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2018年10月04日

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

日常生活の中で身近な存在の細菌ですが、その中には人間に有害な細菌も多く存在しています。消毒方法は色々ありますが薬害等を心配しなくても良い消毒方法が煮沸消毒です。煮沸消毒は昔から行われている方法であらゆる物に対して適応がありもっとも安心な消毒方法です。

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

煮沸消毒の効果ってどんなもの?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

今では様々な消毒方法が発達しましたが、消毒の方法が確率していなかった時代では、主に消毒の方法として利用されてきたのが煮沸消毒です。この方法が確立されたのは18世紀に細菌やウイルスが発見されてからですから、約200年程前になります。

煮沸消毒では細菌を死滅させる事で病原体から感染を防ぐ事が出来、様々な消毒方法が発達した今でも行われている消毒方法です。煮沸消毒は特別な器具や装置がなくても、やり方さえ間違わなければ誰でも簡単にする事が出来る消毒方法です。

煮沸消毒はどうして減菌なの?

煮沸消毒で得られる効果は減菌であって滅菌ではない事を知っておかなければいけませんいけません。煮沸消毒では沸騰したお湯での消毒になる為、水の沸点の100℃以上には温度が上がりません。その為、100℃を越える温度で殺菌しなければいけない細菌に関しては効果がなく、残ってしまいます。

煮沸消毒の対象物から殺菌出来る菌は全てではないので煮沸消毒で得られる効果は滅菌ではなく減菌と言う事になります。

食中毒の菌は煮沸消毒で殺菌できるの?

食中毒の菌は100℃で殺菌できるものが多く家庭で予防する時には煮沸消毒で効果が出ます。食中毒の菌は殆どが多少の温度差はありますが、100度以下で死滅するのでまな板等、煮沸消毒できる物はやっておく事で食中毒が防ぐ事が出来ます。

食中毒の中でも有名なノロウイルスが80度以上で1分間の加熱で死滅する事がわかる様に100℃で出来る煮沸消毒は殆どの食中毒を予防する事が出来ます。

煮沸消毒で防げない食中毒はあるの?

細菌の中には100度以上でなければ死滅させることが出来ない菌もいて、食中毒菌の中にも存在します。芽胞と呼ばれる菌を守る細胞構造を持つ細菌は熱に強く、菌によって差は出てきますが120~180℃の温度で加熱しなければ殺菌出来ません。

つまり、沸点が100℃の煮沸消毒では芽胞を持つ細菌を死滅させる事が出来ないという結果が導き出されます。

煮沸消毒で防げない菌とは?

煮沸消毒で殺菌が難しい菌で身近な物にウェルシュ菌があります。ウェルシュ菌は自然界に広い範囲で生息している為、食品や容器に完全につかない様にする事は不可能に近く、煮沸消毒でも死滅しない為防ぐ事が出来ません。

他にもセレウス菌やボツリヌス菌があり、こちらも煮沸消毒で滅菌は芽胞に包まれている為に出来ませんが、他の消毒方法で滅菌が可能になっています。

煮沸消毒はすぐ使う物にだけ役に立つの?

食器や調理器具等の煮沸消毒では目的が食中毒の予防でしたが、他にも食品の保存容器を煮沸消毒する事で雑菌の繁殖を防ぎ長く保存を可能に出来ます。主にジャム等のビン詰めを作る時に用いられ、長期保存を可能にする事が出来る為昔から家庭でもされてきた方法です。

すぐその場で使う物の消毒や、食中毒の予防の目的だけでなく、食品を安全に保管する為の殺菌方法として簡単にできる殺菌方法として長く煮沸消毒は利用されてきました。

食中毒を起こす細菌などの煮沸消毒って?

