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アルミホイルを使用すると電子レンジが故障する理由

更新日:2020年08月28日

電子レンジでアルミホイルを使うと、火花が出るという話を聞いたことはありませんか。1人暮らしをしている人にとって、電子レンジはとても便利ですが使い方を間違えると、故障や火災につながります。電子レンジでアルミホイルって使えるのかと思った人は、この記事を参考にしてく

アルミホイルを使用すると電子レンジが故障する理由

電子レンジで物を温めようとして焦げてしまった経験はありませんか。電子レンジは、マイクロ波というもので物を温めているのですが、照射される電磁波は均一に照射されません。

この電磁波は、電子レンジの庫内や温めるために入れた食品やレンジの壁にぶつかって屈折します。それを何度も繰り返しているのですが、電磁波が当たりやすい場所と当たりにくい場所が発生してしまいます。そのため、当たりやすい場所の温度が高くなってしまうので、一部分だけが焦げてしまうということがあります。

当たりやすい場所と当たりにくい場所のムラを減らすために、ターンテーブルになっている電子レンジが多いのですが、食品を置く場所を変えることでこのムラを解消することができます。

電子レンジの温めムラを減らす方法

電子レンジに食品を入れる時は、ほとんどの人が真ん中に置くことが多いのではないでしょうか。実は真ん中は、物が一番温まりにくい場所です。

小さいものを一度にたくさん入れて温めることもあります。例えば、小分けされた冷凍食品などです。その場合も真ん中に固めておいてしまうと、温まりにくくまたムラも発生しやすいのです。一度にいくつかの食品を入れて温める時は、ターンテーブルの端に放射状に置くことで温めムラを減らし、早く温めることができます。

また、深い入れ物は温まりにくいので、早く温めたい場合は平たい入れ物に入れると温まりやすくなります。

最近では、ターンテーブルではなくフラットタイプの電子レンジが発売されるようになりました。これは温めムラをなくすために、電磁波を乱反射させるしくみになっています。温めムラが気になる人は、フラットタイプの電子レンジを使うというのも1つの方法でしょう。

電子レンジで卵をゆでようとしたら、爆発したという話を聞いたことがありませんか。電子レンジに直接卵を入れて温めてしまうと、卵の殻の中で分子が激しく振動することで卵の殻の中にとどまれなくなってしまい、最終的には殻を壊して爆発してしまいます。

調理方法を正しく行えば、電子レンジでゆで卵を作ることもできるのですが、やり方を間違えてしまうと大変危険なので注意が必要です。鍋でゆで卵を作るのは面倒だけど、爆発が怖い人は電子レンジでゆで卵を作る容器が販売されていますので、そういったものを利用してみるのもいいでしょう。

電子レンジで簡単茶碗蒸し

電子レンジでアルミホイルを使うのは怖い人でも、ラップを使うと電子レンジで簡単に茶碗蒸しを作ることができます。1人暮らしの場合は、道具をあまり使わず手早く簡単に料理ができるとうれしいです。材料は、お好みで味付けも簡単にできるサイトがありましたので、ご紹介します。試してみたい方はぜひ参考にしてみてください。

おにぎりも注意が必要?

コンビニで買った「おにぎり」も冷たいまま食べたくないときもあります。実は、おにぎりを電子レンジで温めたら発火したという事故が起きていることをご存知ですか。

発火の原因は温めすぎや、電子レンジの庫内の汚れなどです。油分の多い食品を温めると、電子レンジの庫内が汚れてきますが、その汚れを放置したまま使い続けると汚れに火花が飛んで発火してしまうのです。おにぎりだけではありませんが、温めすぎや汚れは発火や火災の原因になることがありますので、十分注意することが必要です。

「チン」

電子レンジを使う時は「チン」となるまで、その場を離れて放置する人も多いのではないでしょうか。食品の種類や電子レンジの機種によって適切な加熱時間が異なるため、表示されている時間で加熱しても温度が上がり過ぎてしまうことがあります。

「チン」となるまで放置してしまいがちですが、過度の加熱は発火や火災の原因になることがあります。自宅の電子レンジのくせに慣れるまでは、加熱時間を短めに設定し様子を見ながら加熱するようにしましょう。

アルミホイルのカップは電子レンジで使用して大丈夫なのか

お弁当の仕切りに便利なアルミカップですが、アルミカップの入ったお弁当をそのまま電子レンジで温めても大丈夫なのか疑問に思ったことはありませんか。アルミカップの素材は、アルミホイルと同じでアルミからできています。アルミホイルはしわにならなければ平らな形状なのですが、アルミカップはその性質上アルミホイルに比べて高さなどがあります。

その上、お弁当の中に複数のアルミカップが入っている場合があります。このアルミカップ特有の形状と複数入っているということが、アルミホイルを容器にかぶせて使うことより危険な場合があります。

電磁波は、平らなものより尖っているものに集まりやすい性質があります。また、電気は金属から金属に流れやすい性質があります。アルミは金属なので、隣にあるアルミカップに電気が流れやすくなっており、また電磁波が集まりやすい形状のため発火しやすいです。

アルミカップが入っているお弁当はアルミカップだけ出して温め、アルミカップの中のものは別の容器に移してから温めるようにしましょう。

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初回公開日:2017年10月05日

記載されている内容は2017年10月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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