冷蔵庫が冷えない原因・冷えない時の対処法｜冷凍庫は冷える
更新日：2020年02月15日
冷蔵庫が冷えない？その原因って何だろう
「冷蔵庫が冷えない」それはとても困ることです。冷蔵庫は冷やしておく必要がある物を入れておくための電化製品であるため、冷えない状態になってしまうと、冷やしておく必要のある物が困ってしまいます。
通常ならば冷蔵庫は冷えるものである
通常であれば、冷蔵庫は冷えるものです。それなのに、「冷蔵庫が冷えない」事態が起きることもあります。「通常なら冷蔵庫は冷える」ため、「冷蔵庫が冷えない」ということは「冷蔵庫に異常が生じている証拠」です。では、なぜ冷蔵庫が冷えない状態になってしまうのでしょうか。原因が分かれば対処法も分かるため、考えられる原因を見ていきましょう。
原因その1：霜
「霜」が付くと、冷蔵庫が冷えない状態になることがあります。なぜ霜が冷蔵庫内にできてしまうのか、その原因として考えられることは「温かいものを入れること・ドアを開けっ放しにすること」です。どちらのことをしても「冷蔵庫内の温度が上昇する」ため、冷蔵庫が冷やそうと頑張ります。その結果、冷蔵庫内が冷え過ぎて「霜」ができるのです。
その「霜」が冷蔵庫内に流れる冷気の通り道を塞ぐと、冷蔵庫が冷えない状態になる可能性が高くなります。冷蔵庫自体は冷風を作り出しているのに、霜によって循環していないということです。「霜」ができるような原因がないのに「霜」がある場合は、霜取りセンサーの故障も疑われます。
原因その2：冷気の循環が悪い
「冷気の循環」が悪くなると、冷蔵庫が冷えない状態になります。このことを分かっている方は、少なくないでしょう。「冷気の循環」が悪くなる原因には「霜」もありましたが、「冷蔵庫内にたくさんの物を入れている」ことも原因になります。冷蔵庫内に物がたくさんあり、冷気の通り道を塞いでいると、冷気の循環が悪くなります。
冷蔵庫内にある冷気の吹き出し口を探し、そこを塞がないように気を付けましょう。塞がないようにしていても、たくさんの物が入っていると、冷気が全体に流れません。冷蔵庫の中に入れる物の量は、目安として「7割くらい」と言われています。詰め込み過ぎず、使える内に使うことを意識して、無駄のないようにしましょう。
原因その3：放熱が不十分
「放熱」とは、熱くなり過ぎないように「熱を逃がす」ことです。冷蔵庫は冷える場所ですが、冷やすためには電力が必要になります。電力を使うと熱が生じますが、冷やす場所に熱があると条件が悪いため、冷蔵庫には放熱機能が必ず付いています。この放熱機能が上手く働かなくなると、冷やす力が効きにくくなるため、冷蔵庫が冷えない状態になります。
冷蔵庫が「放熱」を上手くできなくなる原因となるのは、「冷蔵庫周りのスペース」です。冷蔵庫は、ドア部分を除いた本体表面から行います。そのため、冷蔵庫の横側・後側と壁や物との距離が近いと、冷蔵庫が放熱をしても熱が逃げ切らず、熱が残ってしまいます。すると、冷えよりも熱が勝ってしまい、冷蔵庫が冷えない状態になります。冷蔵庫内のスペースと同じくらい、冷蔵庫外側のスペースも大事です。
原因その4：寿命
冷蔵庫が冷えない原因は、「寿命」であることもあります。冷蔵庫の寿命目安は、大体8年〜9年と言われています。使用方法により、多少寿命は変動します。負担をかけないように使用していればそれだけ寿命は延びると言えますが、10年以上使用している冷蔵庫が冷えない状態になった場合には、寿命が考えられます。
原因その5：詰まりによる水漏れ
冷蔵庫が冷えない上に、変な音がする場合は、水漏れの可能性があります。水漏れずる原因は排水経路の詰まりであり、寿命によって冷蔵庫が冷えない場合には、排水経路の詰まりによる水漏れが原因になっていることも多いそうです。
電源入るのに音がしないのはなぜ？
電源は入るのにモーターの音がしない=冷蔵庫が冷えない、という状況の場合もあります。対処法はメーカーやシリーズによるため、まずは説明書を確認してみましょう。
多くの場合は、電源を完全に切るためにコンセントを抜いて、5分ほど置きます。再度コンセントを入れたら温度調整ダイアルを最強にして、モーターが回るかを確認します。回ったようなら、ドアを閉じて30分くらい運転させます。それで、冷えていれば問題解決です。モーター音がしない、30分運転しても冷えないならば、それは故障である可能性が高いです。
冷蔵庫が冷えない！そんな時の対処法とは
初回公開日：2018年04月17日
記載されている内容は2018年04月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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