ウエルシュ菌やボツリヌス菌などの芽胞を持ち、煮沸消毒でも殺菌できない菌を除き、食中毒のはその殆どが100℃以上で死滅します。食品の加熱では中心温度が75℃で1分以上の加熱となっていますが、食器や調理器具が汚染されている場合は違ってきます。

食器、調理器具、付近、白衣は80℃では5分以上、85℃以上では1分の煮沸消毒で減菌できます。食器や調理器具などの中には100℃までの温度に耐え切れない事があるので、80~85℃での煮沸消毒を覚えておくと役に立ちます。

毎年話題になるo‐157に効果はあるの?

食中毒の中でも毎年話題に上る、o-157ですが、消毒がきちんと出来ていれば中毒になる恐れはありません。o-157は100個の菌が体内に入っても症状が出る事のある強力な食中毒菌で、酸に強く口から胃に入っても生き残ります。しかし、熱に弱く食品の調理では75℃以上1分の加熱で殺菌する事が出来る為、煮沸消毒はo-157に適した消毒方法になります。

食品の加熱後に触れる食器や器具などは煮沸消毒する事で確実にo-157を殺菌する事が出来ます。加熱処理された食品は再加熱がない以上は菌の繁殖に適したものになりますが、食器や器具等からの汚染がない限り危険ありません。その為、器具の消毒が中毒を起こさない為に必要になってきます。

ウイルスって煮沸消毒が効果があるの?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

ウイルスの中にはエンベロープという細胞膜の様な役割を持つ物と持たない物がいてそれによって煮沸消毒の時間に差が出ててきます。

エンベロープを持つ身近なウイルスは?

ウイルスと言えばインフルエンザウイルスが有名なウイルスですが、感染経路は飛沫感染と接触感染です。飛沫感染は、咳やくしゃみで飛び散ったウイルスが体内に入る為に起こり、接触感染はウイルスを持っている患者との接触が原因です。ですが、咳やくしゃみで飛び散ったウイルスは空気に触れても死滅する訳ではなく、24時間から48時間生きたまま空中を漂うか物に付着してしまいます。

インフルエンザの感染は近くにウイルス保有者がいなくても、ウイルスの付着している物に触れる事でも感染します。インフルエンザウイルスに汚染された物で煮沸消毒できる物は、80℃以上で10分の煮沸消毒で死滅させる事が出来ます。

エンベロープを持つウイルスの煮沸消毒って?

エンベロープを持つウイルスにはインフルエンザ、B型・C型肝炎ウイルス・RSウイルス等がいます。エンベロープを持つウイルスは98℃で2分の加熱で死滅しますが、沸騰したお湯に入れてからの煮沸消毒の場合は器具自体が温度を上げるのに4分が必要となる為98℃6分以上の煮沸時間が必要となってきます。

エンベロープを持たないウイルスの煮沸消毒って?

エンベロープを持たないウイルスではアデノウイルス、A型肝炎ウイルスがあります。A型肝炎は100℃で5分の煮沸で死滅させる事が出来、アデノウイルスでは100℃で3秒の煮沸消毒で殺菌出来ますが、どちらも煮沸消毒する物の温度が上昇する迄の時間を5分必要とするので5分プラスした時間が煮沸消毒の時間になります。

ウイルスの煮沸消毒の時間がバラバラなのは?

ウイルスの煮沸消毒の時間がバラバラなのは、ウイルスの特性によって熱に強いか弱いかがでくるからです。エンベロープを持たないウイルスと持つウイルスとでは消毒に対する耐性が違い、消毒方法も変わってきますが、煮沸消毒ではウイルスでは種類別にはばらつきがありすぎるので、どのウイルスにも効果のある方法で煮沸消毒を行う事が理想的です。

ウイルスを死滅させるには98℃いようで15分から20分の煮沸で死滅するので、この方法であれば死滅させる目的のウイルスだけでなくどのウイルスに汚染されても煮沸消毒で対応できます。

どんな物が煮沸消毒できるの?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

煮沸消毒をする為には100℃の熱湯に最低でも5分以上耐えれるものである事が前提になってきます。100℃以下で変形や割れが生じるものでは煮沸消毒後に使う為の役割が果たせない為、消毒をするだけ無駄になってしまうからです。

瓶や布、プラスチック製品、金属等何でも消毒出来ます。熱に対する耐久性と、煮沸消毒する時に使う道具との相性などを考慮して煮沸する事が出来れば煮沸消毒が出来ない物はありません。

煮沸消毒の危険性って?

