子供部屋の収納アイデアとdiyする方法|小学生/中学生
更新日:2020年10月09日
子供部屋の良い収納アイデアって?
多くの子供たちは片付けが嫌いです。よほど良い子ならともかく、親が言わなければ遊んでそのままにしてしまいます。しまいに子供部屋は荒れ放題なんてこともよくあります。片付けていない部屋は危ないですし、子供の将来にとってもいいことではありません。
小さい頃から、子供部屋を片付けるとこんなに便利だよ、ということを教えてあげる必要があります。子供部屋を与えるのは小学生になってからのことが多いですから、その頃になったら収納を用意して片付けぐせをつけるようにしましょう。
小学生のための収納は?
小学校は六年間もあります。低学年と高学年では、当然子供の好きなものが変わってきますから、収納も必要に応じて変える必要があります。
また、普段着る衣類は子供部屋に置いておく方が便利です。わざわざタンスまでとりにいくなんてことは、親も子供もしたくはありません。
以下、低学年と高学年に分けてどのように収納を用意すべきかを考えてみます。
まだ幼い小学校低学年では?
この時期の子供は、まだ幼いですし、子供部屋に危険なものも置けません。収納するだけの持ち物もそれほどは多くないはずです。
子供の持ち物といったら教科書、ランドセル、あとは遊び道具です。それだけ分別して収納できればそれで良いです。自立式のフックを子供部屋に用意しておくと収納が楽です。ランドセルや帽子、衣服などを掛けておけますし、子供も掛けるだけならすぐに慣れて自分からやってくれるはずです。
まだ親から離れたくない気持ちがあるので、子供部屋に入り浸る時間も短いです。ずっとリビングにいる子もいますが、徐々に独立させていきましょう。また、子供の成長にしたがって子供部屋の収納用品もやがては買い換えることになりますから、ごく安価なセット用品ですませてしまいましょう。
成長し背も伸びた高学年には?
小学校高学年になると徐々に持ち物が増えていきます。学校のクラブの持ち物や外着、サッカーや野球をやる子はそのための用品、スポーツウエアなどを収納するスペースが必要になり、クローゼットの広さにもよりますが、より多くの収納スペースが必要になることがあります。
そんなときは、子供部屋に高さの異なる段をもつ収納ボックスがあると便利です。丈の長い衣服は高さのあるところにハンガーでかけておき、ボールなどは下の方に置いておくと便利です。その子の趣味にもよりますが、小物も増えてくるので、それも一緒にしまっておきましょう。
できれば使う頻度の高い物ほど、下の方にあるのが好ましいです。そうしないと、やがて面倒になって中はぐちゃぐちゃなんてことになりかねません。これでは、せっかくお金を出して収納を購入する意味がありません。
思春期の中学生の部屋は?
この頃になると思春期を迎え、趣味も確立されてきます。子供によってはギターなど楽器をもちこんだり、オーディオ機器をおいたりするはずです。また、本が好きな子は本棚が必要です。音楽CDも集めたりし始めますので、本棚と兼用するのが良いです。
本棚は地震が起きたとき倒れる危険性が高いです。子供部屋に子供がいたら、と考えると背が高く子供部屋の天井で本棚を支えられるものが望ましいです。どうしても低い本棚であれば、突っ張り棒などで天井との間を埋めておきましょう。突っ張り棒は徐々に緩んできますので年に一度くらいは締め直しが必要です。
オーディオやパソコンにを収納するには、大人は専用のラックを用いますが、子供部屋用ならデスクに置いた方が便利です。それほど高価なオーディオを子供部屋に置くこともないですから、安価なもので十分です。音楽を聴きながら勉強する子供もいるはずですので、デスク兼用にするというのもよいです。
子供部屋のコーナー部にデスクを用意すれば、パソコンや小さめのオーディオを十分置けますし、ノートや筆記用具も一緒に収納することもできます。オーディオやデスクトップパソコンは粘着シートなどで固定しておかないと、地震のときに大変なことになります。固定は必ずしてください。
椅子も様々な価格のものがありますが、成長期ですから安価な物で買い換えを考えた方がいいでしょう。
中学生にはプライベート収納を
思春期で微妙な年頃です。親に言えない秘密もたくさんあります。親がどかどかとプライベート空間である子供部屋に踏み込んだり、収納を覗いたりしたら傷つきます。親にしてみれば子供のすべてを把握しておきたい、という気持ちはありますが、子供たちが大人に向かって成長しはじめる時期でもあります。
親は些細なことだと思っていても、彼ら彼女らにしてみれば、とても大切に感じているはずです。プライベートな収納を用意してあげると、喜んでくれるでしょう。
初回公開日:2017年09月19日
記載されている内容は2017年09月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。