湯たんぽの使い方|効果/温度/材質別/状況別/メーカー別
更新日:2020年08月28日
「湯たんぽを使ったことがある」は7割
あなたはコタツ派・エアコン暖房派・湯たんぽ派・暖炉派・床暖房派どれでしょうか。同じ日本であっても住む土地ごとで、使ったことある人・ない人が大きく分かれるのが湯たんぽです。日本国民の7割程度が使ったことがあるというデータがあるようですが、あまりピンと来ない人が多いのではないでしょうか。
実は、寒い北国で育つ人ほど室内しっかり暖房派で見たことがない人も多かったり、10~20代の世代だと、実家で見たことあるけど湯たんぽっておじいちゃんおばあちゃんが使う物と思っている人も多いようです。そうなると当然、湯たんぽの使い方を知らない人も多いことでしょう。
湯たんぽの効果と使い方
湯たんぽの使い方は、ただお湯を入れて熱を保温し、お湯の熱で布団の中などで温まることのできる、とても原始的なしくみの暖房器具です。意外と歴史が古く、元々は中国からやってきて、室町時代から日本で使われていました。犬将軍で有名な徳川綱吉は犬型の湯たんぽを使用していたとか。
それゆえに、エネルギーいらずでお湯しか使わず、使い方も簡単なことからエコ暖房器ということで、最近また注目され始めています。また逆に、暑い夏場も氷水を入れることでひんやり快適に過ごすこともできたり、熱が出た時に頭を冷やすことも可能という万能な面も持っています。
材質別!湯たんぽ効果的な使い方ガイド
では一般的な、材質別湯たんぽを4種類紹介していきましょう。金属のものは西洋式と言われ、日本ではとトタン・ブリキ製のものが日本式として一般的です。しかし最近は陶器や樹脂などいろいろな素材の湯たんぽも登場しました。現在はプラスチック・ゴム製が湯たんぽではの種類と言われています。
一般的に使用されていないので、ここには書いていませんが、なんと砂岩でできた湯たんぽもあるのです。石は石焼きビビンバ等の料理でも知られるように、保温性と熱に耐える材質であることから、長く温まることができるのです。でも少し硬そうですし、ちょっぴり使い方が難しそうに見えてしまいます。
トタン・ブリキ製の特徴
「湯たんぽ」と聞いて思い浮かべるのはこの湯たんぽではないでしょうか。小判型の形に凸凹のついた表面、使い方はシンプルにお湯を入れ、就寝時などに体を温めます。
トタン・ブリキ製の長所
・湯たんぽといえばこれなので、手に入れやすい
・壊れにくく丈夫(寿命は3年程度)
・値段が比較的安い
・熱伝導率が高いため表面が暖かく感じられるのが早いこと
トタン・ブリキ製の短所
・ちょっと重量が重い
・低温・高温火傷の可能性
・錆びることがある
ゴム製の特徴
ゴム製の湯たんぽは100円ショップなどでも手に入る、安価なものが多いのが特徴的。使い方は軽くて柔らかく、火傷しづらいため、お子さんやペットなどにも扱いやすく、安心な湯たんぽです。錆びることもないので、日光に当てずにいたら長く使えるでしょう。
使い方は、他の湯たんぽより小型のものが多いため軽く、水を入れたり抜いたりしやすいので、子どもでも扱いやすいと言われています。注意点は、熱湯ではなく70度までのお湯を使うことを推奨されている点です。
ゴム製の長所
・かわいい色・形が豊富
・低温・高温火傷のリスクが少なめ
・柔らかいため足先に置いたりと、末端冷え性にも使いやすい
・金属製とちがって錆びない
・使わない時ぺちゃんこにできるので場所をとらない
・重量が比較的軽いため、持ち運びしやすい
ゴム製の短所
初回公開日:2017年09月15日
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