煮沸消毒は確かに多くの細菌を死滅させるのに有効な消毒方法ですが、危険も潜んでいます。煮沸と言うのは文字が表す通り、物を煮るという事ですが煮沸消毒の場合は食品ではなく食器等の物を指します。様は物を煮て殺菌しましょう、と言う行為が煮沸消毒なのです。

物を煮るという事はその物に含まれる成分に熱を加える事で水中に溶け出す可能性もあるという事です。物によっては毒性を持ち人体の有害な物もあり、せっかく細菌やウイルスの脅威を取りある事が出来ても、消毒した物からでた毒で体を壊す危険性があります。

煮沸消毒が出来ない物ってどんなもの?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

煮沸消毒出来るもの中にプラスチック製品がありますが、プラスチック製品の中には煮沸消毒をする事で有害な成分が出てくるものがあります。

プラスチックのポリカーボネート樹脂という物は色々なプラスチック製品に使われていますが水に弱くポリカーボネートの劣化を促進すると共に体に悪い影響を与える環境ホルモンが煮沸によって出てきます。物にも人にも悪影響が出るので、ポリカーボネート樹脂を使っている物を煮沸消毒する事は避けた方がよいでしょう。

水道水での煮沸消毒が実は危険だった?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

煮沸消毒に使う水は水道水を使う人も多いはずです。消毒されて安全だからと言うのは一番大きな理由ですが、実は水道水にも危険が潜んでいます。水道水にはトリハロメタンと言う物質が存在していて、発がん性が疑われていますが、普通に水道水を飲むのは全く問題がありません。

トリハロメタンは5分間の沸騰で濃度が一気に上がってしまいそのままではトリハロメタンが高濃度のまま煮沸消毒した物に付着してしまいます。しかし、トリハロメタンは10分間の沸騰で蒸発してなくなってしまうので、煮沸消毒をする時には10分以上の煮沸をする事で危険は回避できます。

メラミン食器って煮沸消毒できるの?

メラミン食器は熱に強く、割れにくく軽いととても使い勝手の良い食器ですが、煮沸消毒には制限がかかってきます。メラミン食器は確かに熱に強いですが、煮沸消毒できる時間は2~3分以上の煮沸は出来ません。

長時間の高温には耐えられない為、食器自体が劣化してしまうからです。メラミン食器はお湯を沸かしてする煮沸消毒は時間は短くなりますが可能ですが、電子レンジを使った煮沸消毒は電子レンジ対応のメラミン食器でしか出来ません。

煮沸消毒の方法って?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

煮沸消毒は方法はお湯を沸騰させて物を消毒させるというものなので、その環境が作り出せれば別に火を使わなくても煮沸消毒が出来ます。

煮沸消毒の温度って?

煮沸消毒での温度は水の沸点である100℃でそれ以上に上がる事はありませんが、良く80℃で10分など100℃の沸点に達していないのに煮沸消毒の温度と時間が設定されている時があります。

これは、煮沸消毒する物の耐熱温度で設定された温度と時間なのか、殺菌する対象の細菌が死滅するのに必要な設定温度・時間なのかで意味合いが変わってきます。

耐熱温度で変わる煮沸消毒

煮沸消毒する物がすべて100℃の高温に耐えられるのかというと、中には耐えられない物もでてきます。

プラスチック商品や、メラミン食器などあまり高温に耐性のない物は煮沸消毒の温度を下げて表示されている場合があり、殺菌に必要な温度と煮沸消毒する物の耐熱温度を加味してはじき出された温度です。

細菌が死滅する温度表示?

