じることができる植物なので家庭でも楽しめます。もみじは鉢植えや盆栽でも楽しむことができます。ここではもみじの育て方のポイントや種からの育て方、苔玉の育て方などをご紹介しています。

【種類別】もみじの育て方|挿し木/剪定/肥料/苔玉/ミニ盆栽

もみじの育て方のポイントは?

もみじは秋になると赤く紅葉する落葉樹です。元来日本に存在する植物なので育てやすく、庭木や鉢植えとして親しまれています。また盆栽としても栽培されています。もみじは家庭でも栽培を楽しむことができます。もみじの種からの育て方やミニ盆栽、鉢植えなどの育て方のポイントをご紹介していきます。

もみじの種類は?

もみじはカエデ類の総称で、秋に葉が赤く紅葉する落葉樹です。もみじは分類学の中では「イロハモミジ」、「ヤマモミジ」、「オオモミジ」に分けられます。一般的にはもみじといえばイロハモミジを指します。

イロハモミジ

イロハモミジはムクロジ科カエデ属の落葉樹で、東北から南に自生しています。葉の大きさは4~6cmで葉の切れ込みは5~7裂です。手のひらのような形をした、深い切れ込みのある葉が特徴です。樹高は10~15mに生長します。秋になると真っ赤に紅葉します。

ヤマモミジ

ヤマモミジはムクロジ科カエデ属でイロハモミジの変種とされています。青森県から福井県の日本海側に自生している落葉樹です。葉の大きさは6~9cmで葉の切れ込みは7~9裂です。秋の紅葉は黄色または橙色で樹高は10~15mに生長します。

オオモミジ

オオモミジはムクロジ科カエデ属で、北海道を含む本州の太平洋側と九州に自生している落葉樹です。葉の大きさは7~10cmで葉の切れ込みは5~9裂です。樹高は10~15mに生長します。秋には朱色または黄色に紅葉します。

もみじの育て方はどうするの?

カエデ科のもみじは日当たりを好みますが乾燥を嫌うので、直射日光の当たらない場所で育てます。真夏の日差しや高温で葉がしおれたり、日に焼けたりするので注意が必要です。

剪定

もみじは山奥の谷あいの川の近くに自生していることが多い植物なのでジメジメした場所を好みます。土が乾いたら水をあげますが、鉢植えの場合は土が乾く前に水やりをします。

もみじの育て方では庭植えの場合でも土が乾くようなら水をやります。もみじは乾燥に弱いので、水が不足すると葉が縮れます、いったん葉が縮れてしまうと元には戻らなくなるので、夏は乾燥を防ぐために葉にも水をかけます。

もみじの育て方の中で剪定という作業があります。地植えのもみじは樹形が綺麗なので剪定の必要はありませんが、庭が狭くなったり大きくならなくなったら剪定で木の大きさを調整しましょう。

鉢植えの場合は大きくなりすぎると、植木鉢に入らなくなるので毎年落葉の時期の11~1月に剪定をします。この時期はもみじの休眠期なので木の負担が少なく、剪定する枝が見やすくなります。

まず、もみじの幹や太い枝から上に伸びている徒長枝を根元から切ります。次に、重なっている枝を根元から切ります。そして、もみじの樹形に合わせて要らない枝を切ります。これで剪定は完了です。

挿し木

もみじは挿し木で増やすことができます。10~15cmに切った枝を10本程度準備し、3~4月頃になったら挿し木用の土に挿します。そうすると、葉がついていたところから発根します。挿し木をした後は水を切らさないように半日陰で育ててください。

肥料

もみじは春先から新芽を出し、秋に紅葉する落葉樹です。もみじの育て方では新芽を出す春先に肥料を与えることで生育が良くなります。春先の暖かくなる時期に株元に化学肥料を与えます。早く育てたい場合は成長期の春と秋にも追肥します。紅葉が始まると肥料は必要ありません。

次のページ:もみじの種からの育て方はどうするの?

初回公開日:2018年01月11日

記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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