煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方
更新日:2020年08月28日
哺乳瓶を煮沸消毒してトング等でとりだしたら付近などで拭きたくなってしまいますが、せっかく殺菌したのに拭いてしまうと細菌がまた付いてしまいます。煮沸が終わった後は細菌が付かない様に、清潔な分の上に逆さにして水分が切れる状態で乾かします。水分は熱で蒸発して乾きやすいので決し拭いてはいけません。
哺乳瓶の煮沸消毒の回数や気をつけることは?
哺乳瓶の煮沸消毒を行う時には立てていても横にしていてもかまいません。ただ、瓶の哺乳瓶の場合は沸騰のときに倒れて割れる場合があるので寝かしてから煮沸消毒してください。
煮沸消毒の回数に指定はありませんが、一度煮沸消毒したらしばらく持つというものではないので使う度に煮沸消毒するのが一番よく哺乳瓶の雑菌を殺菌して赤ちゃんを守ることにつながります。
赤ちゃんが大好きなおしゃぶりって煮沸消毒できるの?
赤ちゃんには必須アイテムともよべるおしゃぶりですが、直接口にくわえる為雑菌が気になりますが哺乳瓶と同様、消毒液につけた物をそのまま赤ちゃんに与えるのには抵抗があります。
しかし、水で洗い流すだけでは雑菌は落とせないので、赤ちゃんに安全におしゃぶりしてもらう為にちょっと手間ですが煮沸消毒する事が大事になります。おしゃぶりの煮沸消毒の時には耐熱温度の確認が必要なので始める前に確かめてから消毒します。
おしゃぶりは耐熱性の物であれば熔ける心配がないので哺乳瓶の煮沸消毒中に一緒に行う事もできます。水から入れる場合は沸騰してから約5分くらいで消毒できます。
哺乳瓶とおしゃぶりの共通の注意点とは?
哺乳瓶もおしゃぶりも赤ちゃんの口に入る為、消毒液や洗剤を使うのが躊躇われますが、煮沸消毒の大前提としてしっかり洗うというのは必要になってきます。もし、洗い残しがあった場合一度は殺菌されても再度そこに空気中の最近が付着して繁殖する事も考えられます。せっかくの煮沸消毒なので効果を最大に引き出す為によく洗ってから煮沸消毒しましょう。
ふきんの消毒方法はどうすればよいの?
布巾を煮沸消毒する場合は鍋にたっぷりの水を用意して沸騰させます。布巾は厚みそんなになくすぐに加熱されるので沸騰1~2分で殺菌されているのでよく絞って乾かします。
布巾で気をつけなければいけない事はその布巾か何でできているか位で、化繊の物は煮沸消毒に向かず場合によっては溶ける時があるので気をつけましょう。
洗濯してもタオルの煮沸消毒は必要?
タオルは洗濯機で洗う為、煮沸消毒は不要な気がしますが、選択では菌を落としきれてはいません。冷たい水で洗濯する場合、皮脂が固まりその皮脂の中に雑菌が存在しているのが原因ですが、洗濯機で60度以上のお湯での洗濯の場合は皮脂が溶けて雑菌が洗剤によって大部分が流されます。
しかし、日本の洗濯機は殆どが熱湯での洗濯に対応していないのが現状で、その機能を持っているのは殆どが日本では使えない海外の洗濯機になります。
洗濯機で煮沸消毒できないの?
お湯での洗濯できればわざわざ、鍋での煮沸消毒をする必要がないのではと思いますが、海外のもには煮沸消毒に匹敵する温度でがセット出来る洗濯機がありますが、日本ではそこまでの機能のものはありません。
一部60℃までの温度で洗濯できる機能のついているものはありますが、殺菌に必要な温度は最低のものでも75℃以上なければいけません。その為、日本の洗濯機では煮沸消毒に匹敵する洗濯は出来ません。
ちなみに、わざわざ熱湯を洗濯に入れて洗濯しようとは絶対に考えないでください、それをすると洗濯機がその温度に対応できるように作られていないのでまず洗濯が壊れます。
食器はどんなものでも煮沸消毒してもよいの?
食器といってもいろいろな素材のものがあり一概に同じ煮沸消毒の方法で良いとは言い切れません食器の中にはガラス、陶器、木製品、竹製品、プラスチックと様々で同じ方法で煮沸消毒してしまうと割れたり、変形したりしてしまいます。
それを避けるためには混ぜて煮沸消毒するのではなく、素材によって分けて煮沸して尊攘するのを防ぎましょう。
陶器の煮沸消毒とは?
初回公開日:2017年09月20日
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