煮沸消毒で100℃よりも下の温度で煮沸消毒の指示が表示されていても、煮沸消毒する物が100℃を超える温度に耐えられる場合は表示されている温度以上での煮沸消毒をしても何の問題もありません。

死滅させたい細菌が最低でもこの温度で煮沸消毒させると死滅するという一つの目安なので、水の沸点である100℃での煮沸消毒でも問題がありません。

煮沸消毒の時間って?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

煮沸消毒にかかる時間は、煮沸消毒の温度設定と同じように細菌の種類や消毒する物によって変ってきます。

煮沸消毒にかかる時間設定って?

煮沸消毒の時間は煮沸に耐えられる物であれば、細菌が死滅する時間さえ超えれば何分煮沸してもしすぎという事はありません。しかし、煮沸する物によっては割れたり変形したり使う為に消毒したのに使えない事になったては元も子もないので異常な程、長時間煮沸するのはめておいた方が良いでしょう。

どれくらいの時間煮沸すればよいのかは、最近の死滅する時間と物が煮沸に耐えられる時間を考えてその範疇に収まる程度の時間での煮沸消毒が理想的です。

煮沸消毒の時間を決めるには?

煮沸消毒の時間を決めるにはまず、どうしたいかを決めます。特定の細菌を死滅したいのか、残隊的な消毒をしたいのかによって煮沸消毒の時間設定は変わってきます。

特定の細菌をターゲットにして効果を出す為には、その細菌が何度でどれだけの加熱時間で死滅するのかを調べてから時間を設定します。

不特定多数の細菌を対象に煮沸消毒をする場合は100℃で15分~20分の煮沸消毒で十分な効果が得られます。

煮沸消毒は何分が理想的?

煮沸消毒は細菌の熱への耐性によって変ってきますが、煮沸する物から有害物質が出ない事、変形等しない事を大前提として、不特定多数の細菌で中に危険なウイルスも含む場合の煮沸消毒は100℃20分が理想的と言えます。

細菌によっては100℃で3秒程でも死滅する物もいますが、消毒する物に満遍なく熱がいきわたるまで5分はかかる事を考えて細菌の死滅にかかる時間を15分と考えます。しかし、特定の熱に強く20分では死滅しない菌が対象の煮沸消毒であれば指定される従った方が良いです。

レンジで煮沸消毒が出来るの?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

火を使う煮沸消毒は火を使うので小さい子供がいるとやりずらい、火の消し忘れが怖いという事情でなかなか煮沸消毒が出来ない方も多いです。簡単で、子供が手が出せない物で、火の心配や消し忘れを心配しない物と言うと電子レンジを思い浮かべる人も多いと思います。理論的には水を沸騰させる事が出来て、温度を維持出来るのであれば煮沸消毒が可能だからです。

電子レンジでの煮沸消毒は危険?

理論上では出来る煮沸消毒ですが、現実には危険な為実用には向きません。火を使う訳でもなく、四方を囲まれた箱状の中に入れるから安全と思いがちですが、思わぬ危険が潜んでいます。

レンジ内で温められたお湯は沸いたように見えなくても高温になっている事があり、振動で突然沸騰する事があります。他にも火と違い加減が調整でいないので沸騰状態を止められない為レンジの中が水浸しになるという欠点もあります。その為、煮沸消毒は理論上は出来ますが、危険なのでレンジでは出来ないのが実際のところです。

電子レンジで煮沸消毒出来ると聞くけど?

