一人暮らしの部屋の広さの平均・広さの目安(社会人/学生)
更新日:2020年08月28日
家賃は?広さは?気になるけど聞けない!みんなの一人暮らし事情
一人暮らしを始めようとしている人、すでに一人暮らしをしていて住み替えを検討している人に向けて、意外と知らない、家賃や部屋の広さを含む、みんなの住まい事情をご紹介いたします。
家賃は月給の1/3?平均月給からみる一人暮らしの家賃
不動産・住宅サイトSUUMOの調査(2009年)によると、一人暮らしの20代社会人が家賃にかける平均は6万5723円。地方別にみると首都圏の平均家賃は7万414円、関西が5万8705円、東海では5万4388円となっており、首都圏が地価の関係から、他のエリアに比べ1万2000円~1万5000円高い傾向にあります。
一人暮らし向けの物件といっても、予算によって広さや間取りも、ピンからキリまでさまざまな物件がありますが、一般的には家賃の目安は「収入の3分の1以内」に納めるのがよいといわれています。
まずは20~30代の平均給与額を元に、理想の家賃予算を見てみましょう。
平成28年賃金構造基本統計調査結果(厚生労働省公式HPより)
厚生労働省が毎年統計を出している最終学歴別の初任給の平均値です。平成28年度は高卒の16万から大学院卒の23万円が平均値となりました。全体の平均は約193,250円です。
平成28年賃金構造基本統計調査(厚生労働省公式HPより)
厚生労働省が毎年統計を出している年齢・性別別の月収の平均値です。平成28年度は男女合わせて20代は219,875円、30代が276,925円となりました。
平均給与から割り出し!一人暮らし家賃の年代別予算
家賃を平均給与の1/3とすると、新卒社員は約6万5千円、20代社会人は約7万3千円、30代社会人は約9万2千円が理想の家賃となります。東京都内の家賃の相場と照らし合わせて考えても、ちょうど一人暮らし用の広さの部屋が借りられる、適正な金額だといえそうです。
この「家賃は平均給与の1/3」というのは「このくらいまでの金額なら家計が回せる」という金額なので、一人暮らし初心者で家計のやりくりに自信のない人や、自分は交際費や食費などが、どうも周囲の人よりも多そうだ、という人は、エリアを都心部から少しはずすなどの工夫をし、できるだけこれらの予算より、金額を落として物件を探すことをします。
一人暮らしの部屋の広さ平均
不動産・住宅サイトSUUMOの調査(2009年)によると、20代社会人が一人暮らし用に借りている物件の平均面積は、27.4㎡とされています。エリア別に見てみると、首都圏が平均26.8㎡なのに対し、関西は29.3㎡、東海が28.0㎡と首都圏よりやや広めの物件に住んでいるようです。全体では半数以上が1Kの間取りの部屋に住んでいるとのことです。
ここで、「1Kってなに?」と疑問に思った方!そうなんです。不動産屋や物件紹介のウェブサイトでは、よくある間取りを言い表すために、いくつか決まった用語で物件を紹介しています。一人暮らし用の物件によく使われる、基礎用語4点をおさらいしてみましょう。
基本用語
一人暮らし用の物件として、ポピュラーな間取り4件の名称を一度確認して見ましょう。一人暮らしをすでに経験していたり、物件を探したりした事のある人ならおなじみのキーワードですが、これから一人暮らしを始める人でも家庭科の授業などで習ったことがあるかも知れませんね。
キーワードを抑えておけば、不動産屋などで自分の希望やリクエストを説明する際にスムーズですので、覚えておいて損はありません!
1R(ワンルーム)
初回公開日:2017年04月06日
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