Search

検索したいワードを入力してください

【種類別】コスモスの育て方|種/苗/プランター/摘心/支柱

更新日:2020年08月28日

秋になるとカラフルな花を咲かせるコスモスは、観光の目玉としてもがあります。コスモスはとても多くの種類があり、色や形が楽しめる1年草です。初心者でも育て方をマスターすれば、簡単に花を咲かせられるコスモスの育て方をご紹介します。

【種類別】コスモスの育て方|種/苗/プランター/摘心/支柱

種類別コスモスの育て方

コスモスは、ピンクや白などカラフルな花を咲かせるの花です。性質はとても丈夫で、日当たりと風通しが良い環境なら、あまり土質を選ばず育てられます。日本では秋の風物詩になっていますが、メキシコでも標高1600m以上の地域に自生して秋になると休耕地や道路に咲きます。

日本でよく見られるコスモスは、ピピンナツスと呼ばれる種類で、日が短くなると花をつける短日植物です。和名は「秋桜」と呼ばれ、開花期を思わせる名前が付けられています。しかし、近頃は品種改良が進み、日の長さに影響されない早咲きの品種が多くなっています。

より育てやすくなっていますから、好みの種類を選んで庭に植えてみましょう。

チョコレート

チョコレートコスモスは、チョコレートのような香りが特徴の濃い茶色をした種類です。高温多湿に弱く、少し育てにくい原種のコスモスですが、最近では交配種が出回って、育て方が簡単になりました。

チョコレートコスモスの育て方は、4~11月は育成期になり、日当たりのよい屋外で管理します。原種のチョコレートコスモスは、7~9月までは半日陰で育てます。日当たりや風通しの悪い場所で育てると、徒長して花付きが悪くなります。うどんこ病にもかかりやすくなるので注意しましょう。

12~3月は休眠期になります。地上部は枯れてしまいますから凍らない場所に置き、株元をマルチングして凍結させない育て方をします。この時、球根を乾燥させてしまうと枯れてしまうので、冬の間も彫り上げずに管理します。春になると再び新芽が出るでしょう。

ソナタ

コスモスソナタは、背丈低い種類です。早まきをしても倒れにくく、花径は約7cmの大きな花を咲かせます。赤紫や桃色、白色の混合色です。ソナタは、種からでも簡単に育てられる丈夫なコスモスです。

ソナタの育て方は、日当たりと風通しの良い所に3~8月に種をまきます。鉢植えでも地植えでも楽しめる種類です。15~25度くらいになると発芽しはじめ、混合品種は初期生育に差が出ますから、旺盛なものだけを残してしまうと花色が偏る場合があります。

7~11月ごろになると開花しはじめ、カラフルなコスモスが楽しめるでしょう。種まきから開花までは非常に早く成長しますが、開花期間は短めです。

あかつき

鮮やかな赤地に白の絞や覆輪が入るコスモスです。この品種は、種まきから70~80日で開花する早咲き種です。草丈が低いので、花壇やプランターでの育て方ができます。土質は特に選ばす丈夫で育てやすい種類です。

日当たりと風通しの良いとこなら元気に育つでしょう。種はとても大きく、直まきするのに最適です。桜が咲く時期、遅霜の心配が無くなった頃に直まきします。株間20~25cm位とり、4~5粒を1cm位の深さに撒きましょう。

発芽までは乾かさないように水を与え、発芽後は2~3本に間引いて育てます。育て方のポイントは、化学肥料を多用しない事です。開花が遅れて葉が茂り、株が倒れやすくなります。種まきの時は、株間を多くとって風通しを確保して育てましょう。

センセーション

コスモスの中で最もポピュラーな種類です。1930年にアメリカで育成された、早咲きのコスモスです。コスモスと言えばこの品種が思い浮かぶくらい、広く栽培されておりコスモス畑にも使われています。

育て方はとても簡単で、種からでも発芽率が良く、はじめてコスモスを育てる方にもです。直まきするととても丈夫に育ち、草丈が約1m位まで伸ばします。花は約8cm位でとても大きく、切り花としても楽しめます。

風通しの良い日当たりに3~8月に種をまき、気温が15~25度くらいなると開花します。種まき後60~90日位で開花しますから、開花時期を調節して植える事ができます。

コスモスの種からの育て方

コスモスは良く発芽するので、直まきの育て方ができます。日当たりと風通しの良い場所を選び、土を良く耕し、床を少し盛り上げて整地します。多肥になると葉が茂りすぎるので、元肥は入れず堆肥だけを使います。

直まきする時は、20~30cm間隔に2~3粒点まきをする育て方です。種をまいたら、5mm位土をかぶせて育てます。苗が徒長しないうちに間引く育て方をして、2~3回間引いて最終的には1本にします。

追肥は株の生育を見て、必要でしたらリン酸、カリ分の多い配合肥料を与える育て方をします。

コスモスの苗からの育て方

コスモスの苗は20~30cm間隔で植えつけ、育成を見てリン酸やカリ分の多い配合肥料を与える育て方をします。植える場所は、日当たりで風通しの良い場所です。夏は地植えの場合、水を与え、あとの季節は放置しても問題ありません。

花が咲き終ったら、摘んでいくと次々に花を咲かせますが、種が残りませんから翌年は楽しめません。

次のページ:コスモスの鉢植え・プランターでの育て方

初回公開日:2017年12月30日

記載されている内容は2017年12月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related