レンジを使っての消毒には確かに水を使う物があり、専用のグッツも売っています。レンジに入る容器に水と消毒対象物を入れレンジで一定の時間加熱する事で殺菌できる上に安全を考えた設計になっている為余程の事がないと怪我をする事はありません。

しかし、正式に煮沸消毒をするとなると消毒する物がお湯の中に入っていて沸騰しているかそれに準じた状態をいい、レンジ用のグッツは残念ながらお湯につかる程水を入れてレンジでの加熱はしません。

少量の水を入れる事で沸騰を沸騰を促し、出た蒸気で滅菌するというのがレンジでの消毒の方法になります。つまり、レンジでの消毒の方法は正確には煮沸消毒ではなく、蒸気で消毒する蒸気消毒になります。

種類別煮沸消毒のやり方とは?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

煮沸消毒には細菌やウイルスの耐性や消毒する物の耐熱性によってやり方や、温度、時間が変わってきます。さらには使う鍋にもよって湯の沸騰の仕方が変わってきます。煮沸消毒のやり方を間違えると火傷をしたり、大惨事になるので消毒する物によって消毒の方法を変える事を忘れないようにしましょう。

煮沸消毒で起こる危険性って?

煮沸消毒というと特別な鍋を使った方がいい気がしますが、実際には何の鍋でも大丈夫です。しかし、時折爆発を思わせる様な沸騰が起こる事があり、これを突然沸騰するので突沸といいかなり危険な状態です。火傷や、煮沸消毒している物が壊れたり、乞われなくても飛び出したりする可能性もあります。

突沸は沸騰時、水分の中にある水蒸気を外にだす空気が不足している為に起きるので、水を入れる時に高い位置から入れたりよくかき回したりする事で水蒸気を外に出す為の空気を水中に含ませ突沸を防ぐ事が出来ます。

哺乳瓶の煮沸消毒の方法って?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

哺乳瓶には昔ながらのガラスの物や最近増えてきたプラスチックのものがあります。ガラスの物は煮沸消毒しても大丈夫ですが、プラスチックは注意が必要になってきます。中には消毒液での殺菌を対象にしている為、高温に対応していない物もあり煮沸消毒に向かない哺乳瓶もあります。必ず、耐熱温度の表示を確認してから煮沸消毒する必要があります。

ガラスの哺乳瓶の煮沸消毒ってどうやるの?

ガラスの哺乳瓶はそのほとんどが厚みがあり対応しているものが殆どですが、煮沸消毒の方法を間違えなければまず割れる事がありません。たっぷりの水の入った鍋に哺乳瓶をつけます、この時に哺乳瓶は立てた時に口の上に水が余裕を持ってきているか確認してから火をつけ沸騰させます。

この時、哺乳瓶の乳首とキャップは耐熱温度や時間の注意がなく煮沸に問題がなければ一緒に入れてから10分~15分煮沸消毒します。それから乳首やキャップに耐熱温度、耐熱時間の指定がある時にはそれに従い、沸騰後に入れてもかまいません。ただ、瓶は急激な温度変化で割れる恐れがあるので必ず水から入れて煮沸消毒しましょう。

プラスチックの哺乳瓶の煮沸消毒の方法は?

プラスチックの煮沸消毒の方法と瓶の煮沸消毒の方法は基本的に同じです。ただし、プラスチックの哺乳瓶の場合耐熱温度と時間が指定されているので必ず確認した方が事故にならずに済みます。

プラスチックの哺乳瓶はガラスの物に比べて傷がつきやすい為、その傷に雑菌がわきやすくしっかり汚れを落としてからの煮沸消毒になります。

哺乳瓶を煮沸消毒した後拭いてもいいの?

哺乳瓶を煮沸消毒してトング等でとりだしたら付近などで拭きたくなってしまいますが、せっかく殺菌したのに拭いてしまうと細菌がまた付いてしまいます。煮沸が終わった後は細菌が付かない様に、清潔な分の上に逆さにして水分が切れる状態で乾かします。水分は熱で蒸発して乾きやすいので決し拭いてはいけません。

哺乳瓶の煮沸消毒の回数や気をつけることは?

