日本酒ベースの梅酒10・梅酒に適した日本酒10選
更新日:2020年09月18日
日本酒ベースのおいしい梅酒の作り方
砂糖なし
砂糖なしでも梅酒は作れます。作れますが、梅のエキスを抽出するのに時間がかかってしまいます。また、カビが発生したり腐敗の原因にもなります。梅酒を造る際に砂糖を使用するのには、次のような理由があります。
氷砂糖
梅酒を造る時に氷砂糖を使用しますが、それには理由があります。一つ目は、浸透圧によってアルコール分を果実に浸み込ませ、エキスを抽出する働きです。梅の糖度と氷砂糖の糖度の違いが、浸透圧を生み出してくれるからです。
二つ目の理由は、氷砂糖を入れることでカビや腐敗から梅酒が守られることにあります。梅酒を作る際は、氷砂糖を使用しなくても可能ですが、梅のエキスの抽出にかなりの時間が必要になります。焼酎や日本酒の香りがきつくなるというデメリットもあります。
はちみつ
氷砂糖で作った梅酒と、はちみつで作った梅酒の違いは、甘味におけるコクの差です。氷砂糖の場合は甘味成分だけですが、はちみつを使用すると特有の風味が加わります。
梅酒の仕上がりの違い
日本酒ベース
梅酒というとホワイトリカー(甲類焼酎)というイメージでしたが、ここ最近日本酒ベースの梅酒が多数登場してきました。焼酎と比べて、低めのアルコール度数(12度前後)に、日本酒ならではの柔らかな味わいがの秘密です。
ですが、日本酒をベースに自宅で梅酒を造る場合、法律に触れないよう気をつける必要があります。国税庁は『酒類と他の物品を混和し、その混和後のものが酒類であるため、新たに酒類を製造したものとみなす』と定めています。ただし、販売目的でなく自分で楽しむ分には、酒類の製造にはならないので安心してください。
焼酎ベース
家庭で作る梅酒に必要な材料は、梅、氷砂糖、ホワイトリカーでした。ホワイトリカーは甲類焼酎になるので、梅酒は焼酎で作るものというイメージが定着してしまいました。最近では、今回紹介する日本酒ベース、ブランデー、ラム酒、ウォッカベースの梅酒も発売されています。
ブランデーベース:十勝ワイン「梅酒ブランデー仕込み」500ml
十勝ブランデーの原酒に北海道産の青梅を漬け込みました。ブランデーベースの梅酒は、クラッシュアイスのロックやソーダ割が似合います。ブランデーが梅の香りを引き立ててくれます。
ブランデーの風味がじつに豊か。ショットグラスで冷やしたのをくいっといくのもアリ、ソーダで割って軽めに杯を重ねるのもアリ。男性でも美味しく呑める一品かと思います。ボトルデザインも綺麗でいいですね
出典: https://www.amazon.co.jp/%E5%8D%81%E5%8B%9D%E3%83%AF%E3%8... |
梅酒に適した日本酒10選
初回公開日:2017年12月19日
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