Search

検索したいワードを入力してください

【種類別】もみじの育て方|挿し木/剪定/肥料/苔玉/ミニ盆栽

更新日:2020年02月12日

もみじは秋になると紅葉する落葉樹です。もみじは季節を感じることができる植物なので家庭でも楽しめます。もみじは鉢植えや盆栽でも楽しむことができます。ここではもみじの育て方のポイントや種からの育て方、苔玉の育て方などをご紹介しています。

【種類別】もみじの育て方|挿し木/剪定/肥料/苔玉/ミニ盆栽

盆栽には豆盆栽、ミニ盆栽、小品盆栽、盆栽、大型盆栽などの種類があります。サイズは厳密には決められていませんが、一般的に高さが10cmぐらいの盆栽がミニ盆栽と呼ばれています。

ミニ盆栽の育て方には日当たり、湿度、温度、風通しが重要です。もみじのミニ盆栽は自然な形で育てることが好ましいので、なるべく屋外で育てます。室内で鑑賞するときも、鑑賞した後は屋外に出してあげる事をおすすめします。

冷暖房の温度差がある室内に置き続けると、ミニ盆栽は弱り枯れてしまいます。太陽の光が当たらない、風通しが悪い場所などでは育たないこともあります。ミニ盆栽の育て方の基本は水やり、肥料、植え替えが重要です。

水やり

ミニ盆栽の水やりで気をつけることは、水はけをよくすることです。ミニ盆栽は器が小さく浅いので土が乾きやすくなります。土の表面が乾いて白くなったり、苔を貼ってある場合は苔が乾燥している場合に水をあげましょう。

春と秋は1日1~2回、夏は1日2回以上、冬は2~3日に1回程度の水やりをします。光合成をする午前中に水をあげましょう。また乾燥が気になる時は、葉に霧吹きで水をかけます。

肥料

ミニ盆栽は器が小さいので、水やりで栄養分が流れ出てしまいます。このことから、定期的に肥料を与えることがミニ盆栽の育て方で重要です。肥料を与える時期は冬の休眠期は避けてください。4~11月に粒状の肥料を根元から少し離れた場所に置きます。根元に近いと根が傷む場合があるので注意してください。

植え替え

ミニ盆栽の育て方では植え替えも重要な作業です。器が小さいので根が伸びて窮屈になり、盆栽用の土が割れたりするので植え替えが必要です。植え替えの目安は2~3年に1度、春か秋に行います。

鉢植え

もみじは鉢植えでも育てることが可能です。もみじの鉢植えでは、ベランダなどでも季節の移り変わりを楽しむことができます。

もみじの鉢植えの育て方は、晩秋に紅葉の状態や根の状態を見て苗木を選びます。鉢は苗木の大きさに合わせて選びます。鉢植えでの育て方は、初めからしっかりとした手入れが必要です。手入れを怠ると、剪定が難しくなり美しい紅葉が見れなくなります。

鉢植えでもみじを育てる場合は、一年を通して屋外での育て方をします。春や秋は日当たりのいい場所で管理します。夏の暑いときは半日陰に移し、冬は風の当たらない場所に移動させます。

もみじの種類別育て方の違いは?

もみじはイロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジが代表的な種類となります。それぞれ育て方に違いがあるのかご紹介します。

イロハモミジ

イロハモミジの育て方は、水をたっぷり与えることが重要です。乾燥に弱く乾燥すると葉がチリチリになってしまいます。イロハモミジは12~3月頃に鉢に植えるか地植えをします。鉢植えは苗木の1.5倍程度の直径や深さのある鉢を選び、根についた土を1/3ほど落としてから植え付けます。地植えの場合は直射日光の当たらない場所に植え付けます。

ヤマモミジ

ヤマモミジはイロハモミジに比べると切れ込みが浅いので優しい印象があります。ヤマモミジの育て方としては、土が乾いたら水やりをしますが水が切れないように注意してください。ヤマモミジは直射日光が苦手なので、日当たりが強いと葉が乾燥してしまいます。日当たりが強い場合は葉に直接水をかけましょう。

オオモミジ

オオモミジはイロハモミジに似ていますが、葉が大きく厚いのが特徴です。生長がはやく、すぐに大きくなります。湿気がある日向で育てますが、半日陰でも大丈夫です。オオモミジは剪定を好みません。特に夏の剪定は枝枯れするので避けましょう。家庭で地植えする場合は広い場所を選びます。

もみじのベランダでの育て方は?

次のページ:もみじの室内での育て方はどうするの?

初回公開日:2018年01月11日

記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related