哺乳瓶の煮沸消毒を行う時には立てていても横にしていてもかまいません。ただ、瓶の哺乳瓶の場合は沸騰のときに倒れて割れる場合があるので寝かしてから煮沸消毒してください。

煮沸消毒の回数に指定はありませんが、一度煮沸消毒したらしばらく持つというものではないので使う度に煮沸消毒するのが一番よく哺乳瓶の雑菌を殺菌して赤ちゃんを守ることにつながります。

赤ちゃんが大好きなおしゃぶりって煮沸消毒できるの?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

赤ちゃんには必須アイテムともよべるおしゃぶりですが、直接口にくわえる為雑菌が気になりますが哺乳瓶と同様、消毒液につけた物をそのまま赤ちゃんに与えるのには抵抗があります。

しかし、水で洗い流すだけでは雑菌は落とせないので、赤ちゃんに安全におしゃぶりしてもらう為にちょっと手間ですが煮沸消毒する事が大事になります。おしゃぶりの煮沸消毒の時には耐熱温度の確認が必要なので始める前に確かめてから消毒します。

おしゃぶりは耐熱性の物であれば熔ける心配がないので哺乳瓶の煮沸消毒中に一緒に行う事もできます。水から入れる場合は沸騰してから約5分くらいで消毒できます。

哺乳瓶とおしゃぶりの共通の注意点とは?

哺乳瓶もおしゃぶりも赤ちゃんの口に入る為、消毒液や洗剤を使うのが躊躇われますが、煮沸消毒の大前提としてしっかり洗うというのは必要になってきます。もし、洗い残しがあった場合一度は殺菌されても再度そこに空気中の最近が付着して繁殖する事も考えられます。せっかくの煮沸消毒なので効果を最大に引き出す為によく洗ってから煮沸消毒しましょう。

ふきんの消毒方法はどうすればよいの?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

布巾を煮沸消毒する場合は鍋にたっぷりの水を用意して沸騰させます。布巾は厚みそんなになくすぐに加熱されるので沸騰1~2分で殺菌されているのでよく絞って乾かします。

布巾で気をつけなければいけない事はその布巾か何でできているか位で、化繊の物は煮沸消毒に向かず場合によっては溶ける時があるので気をつけましょう。

洗濯してもタオルの煮沸消毒は必要?

タオルは洗濯機で洗う為、煮沸消毒は不要な気がしますが、選択では菌を落としきれてはいません。冷たい水で洗濯する場合、皮脂が固まりその皮脂の中に雑菌が存在しているのが原因ですが、洗濯機で60度以上のお湯での洗濯の場合は皮脂が溶けて雑菌が洗剤によって大部分が流されます。

しかし、日本の洗濯機は殆どが熱湯での洗濯に対応していないのが現状で、その機能を持っているのは殆どが日本では使えない海外の洗濯機になります。

洗濯機で煮沸消毒できないの?

お湯での洗濯できればわざわざ、鍋での煮沸消毒をする必要がないのではと思いますが、海外のもには煮沸消毒に匹敵する温度でがセット出来る洗濯機がありますが、日本ではそこまでの機能のものはありません。

一部60℃までの温度で洗濯できる機能のついているものはありますが、殺菌に必要な温度は最低のものでも75℃以上なければいけません。その為、日本の洗濯機では煮沸消毒に匹敵する洗濯は出来ません。

ちなみに、わざわざ熱湯を洗濯に入れて洗濯しようとは絶対に考えないでください、それをすると洗濯機がその温度に対応できるように作られていないのでまず洗濯が壊れます。

食器はどんなものでも煮沸消毒してもよいの?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

食器といってもいろいろな素材のものがあり一概に同じ煮沸消毒の方法で良いとは言い切れません食器の中にはガラス、陶器、木製品、竹製品、プラスチックと様々で同じ方法で煮沸消毒してしまうと割れたり、変形したりしてしまいます。

それを避けるためには混ぜて煮沸消毒するのではなく、素材によって分けて煮沸して尊攘するのを防ぎましょう。

陶器の煮沸消毒とは?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

陶器で煮沸消毒の時に考えられるのは、急激な温度差でのひびや割れ、沸騰時に食器自体がぶつかって割れてしまう可能性です。陶器の煮沸消毒の場合水から入れることで急激な温度変化を防ぎ陶器の損傷を防げます。

沸騰後のぶつかって割れる可能性がある場合は沸騰後弱火にして熱する事で湯が暴れるのを穏やかにして食器が激しくぶつかり合うのを防ぐ事で割れるのを防げます。温度は85℃以下にならなければ煮沸消毒ができるので火を弱めても大丈夫です。

木製品・竹製品の煮沸消毒って?

食器の中には、木製の物や竹で作ってある物などは、扱いの難しい物く陶器などで心配される食中毒などの菌とは別にカビの心配もある食器になります。

しかし、水分に敏感な食器でもある事から煮沸しても良いか判断の難しいものですが木の種類と、加工方法によって出来るものと出来ないものが存在します。木や竹の加工品はオイルや蜜蝋を塗って水をはじく加工をしてある物と、無塗装の物、ウレタン塗装やガラスコーティングの物があります。

オイル加工の物と無塗装の物は、煮沸の時にオイルは溶け出てしまったり、無塗装にいたっては水がしみこんで割れてしまったりと煮沸消毒は不可能です。ウレタン塗装やガラスコーティングの施された製品は頻繁でなければ煮沸消毒が可能です。

木・竹製品の煮沸消毒の方法?

木・竹製品のウレタン塗装やガラスコーティングされた物は日常で使う内に塗装が薄くなったり、効果が弱くなったりするので煮沸消毒が割れの原因になったりします。

その為、毎日煮沸消毒はできず、温度は100度まで上げないようにして、時間短く調整しなければいけません。木製品は70~80℃までが耐えられる限界なので80℃に調整した鍋に5~6分煮ます。長く煮すぎると割れやそりの原因になるので必ず時間と温度を守りましょう。

器の消毒方法って?

煮沸消毒について|効果/方法・種類別のやり方

器といってもプラスチックの物やガラス、陶器と幅は広いですが、使い捨て物もや薄いガラス製の物は煮沸消毒には向きません。

薄いガラスの物は耐熱ガラスの特殊なものでない限り熱に弱く割れてしまい、使い捨て容器も100℃にたえられる物は少ない上に鍋の縁につくと熔けてしまう事もあります。

プラスチックの物は、素材、耐熱温度、耐熱時間をしっかり調べてから煮沸消毒する必要があります。

保存用の容器の煮沸消毒って?

保存用の容器といえば瓶が有名です、中に入れる物は砂糖漬けだったり、ジャムだったり雑菌が入ってはいけない物は煮沸消毒してまずは容器についている雑菌を死滅させる必要になります。

しかし、瓶は割れる心配がある為鍋の中に布巾を引いてその中に瓶を寝かして入れて沸騰後5分以上煮沸消毒します。

きれいな布巾の上で乾かした後に、中に入れた物が加熱しても大丈夫なものなら鍋の底に揚げ物の時に使う油きりの網(未使用が好ましい)を入れ瓶の半分より少し上にまで水を入れて、沸騰後弱火で15~20分加熱します。

加熱が終わったら水を鍋に足し50度前後まで温度を下げてから鍋から引き上げます。こうする事で中に入った食品も煮沸消毒して長期に保存出来る様になります。

プラスチックの煮沸消毒とは?

プラスチック用品は何の樹脂で出来ているのか、100℃以上の温度に耐えられるのかと、調べなければいけない事は多いので、面倒かも知れませんが安全に煮沸消毒をする為には必要なので必ず確認しましょう。

プラスチックは100℃以上の温度に耐えられる物でも、熱された金属に触れると熔ける可能性があるので鍋の下に布巾を敷き大きな鍋で鍋の金属部分にプラスチックが触れないようにして、沸騰から5分間の煮沸で消毒できます。

煮沸消毒の鍋は何を使えばいいの?

煮沸消毒に使うのに種類は何でも大丈夫で、ステンレスであっても、アルミであっても水を沸騰させることが出来て煮沸消毒する物が完全に水没することが出来るのなら形も問われません。

しかし、食器など口に入れるものは良いのですが靴下や下着などを食べ物を煮る鍋を使って煮沸するのはやはり抵抗感があります。また、鍋に油が残っている可能性もあるので煮沸消毒には専用の鍋を用意したほうが良いでしょう。

コンタクトって煮沸消毒できるの?

コンタクトレンズがもしも煮沸消毒出来れば、再利用も可能になります。実は、コンタクトレンズは専用の煮沸機であれば煮沸消毒が可能でその方法も2種類あり、煮沸消毒とつけ置き洗浄を同時にする方法とこすり洗いをしてから煮沸消毒をする方法があります。ソフトコンタクトのケアとして日本コンタクトレンズ学会も推奨しているやり方です。

コンタクトレンズの煮沸消毒の方法って?

煮沸消毒の洗浄してから煮沸消毒する方法では洗浄液で傷がつかない様にやさしく洗いレンズの汚れを落として専用のレンズケースに入れてケースごと煮沸機に入れ、電源プラグをコンセントに差し込むと自動で洗浄が始まり、2時間で終了します。

洗浄と煮沸と同時に行う時はつけ置き洗浄用の酸素剤と、保存液をケースにレンズと一緒にいれ、煮沸器の電源をいれます。

しかし、この方法だと汚れが残る時があるので出来れば洗浄後の煮沸消毒が理想的です。コンタクトレンズは煮沸消毒の乾かす作業はないので終わってもケースから出して乾かしてはいけません。

水筒の消毒方法って?

水筒の煮沸消毒では中かきれいに洗えているのか、パッキンは煮沸消毒する時にどうしたらよいのか不安になる人も多いと思います。

水筒の中身底や上部の曲線部分にたまる汚れは雑菌の温床なのでか必ず洗い流してから煮沸消毒しましょう。

水筒がプラスチックの場合耐熱温度によっては煮沸消毒できない物もあるので注意が必要ですが、100℃以上の耐熱があるものであれば、沸騰後10分の加熱で十分殺菌できます。

ステンレスの水筒は煮沸消毒はできないので、沸騰したお湯をステンレスの中にあふれる程流し込み置いておくと保温効果が高いので殺菌できます。ただし保冷専用のものに熱湯を注ぎ込むと壊れるのでやめましょう。

医療でも煮沸消毒って行われるの?

日本では器具やリネン等の滅菌に使われるのは消毒液等他の消毒方法が主体でにな煮沸消毒に限定されて行われなくなりました。

その理由として煮沸消毒は時間がかかり、完全な滅菌が難しい為処理出来る高圧蒸気滅菌や乾熱滅菌が高温で処理出来る上に煮沸消毒に比べて掛かる時間もコストも安く押さえられる為です。

しかし、まったく行われていない訳ではなく、発展途上国など海外の医療関係の現場では消毒液などは高価な上いつでもあるとは限らない為、今でも煮沸消毒が中心で行われています。また、日本以外の国では病院での煮沸消毒が中心の国もあり煮沸消毒は医療にも大きく貢献しています。

煮沸消毒のまとめ

煮沸消毒の歴史は200年前と以外に歴史は若いですが、それは煮沸消毒という認識ができてからの事で、何気なく生活に溶け込みジャムの保存など古くからされてきたようです。

煮沸消毒では耐熱性があり、熱を加える事で毒性を発しない物であればなんでも煮沸消毒できる、万能の消毒方法で老若男女が安心して消毒した物を使える利点も備えています。しかし、昔と違い煮沸消毒をする対象物は様々で中には加熱する事で毒性を発生させる物まで出てきました。

煮沸消毒が万能とはいえそれは細菌やウイルスに対してで毒に対しての解毒効果はありません。細菌は死滅させられても細菌の出した毒素を煮沸消毒では解毒できないのを念頭いれまずはしっかり洗ってから煮沸消毒をする事が大事になってきます。

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